もうすぐ出産予定日!今のうちに確認しておいたほうがいいこと3つ

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出産予定日が近づいてくると、万全な状態で出産に臨めるように、やり忘れたことがないかしっかり確認するプレママさんも少なくないでしょう。私自身も子どもを生むときは、チェックリストを作って準備万端で陣痛を待ちました。
ところが!いざ出産となると、「うっかりしてたわー!」と後悔したこともちらほら…。そんな私の失敗体験をもとに、出産間近のプレママさんが確認しておくといいと思うポイントを3つご紹介します。

家族に伝えてる?入院中に持って来てほしい物の置き場所

パジャマに着替え、タオル、洗面具、化粧品類などなど、入院中に必要な物はあらかじめまとめて用意している人が多いでしょう。私の場合も、必要な物は旅行カバンに詰めて、いつでも持っていける状態でスタンバイしていました。

ただし出産では何日間か入院することもあり、洗濯物やナプキン類など、何度かに分けて家族に持ってきてもらいたい物もありますよね。またそのほかに、「もしかしたらこれもいるかも」と念のため用意しているグッズなどもあるでしょう。
私が「しまった!」と思った失敗その1は、そうした「あとで持ってきてほしいもの」の場所を家族にきちんと伝えていなかったことでした。

たとえば「産後に病院で飲もう」と思って、母乳によいとされるハーブティを買っておいたのですが、家族に口頭で置き場所を説明してもわかってもらえず…。結局、入院中は飲むのをあきらめました。そのほかにも、入院中に必要になるかもと思うものは、なるべくまとめて、家族にも「何があるか、どこに置いているか」をきちんと伝えておいたほうがいいと思います。

ちゃんとできてる?ヒッヒッフーの呼吸法

出産のときの呼吸法といえば、「ヒッヒッフー」でお馴染みの「ラマーズ法」が有名。陣痛が段々と強くなってきたときに痛みを逃すための呼吸法として、出産前の育児教室などで習うことも多いですよね。私も育児教室で習ったのですが、「よく聞くやつだし、いざとなったら助産師さんが指導してくれるだろう」と思い、実はきちんとマスターしていませんでした。

ところが上の子の出産時、そんな甘い考えが後悔の原因に…。「ヒッヒッフー」を意識しているつもりなのになぜかうまく呼吸ができず、結局過呼吸を起こしてしまい、酸素マスクをつけることになったのです。もちろん呼吸法だけが原因ではなかったかもしれませんが、少なくとも原因のひとつだったのではと思います。

そもそもラマーズ法では、「鼻から自然に息を吸い、ヒッヒッフーで3回に分けて息を吐いていく」というのが基本なんですね。私がそのことに気づいたのは、なんと2番目の子を出産するときのこと。「ヒッヒッ」で息を吸って「フー」で吐いている私に気づき、助産師さんが「違う違う!」と教えてくれたのです。お蔭で正しい呼吸法をマスターしてからは呼吸が楽になり、痛みも上手に逃せるように。「どおりで上の子のときは息がしづらかったわけだ!」とあとで思いました。

ちなみに出産時の呼吸法では、ラマーズ法のほかに長くゆっくりと息を吐く「ソフロロジー法」などもありますよね。いずれにしても、いざ出産となったときにアタフタしないよう、正しい呼吸の仕方を今一度確認しておくことをおすすめします。

意外と大切?上の子の気持ちのケアができているか

もうひとつ私が「もっとちゃんとしておけばよかった!」と思ったのが、上の子の気持ちのケアでした。
赤ちゃんが生まれるということは、ママにとってはもちろん、上の子にとっても実は一大事。特に1番目の子の場合、ある日突然お兄ちゃんやお姉ちゃんになるだけでなく、それまで自分だけのものだったママが、下の子にかかりっきりになってしまうのです。

そのことをきちんと考えていなかった私は、上の子がまだカタコト言葉だったこともあり、「もうすぐ赤ちゃんが生まれるよ」程度しか伝えていませんでした。
私の場合、陣痛は夜始まったのですが、朝目覚めたらお母さんがいなくて、「今日からお兄ちゃんだよ」と伝えられた上の子は、きっと戸惑ったに違いありません。

そのせいもあってかはわかりませんが、出産の翌日、入院中の私のところへおばあちゃんに連れられてやってきた長男は、なんともよそよそしい反応。おばあちゃんのうしろに隠れて、私になかなか近づこうとしないのです。

複雑な感情が絡み合っての行動だとは思いますが、あれはさすがにショック!意味がわかっているかは別として、「お兄ちゃんになるんだよ、それでも今までどおりあなたも大切だよ」ということを、もっときちんと伝えておけばよかった…。そう思って少し後悔したのを覚えています。ふたり目以降を出産する人は、ぜひ上の子のケアが十分かも再度確認してみてくださいね。

準備万端でリラックスして出産に臨もう

実際に出産をしてみると、「次はもっとこうしよう」という反省が出てくる場合も。初めての出産では、まわりの先輩ママなどの体験談を参考にするのもいいでしょう。産後の入院生活などをよりスムーズに送るためにも、準備万端で出産に臨めるといいですね。

担当ライター

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