妊娠中にマタニティヨガで呼吸法を習得◎初出産でお産が上手いと褒められた！

マタニティヨガに興味を持ったキッカケ

長男を妊娠中に初めての出産が不安過ぎたわたしは、周りの先輩ママに会うたびに「出産どうだった？」と聞き回っていました。そんなときに、ある先輩ママの友人が「ヨガの呼吸法のお陰で最高に気持ち良かったよ～」と答えたんです！

「出産したらスッキリした」という話は何度か聞いたことがありましたが、わたし的に恐怖でしかなかった出産を「気持ち良い」と表現した友人の出産に興味津々。すぐに詳しい話を聞くと、元々ヨガをやっていたこともあって、出産するときにヨガの呼吸法のお陰でリラックスしてお産に挑めたというのです。

だから、“マタニティヨガ”はぜひ挑戦してみて！とアドバイスをもらって気になっていたら、出産予定の産婦人科でマタニティヨガの講座があることを知りました。これは受けるしかないと思いすぐに申し込みすることにしたんです。

産婦人科のマタニティヨガ講座を受けてみた

わたしがマタニティヨガの講座を受けようと思ったときには、もう妊娠8ヶ月で結構お腹も大きくなっていました。実際「マタニティヨガっていつからいつまでOKなのかな？」と思い自分でも調べてみると、胎児の器官形成期の12週目を過ぎた13週目以降から、分娩直前までできるということがわかりました。

基本的には、主治医に確認して行うようにとのことだったので、わたしも念のため確認してみると、経過が順調なのでマタニティヨガを受けて大丈夫といってもらえて一安心。

いざマタニティヨガの講座を受けると、妊娠前に行っていたヨガと違って本当に楽な姿勢で行うものばかり！とってもリラックスできて、とにかく癒されました。どんどんお腹が大きくなるにつれて「夜も眠れない…」「足が浮腫んで辛い…」などの悩みも抱えていたので、良い気分転換になったんです。

自宅でも動画を観ながらマタニティヨガを継続

産婦人科のマタニティヨガ講座を受けてから、ヨガの心地良さを再確認。講座を受けたときにもわたしが1番知りたかった“ヨガの呼吸法”についての説明がありました。ヨガの呼吸は“腹式呼吸”で、呼吸に意識を向けることで精神を落ち着かせる効果があるそうです。

出産時には、陣痛の痛さからパニックになったり、呼吸が早くなってしまったりする人も多く、特に初産の場合は、出産への恐怖から体が緊張して分娩に時間がかかることもあるんだとか。そんなときに、ヨガの腹式呼吸を行えば、体の緊張がほぐれて産道が柔らかくなり、お産をスムーズに進めてくれるといわれているそうです。

その話と、友人のエピソードが重なり「これはヨガの呼吸法を習得しておきたい！」という気持ちが強くなりました。

マタニティヨガを始めてからは自宅でも動画を観ながらヨガをすることもあれば、ヨガ講師をしている友人を家に招いてマタニティヨガ講座も開いてもらったほどです。

出産時にヨガの呼吸法が役立った

マタニティヨガを知ったことで、だんだん出産への恐怖は薄れていきました。気が向いたときにヨガをすることで心と体の癒しになり、もうヨガの呼吸法はマスターしているから出産はスムーズにいくはず！と自信に満ち溢れていたんです。

実際陣痛が来て、出産当日を迎えたときには頭の中でヨガの呼吸法のことだけは忘れずにいました。陣痛室に到着すると、助産師さんのさまざまなアドバイスとサポートでお産はどんどん進みましたが、助産師さんも大忙し。ひとりで陣痛を耐える時間も長かったため、何より辛かったのがいきみ逃しです。ここで、ヨガの呼吸法が大活躍！ひたすらいきみ逃しはヨガの呼吸法を繰り返して乗り切りました。

いざ、子宮口が全開になったときに2度ほどいきんだらあっという間に長男が産まれそうになり、あまりのスムーズな出産で「ちょっと待って」と言われ分娩室がバタバタな空気に！

急いで助産師さんが先生を呼びに行き、先生が分娩室に到着して1度いきんだらすんなり長男が誕生したんです。

助産師さんたちからは「お産凄く上手だったよ～」と何度も褒められ、わたしは「そうなの？わたしってお産上手だったの？」と不思議な気持ちでしたが幸せな出産をすることができました。

陣痛のいきみ逃しにはヨガの呼吸法を活用してみて☆

わたし的に出産を終えてみて感じたのは、陣痛を耐えるいきみ逃しの時間が何よりも大変だったということ。人それぞれ出産の状況は違うと思いますが、わたしの場合は、ヨガの呼吸法を知っておいて本当に良かったです。出産に不安を感じているという人は、ぜひマタニティヨガを取り入れてみてくださいね。