私の子育て体験談!これってどもり?第2子出産後の息子の気になる変化
第2子出産後に息子の言葉に変化が。これってどもり?精神的なもの?ちょうどナイーブなタイミングだったため心配の種になりました。広島で2人の子育てに奮闘する私の体験談エピソードをご紹介します。なお、これはあくまで私の体験談です。同じような症状でお悩みの方は自己判断せず、専門の医師などに相談されることをおすすめします。
出産後、気になり始めた息子のどもり
息子がもうすぐ4歳という時期。広島で第2子である娘を出産しました。初めての妹の誕生にナーバスになっていた息子。ちょうど出産前後くらいのタイミングで、息子の言葉にどもりの症状が見られ始めました。どもりとは、発音がスムーズにならない症状。今までスムーズに出ていた言葉を発音する際もすごく難しそうに発生するようになりました。例を挙げると、ばぁばという発音が「ば、ば、ば、ば、ば、ばぁばが……」といった具合です。
ときにはよほど発声しにくいのか顔を真っ赤にして、言葉を絞り出すような状態のこともありました。
出産後は里帰り出産先のじぃじ、ばぁばとほとんど遊びたがらず、私にべったり状態だった息子。どもりの症状が見られたのはちょうどそんなタイミングと重なったこともあり、旦那ともども心配になってしまいました。インターネットなどで調べるも、はっきりとした原因はわかっていないとのこと。精神的な要因もあるかもしれないという情報もあり、娘の誕生がよっぽどストレスだったのかと不安がつのる一方でした。どこかに相談に行った方がいい?と思いつつも、久しぶりの新生児がいる生活や2人育児などに追われる日々。心配しつつもそのまま様子を見ながら、できるだけ息子優先で過ごすようにしていました。
どもりは2ヶ月たっても変わらず!
出産から1ヶ月で自宅に戻り、今まで通りの日常が戻ってきました。里帰りしていた時には初めてのお泊りや独り占めできないお母さんに対し、ナーバスになっていた息子。家に赤ちゃんがいる状況にも多少は慣れてきたのか、徐々に落ち着きが見られるように。以前のように保育園にもまた通いはじめました。
しかし、時折どもりが出る状況はやっぱり変わらず。保育園の先生に相談したところ「前よりも言葉のバリエーションが増えています。伝えたい気持ちや新しい情報が頭の中でいっぱいになって、上手く発音できない状態なのかもしれません。ちょっと気を付けて様子を見てみましょう!」という返答をいただきました。確かに、ここ数ヶ月「なんでなんで」といろいろな質問が増えていた息子。言われてみれば、息子の知識や語彙はグッと広がっていたような気もします。先生に相談できたことで、とりあえず私の気持ちも落ち着くことができました。また、先生からのアドバイスは「言葉を急かさない方がいい」とのこと。どもっていることを意識させてしまうと、焦らせてしまうことにもなりかねません。息子の言いたい言葉を先回って出すなどはせず、普段よりも時間のかかる息子の言葉をしっかりと待つよう心掛けつつ様子を見ることにしました。
自然に落ち着き を取り戻す
再び通いだした保育園生活にも慣れ、私も少し2人育児のペースがつかめてきた3~4ヶ月後。もちろん難しい場面もありましたが、心掛けていたのはできるだけ息子優先ということと、言葉を急かさずしっかり話を聞いてあげることです。
そんな風に日々の子育て生活に奮闘していると、「あれ、最近どもっていないかも!」と気が付きました。いつの間にか息子のどもりが減少。息子の気持ちが落ち着いたからなのか、頭の中の整理がついたからなのかは定かではありませんが、スムーズに言葉が出る状態になっていました。本当に自然に治り、家族みんなで一安心!とりあえずよかったと、ホッとすることができました。
あれ、再び?落ち着いたと思ったら
どもりが治ったと思って一安心も束の間、さらに1~2ヶ月後にまたどもりの兆候が。このときのどもりは、本人も言葉が出にくい自覚があった様子です。「あれ!あれだって!母さん言って?」なんてあえてその言葉を出そうとしないような場面も多々ありました。「ゆっくりでいいよー!ちゃんと聞いているよ。」なんて言いつつ、また根気よく息子の言葉を待つ日々。
しかし、今回は1~2ヶ月程度でまたスムーズに言葉が出る状態に戻りました。原因はもちろんわかりませんが、うちの息子の場合は娘出産に伴う精神的なものと語彙力が増えたタイミングが重なったことによるものだったのかなと感じています。感受性豊かな息子が、いろいろな知識が増えたことと兄弟が増えたストレスで、一時的にオーバーヒートしてしまったような気がします。今では言葉もスムーズで、以前よりも会話力がアップしました。生意気なことも言うようになりましたが、「お母さん大好き!」なんて言ってくれるまだまだかわいいお年頃です。息子とのたくさんの会話が毎日楽しくて仕方ありません。
子どものどもりは気長に対処
子どもの成長過程はそれぞれ異なりますが、うちの場合のどもりは一過性のものだったようです。原因や対処法の是非はわかりませんが、言葉を急かさず、息子の話をしっかり聞いてあげたのがよかったのかなと思っています。息子の気持ちや様子を心に刻みながら、広島での子育てを思い切り楽しんでいきたいです。
担当ライター