大人数でトライ!ママ&子どもたちだけで出かけた弾丸子連れ旅行記
子連れでの旅行は、子どもたちに楽しい思い出を作ってあげられる一方で、大人にとっては大変なことも多いイメージがあるもの。子どもが楽しめるようにということはもちろん、疲れないようスケジュールを立てなければいけないので、計画すること自体おっくうに感じてしまう人も少なくありません。
子連れ旅行に大変なイメージを持っている人は、友だちと行く子連れ旅行がおすすめ!今回は、大勢で広島の観光名所“宮島”へ旅行したときの体験記とともに、友だちとの子連れ旅行のメリットをご紹介します。
第二子妊娠中に仲良しグループでの子連れ旅行を計画
長女が4歳目前のある日、仲のいい友だちから宮島への弾丸旅行計画を提案されました。当時私は第二子を妊娠中。妊娠7ヶ月を迎える頃の旅行となりますが、出産したあとはなかなかこんな経験ができないかもしれないと思い、「行く!」と即答しました。
子連れ旅行の経験がほとんどない私にとって、友だちからのお誘いはとても魅力のある計画で、旅行当日が来るのを首を長くして待っていたのを覚えています。
旅行へ行くメンバーが決定したあとは、幹事をしてくれた友だちを中心に、1泊2日の子連れ旅行をどんなスケジュールで行くのか打ち合わせ。当日体調不良を起こしかねない子どもたちには、旅行の計画を出発日直前まで内緒にしておくことにしました。
旅行が近づいてきたある日、旅行の計画を娘にカミングアウト。彼女にとっては、旅行の行き先よりも仲良しな友だちと晩ごはんの時間もお風呂の時間も一緒に過ごせることが、なによりもうれしいことのようでした。
行先は広島の観光名所「宮島」
私たちが子連れグループ旅行の行き先として選んだのは、世界からもたくさん観光客が訪れている広島の“宮島”。船に乗って島へ渡れば、宿泊施設もあって観光できる場所もあるということで、子連れ旅行先として選んだのです。
当日は、あまり早く集まっても子どもたちが疲れるだろうからという理由から、夕方近くになってから集合。我が家の娘もお友だちとの旅行とあって、自分の荷物をリュックに入れて背負ったりと、自宅を出るときからはりきっていました。
体調不良で休むメンバーが出ることなく全員そろって出発でき、まずは第一関門クリアと一安心した母たち。宮島へ向かう船に乗り込み、1泊2日の弾丸宮島旅行がスタートしました。
船の中でも、終始楽しそうな子どもたち。お友だちも一緒、ママも一緒ということで、子どもたちはこれ以上ないテンションで2日間を過ごすことになるのです(笑)。
ごはんもお風呂もテンションMAXの子どもたち
夕方集合にしたこともあり、宮島に到着したらすぐに宿泊先のホテルを目指しました。船着き場から歩いて15分…いや、20分…?妊娠7ヶ月にしてはかなりお腹が大きく育っていた私は、お腹が減っていたこともありもう少しで力つきてしまうところでした(笑)。
なんとか無事にみんなでホテルに到着し、泊まる部屋の振り分けをします。この旅行では5人のママと6人の子どもたちがいたので、宿泊する部屋は2部屋に分けることとなっていました。部屋の鍵を誰が持つのか、エレベーターのボタンを誰が押すのかなど、大人にとってはどうでもよすぎることでもめる子どもたちをなだめながら、部屋に到着。部屋につくなり子どもたちはベッドで飛び跳ね、さらにテンションを上げていくのでした(笑)。
集合したときから全力ではしゃぎ続けている子どもたちは、お腹と背中がくっついてしまいそうなくらい腹ペコ状態。バイキング形式の食事会場では、ママたちが「料理を取る係」「お皿を取りに行く係」「子どもたちを見守る係」と、言葉を交わすことなく役割分担。今回の旅行に参加している大人は全員ママということもあって、あうんの呼吸で動けたのはさすがだと思いました。
ごはんを食べ終えたあとは、順番にみんなで大浴場へ。このときも、ママたちは的確に仕事をこなしていきます。私は臨月に間違えられるほどお腹が大きかったこともあり、お風呂から上がってきた子どもたちをピックアップする役に。お風呂の中からは楽しそうな声がキャッキャと聞こえてきて、心から楽しめている様子を感じることができました。
お風呂から上がったら、ホテルに用意されていた子ども用浴衣や、自宅から持ってきたパジャマに着替えて休憩室でくつろぎタイム♡お盆最終日だったこともあり、大浴場の入り口前に無料のかき氷が用意されていました。用意されていたのは、セルフで作るタイプのかき氷。予期せぬイベントの開始に、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。
テンションが上がりきっている子どもたちをなんとかなだめ、その日は就寝。翌日も朝食を食べたあと宮島を散策したり、お昼ごはんを一緒に食べたりして、帰りの車でバタンキューな子どもたちでした。
子ども同士でも助け合ってくれるのが子連れグループ旅行のメリット
友だち同士での子連れ旅行を経験して感じたのは、子どもは友だちと一緒にいるほうが自立して行動できるということ。家族だけでの旅行だと、子どもは自分ひとりor兄弟だけという状況になるので、どうしても甘えが発生します。
友だちと一緒の旅行では、お友だちがひとりでできないことを手伝ったり、ごはんを最後までひとりで食べ切ったりと、自分でやり切る力を発揮。
それに加えて、ママ同士の連携もプラスされるので、子連れ旅行に大変なイメージを持っている人は、ぜひ仲のいい友だちと子連れ旅行を計画してみてください♪
担当ライター