2人目不妊だった私が、結果3人の母になった体験談
1人目は、欲しいと思った時に妊娠することができました。2人目もすぐに授かれるだろうと思っていたのになかなかできず。諦めたころに授かった2人目は1人目出産から7年経過していました。広島でママライターをしている私の妊活エピソードを紹介します。
そろそろ欲しい…軽く考えていた2人目の妊娠
1人目は、籍を入れる前に妊娠。いわゆる授かり婚でした。そのため、2人目もすぐに授かれるだろうと、軽く考えていました。
何歳差にしようか…子どもは、3人は欲しいね…と夫と夢を膨らませていました。しかし、1人目の出産が、トラブルありの出産だったため、ある程度大きくなるまでは、しっかり見てあげたいと思い、5歳は空けようと考えていました。
1人目が幼稚園に入り、2歳差、3歳差で妊娠、出産するママ友たち。焦りがなかった訳ではありませんでした。が、5歳は空けたいからと、あまり気にせず過ごすようにしていました。今から思うと私は、5歳は空けると言いながら早く授かりたかったのかもしれません。1人目の通っていた園では、その当時3人兄弟が大半を占めていて、1人っ子は、ごく一部でした。また、幼稚園ということから、役員という大役があります。通っていた園では、下に小さな子どもがいない人が役員になるという習慣がありました。そして、役員になると、妊娠できるというジンクスまで。子どもが年長になり、1人っ子の母だった私は、年長の間に妊娠したいという思いもあり、役員を引き受けたのです。
かなか授かれず、産婦人科受診してみる
子どもが年長のときに、ジンクスを信じ役員になった私ですが、なかなか授かることができませんでした。幼稚園に通っている間に、どうしても妊娠したかった私は、アプリを使って体調管理をしたり、基礎体温を測ったり。でも数ヶ月経過してもなかなか思うような結果は出ません。少しの体の変化も見逃したくないと毎日、気を張っていました。リセットの度に落ち込むので、基礎体温の測定はやめたり、気にしないようにしてみたりしました。しかし、年長の夏休み頃になっても、なかなか良い知らせを聞くことができません。精神的にもきつくなってきた私は、ついに産婦人科を受診することにしました。受診したのは、本格的に不妊治療をしているところではなく、普通のクリニックです。先生と相談し、1人目を自然妊娠しているので、「まずタイミングとホルモン注射でやってみましょう」ということになりました。
半年間の妊活
クリニックには月に2~3回通いました。排卵のおおよその日にちを調べ、排卵の前後に黄体ホルモンの注射をします。そして、待ちます。クリニックに通ったからといってもなかなか授かれる訳でもなく。長いような短い1ヶ月を過ごします。しかし、幼稚園の役員の仕事や日々の忙しさもあり、忘れられる時間も多かったように思います。クリニックに通い、注射をしているとはいっても、基本ゆるい妊活。私は、ホルモン注射で、結果が出なければ次のステップへ進むことは考えていませんでした。夫も本格的な治療に入ることは望んでいませんでした。半年を過ぎ、そろそろ次のステップと先生から話があり、夫と話し合い「そろそろ止めよう」いうことになりました。よく、妊活を休んだり、止めたりすると授かれると聞きますが、我が家には無縁のようでした。
妊活中に、趣味を見つけた私は、1人目の手も離れつつあったこともあり趣味に没頭することに決めました。
もう1人でいいやと諦めたころに…妊娠発覚
私が見つけた趣味は、K-POP。好きなアーティストのコンサートやライブに行くこと。子どもをママ友や夫に預け、広島から大阪へ行ったり、東京へも行ったり。幼稚園の卒園式前日にも東京に一泊1人旅へ出かけていました。
楽しい趣味を見つけた私は、毎日が楽しくて仕方ありません。2人目の妊活のことはすっかり忘れていました。子どもが小学生になり、子育てが楽になってきた私は、夏休みに子どもを連れ友だちと一緒に、韓国旅行へ行くことを決意します。そして、旅行から帰ったら何か体調がおかしい…と感じ検査してみました。
結果は、なんと陽性。「びっくり」という感情と戸惑いが同時に。趣味を見つけ、毎日楽しく過ごしていた私は、一瞬何が起こったのか理解できません。しかし、待望の第2子。徐々に嬉しい感情が出てきました。県外のライブへ行くことは、しばらくできないことが残念なこと以外はとても嬉しく、出産が待ち遠しかったです。しかし、どうしても行きたいライブが地元で、産後2ヶ月であるということがわかりました。夫に協力してもらい行くことができましたが、ライブの最中におっぱいがカチカチになったのは言うまでもありません(笑)
そして、第2子出産から2年後…第3子を妊娠することになります。計画も何もしていなかった3人目。突然のことでまた驚きでした。
お母さんが楽しむことで奇跡が起こるかも
今回の妊活を通して、母の心の安定が大事だと思いました。まさか、2人目不妊だった私が、3人の母になれるとは思ってもみませんでした。妊娠、出産は奇跡だということがよくわかりました。これからも、子どもたちが成長していけるよう、サポートしていきたいと思っています。
担当ライター