無事の出産はエネルギー補給のおかげ!?私はコレで乗り越えました!
私の初産…壮絶な陣痛と戦い続けたことで、エネルギー不足の状態に陥ってしまいました。そこで2人目出産の際には、初産の苦い経験を活かして、いろいろな食料を産院に持ち込み、エネルギー補給をしながら出産に挑んだエピソードをご紹介します。
初産は予想以上の長期戦に…産後はゲッソリ疲労困憊
1人目の出産劇は、出産予定日から3週間前の晩の破水からスタートしました。
産院から来院するよう指示を受けたので、あらかじめ玄関に準備しておいた入院バッグを持ち、やる気マンマンで病院に向かいました。こんなこともあろうかと、早くから準備しておいた入院バッグは、中身も完ペキ!だと思っていたのですが…分娩室に入ってから約8時間が経過した頃、バッグの中身が十分ではないことに気付くことになるのです。
初産婦の場合、分娩開始(10分間隔の陣痛開始)から胎盤娩出まで、約12~16時間かかるといわれています。私も例に漏れず、分娩開始から胎盤娩出まで約12時間を要し、さらに本格的な陣痛が始まるまでにも約4時間かかったので、病院に到着してから出産するまで計約16時間という長期戦を余儀なくされました。
今までに味わったことのない陣痛の痛みに耐えるため、かなりのエネルギーを使ったのでしょう。分娩台の上で、体力メーターのエンプティーランプが点滅しはじめたのを自覚しました。最後の最後、赤ちゃんは出て来ようとしているのに、私のいきむ力が足りず、何度も産むタイミングを逃してしまうということが続き…陣痛促進剤の量をマックスまで上げて、やっとのことで赤ちゃんを産み落としました。
わが子を初めて抱く感動シーンを思い浮かべていたのに、顔はゲッソリ…唇も真っ青…そのまま眠ってしまいたいほどの疲労感に襲われてしまいました。
そうです!入院グッズに足りなかったのは、エネルギー補給のための食料だったのです!
次男の出産準備は食料重視!
その2年後に2人目を妊娠。1人目の出産で得た、“子どもを産むこと=ものすごい力仕事”であるという教訓を活かし、2人目出産のための入院バッグは、気合を入れて準備しました。
出産準備グッズの中で最も重視したのは、もちろんエネルギー補給のための食料品です。辛い状況の中でも、食べやすく、飲みやすく、そして何より私が好んで食べられるものをピックアップしました。以下に私が厳選した食料品を、チョイスした理由とあわせてご紹介します!すべてのアイテムにおいて、常温で長期保存可能であることを大前提として選びました。
ぶどう糖100%のタブレット
趣味のバドミントンをするときなど、普段から愛用しているもの。脳をはじめ、体を正常に動かすための重要なエネルギー源であるぶどう糖が手軽に摂取できるから。
カロリーメイト(ブロックタイプ・ゼリータイプ)
バランスの取れた栄養素を手軽に摂取できるアイテムといえば、カロリーメイト!気分に合わせて選べるよう、ブロックタイプとゼリータイプの両方をチョイス。
パイの実
ただただ好き♡チョコレートが入っているので、カロリー補給もできると判断。
明治メイバランスArgMiniカップ
「メイバランス」は6大栄養素がバランスよく摂取できるドリンク。中でもビタミン・鉄・亜鉛・銅がたっぷり配合された栄養強化シリーズをチョイス。125mlで200kcalを摂取可能!
ぷるんと蒟蒻ゼリー
気分転換用の蒟蒻ゼリー。フィルムに入ったゼリーをつまんで、押し出しながら食べるタイプなら、疲れているときでも安全かつ手軽に食べられると思いチョイス。
プチポテトうすしお味
大好きなポテトチップスは元気注入用♡食べやすさを重視し、1枚1枚が小さいプチポテトシリーズをチョイス。
無糖の炭酸水
水分補給と気分転換用に普段から愛飲している炭酸水。カロリー高めの食べ物のあとに口の中をリフレッシュするのに役立てるため。
いざ本番!陣痛室で食べて、飲んでみなぎるパワー!
出産予定日先日に破水し、いざ産院へ!今回の目標は、「ニッコリ笑顔で赤ちゃんをこの手に抱くこと!」
陣痛室に入るやいなや、厳選した食料品を手の届くところに一列に並べはじめる私。夫や母、看護師さんもその光景を見て、クスクス笑っていたのを覚えています。
破水はしたものの、なかなか本陣痛が始まらなかったため、「早く下りておいで~!」と赤ちゃんに語りかけながら産院の廊下を歩きました。もちろん、こまめにエネルギー補給や水分補給をしながら♪
今回はパワー切れなし!陣痛から出産まで元気をキープ
出産も大詰め…子宮口も全開になり、いよいよ赤ちゃんに出てきてもらいましょう!という段階になっても、体力・気合ともに充分♪いくぞぉ~~!と力いっぱい“いきみ”ました。そして無事、2人目を出産。ニッコリ笑顔で家族写真を撮れて、一安心♪目標達成です。
2人目の出産にかかった時間は、本陣痛が始まってから約5時間。所要時間が短かったのは、経産婦であったことはもちろん、エネルギー補給をしていたおかげで、最後まで体力を温存できたからだと思っています。
ただし出産当日、食が進まなかった食料品がこちら↓
<私のつぶやき>
炭酸水…陣痛に耐えているときや横になった状態で飲む炭酸水はゲフッ!となってキツかった。
プチポテト…塩味はよかったけど、喉が渇いて仕方ない。
パイの実…唾液をすべて持っていかれて、喉が渇く!
手軽にエネルギー補給できる食料品を携えて☆
出産には想像以上のパワーが必要です。出産のための入院バッグの中には、手軽にエネルギー補給できる食料品も入れておくのがおすすめ!出産は長期戦になることもあるので、無理なく食べられるもので、こまめにエネルギーを補給し、最後まで体力を温存できるよう心がけてくださいね。
担当ライター