いちごもスポンジも売ってない！どうする秋の誕生日パーティー

仲良しな二人は生まれた場所も生まれた日もいっしょ☆

9月末生まれの息子は、現在小学1年生。ポケモンが大好きで、相手が知らなくても平気でポケモンの話ばかりしてしまうこともあります（苦笑）。

そんな息子には、一人だけ特別な友だちがいます。そのお友だちは、同じ産婦人科で同じ日に生まれた男の子！そのお友だちのママとは知り合いではなかったのですが、沐浴指導がいっしょになり、その後3ヶ月検診の日にも偶然再会したので私から声をかけました。偶然が重なりママ友になった私たちは、産後から定期的に遊ぶ仲になったのです。（初めてのママ友なので私にとっても特別な存在です♪）

そんな境遇の息子たちはとても気が合うらしく、いつも仲良く遊んでいます。それは、「〇〇くんとは、離れていても親友なんだ！」と力強く公言するほど。友だちを作るのがちょっと苦手な息子ですが、その子だけは本当に特別なんだなと私から見ても感じます。

前置きが長くなってしまったのですが、二人の誕生日が今年も近付いてきたころ「合同誕生日会をしよう！」という話になりました。我が家には男の子二人、ママ友は男の子が三人いるので、「子どもたちが五人もいたら準備が大変だから、本当に簡単に誕生日会をしようね」、「ケーキさえあればいいよね」という話に。誕生日会当日にいちごやスポンジ、ホイップクリームを買って、ちゃちゃっと作ってお祝いすることにしたのです。

衝撃！いちごやスポンジがスーパーにない！

あれよあれよと言う間に、誕生日会当日になりました。その日は、子どもたちが学校から帰ってくる前に買い物を済ませようと、午前中スーパーで落ち合うことに。ちなみに、スーパーは品揃えが豊富と有名なお店です。スーパーに着くと、いちごをゲットするために真っ先に野菜コーナーへ向かいました。野菜コーナーに着き商品を見渡すと、りんごやぶどう、柿などなどいちごじゃない商品ばかり目につきます。

嫌な予感……。

肝心のいちごがありません！そして、悲劇は続きます。クリスマス時期に見かけたスポンジ台も売っていないのです。

よし！これで代用しよう

私たちは、二人そろって秋のこの時期にいちごやスポンジ台がスーパーになかなか売っていないことを知りませんでした。誕生日ケーキのメイン食材がない…。さて、どうしようかと私たちは頭をフル回転させます。

「よし、トッピングは彩り重視でフルーツ缶を使おう！」

「うちに、ぶどうがあったよ。あとで持って行くね」

これで、トッピングはなんとかなりそうです。

じゃあ、スポンジ台はどうしよう…。

「今から焼く？」

「いやいや、下の子のお迎えも行かなきゃいけないから時間がない！」

「ホットケーキを台にしようか」

そんなことを話し合いながらウロウロしていると、パンコーナーに素敵なものを見つけました！

それは、ヤマザキの“イチゴスペシャル”です。

これなら間にいちごクリームが挟まっているから、ほんのりいちご味も楽しめる。二つ買って並べれば、スポンジ台そっくり！高さも出したいのでイチゴスペシャルを四つ購入して、スポンジ台の代わりにすることにしました。

ホットケーキすら焼かない私たち（笑）。ズボラを極めています！

子どもたちの反応はいかに！

友だちの家に着き、私たちはさっそくケーキ作り開始！子どもたちに手伝ってもらおうとも思ったのですが、男の子だからですかね、ケーキ作りよりも遊びたい気持ちが勝ってしまったためママだけで作ることにしました。

イチゴスペシャルを円になるように重ね、生クリームを乗せて平らになるようにします。その後、フルーツ缶のフルーツと持ってきたぶどうをトッピングして…、あれっ？もうできた（笑）。結果、ケーキ作成に10分かかりませんでした。こんなに簡単に作ったケーキだけど、果たして、子どもたちは満足してくれるのか！？

遊んでいた子どもたちを招集して、みんなでハッピーバースディを歌いました。そして、実食のとき！一人がパクッ。そして、もう一人もパクッ。

「フルーツたっぷりでおいしいよ♡」

「スポンジがフワフワだー！」

みんな、あっという間に完食しました。咄嗟に思いついた、私たちのアイディアケーキは大成功です！

いちごやスポンジが売ってなくてもおいしいケーキは作れる！

後日、ケーキ屋さんのいちごショートケーキを購入し、自宅でも誕生日会をしました。そのケーキを食べた息子は「いちごすっぱい！前食べたフルーツケーキの方が甘くて食べやすかった」と。時期外れのいちごは酸味が強くて、子どもは食べにくいのかもしれませんね。

私たちが作ったケーキは簡単に作れるものですが、愛情はたっぷり♡アレンジも自由自在なので、ぜひ作ってみてくださいね。