毎年お気に入りのフォトスタジオで家族写真を撮ってもらうことのススメ
子どもが産まれると、お宮参りや初節句、誕生日、七五三など、フォトスタジオで記念になるような写真を残したい、と考えるママは多いのではないでしょうか。今回は、広島市内にある2つのフォトスタジオで定期的に写真を撮ってもらっている私の体験談をご紹介します。
結婚以来の我が家の文化「毎年1枚は家族写真を撮る」
結婚後半年で一人目を授かった私たち夫婦。結婚1周年の記念日を迎える時期には、妊娠5ヶ月頃に行う「戌の日」で安産祈願に神社にお参りに行っていました。段々大きくなるお腹を見て主人が「フォトスタジオに写真を撮りに行こう!」と一言。妊娠後期になってからマタニティフォトを兼ねたスタジオ撮影に行ったことがきっかけで、「毎年1枚は必ず家族写真を撮る」という文化が我が家に根付きました。私の実家も主人の実家も、フォトスタジオで写真を撮ってもらうのは、七五三や成人式などの大きい行事のときだけ。「毎年必ず家族でフォトスタジオを訪れる」という主人の強い希望は、最初は奇抜なアイディアに思えたことを覚えています。
大変でも撮り続けてよかった家族写真
「毎年家族で写真撮影」と一言でいっても、我が家の場合けっこう大変でした。次女はそうでもないのですが、長女は大の写真嫌い。幼稚園の入学式や親族で集まったときなどの集合写真では、怒って逃げ出したり、座り込んで動かなかったり、顔を隠したりと、あの手この手で写真撮影を拒絶。あまりの拒絶ぶりに「もうかわいそうなので長女はいいです」と長女抜きで親族写真を進めてもらうこともたびたびありました。
母親からスマホを向けられたときと男性のカメラマンさんから一眼レフカメラを向けられたときでは、長女の緊張度も異なるのでしょうね。スタジオでの撮影となると、カメラの前に来てもらうだけでも一苦労です。笑顔を引き出すのは二の次三の次、顔が写ってさえくれればまだよいかなくらいの勢いなので、家族写真の撮影は毎年難航しました。それでも、結婚式のときからお世話になっている馴染みのフォトスタジオでは、スタッフの方も長女の性格に合わせて機嫌をとってくれたり、ほんの数秒前を向いたときを逃さずシャッターを切ってくれたりと、うまいこと写真を撮って下さいました。奇跡的に長女がニコッとしたときの写真を撮ってもらえたときは、「かわいい写真を残してもらえたな」と思わず涙したことも。そうして残った家族の歴史を見返してみると、長女がむすっとした表情の年の写真も含めて、そのときのドタバタも思い返されて感慨深いものがあります。撮影は大変だったけれど、毎年家族写真を撮っていてよかったなと心から思っています。
撮ってほしい写真のテイストに合わせてフォトスタジオを選ぼう
さて、そんな我が家のフォトスタジオでの撮影に変化が訪れたのは2018年の夏。縁あって別のフォトスタジオさんで、長女のスナップフォトに近い写真撮影をしてもらったことがきっかけです。
毎年家族写真を撮ってもらっているフォトスタジオは、小1時間程度以内でかっちりした記念写真を撮影するのが主でしたが、新しいフォトスタジオさんは衣装やメイク、ヘアも合わせて会話しながら2時間以上かけてゆっくり撮影をしていくスタイル。また、子どもの写真を撮ることに主眼が置かれていたので、親や別の兄弟の参加はなし。さらに、スタッフは全員女性。そのことが長女にとってはよかったのか、カメラマンやスタッフの方との会話を通して徐々に信頼関係を築きながら、普段着ないお姫様みたいなドレスやメイクを楽しみ、子どものペースで撮影を進めていったのでした。出来上がった写真は、まるで雑誌の中の一コマのよう。自然な笑顔やポーズで、長女らしさが引き出された写真の数々を見て、母の私は思わず号泣。それまでの長女からは考えられないほど撮影そのものを楽しんでいたことも嬉しかったです。この経験から、フォトスタジオによって目指している写真のテイストが異なることを実感。なので、かっちりした集合写真を撮ってほしいのか、自然な雰囲気の子ども単体の写真を撮ってほしいのかなど、撮ってほしい写真のテイストに合わせてフォトスタジオを選ぶことをおすすめします。
気楽にフォトスタジオを活用してみよう
お宮参りや七五三など、子どもの行事の記念でフォトスタジオを訪れる家族は多いと思います。毎年家族写真を残すためや、夏休みの思い出に子どものスタジオ写真を楽しむためなどの理由で気楽にフォトスタジオを活用してみるのもおすすめですよ。
担当ライター