長引く妊活に低コストの海外製検査薬にチェンジ!妊娠反応を確認できるまでの道のり
超生理不順だったなかで始めた妊活では、妊娠検査薬を無駄に何本も消費。長期戦を覚悟し、コストを抑えるために海外の検査薬をネットで大量購入。そんな私の陽性反応が出るまでの道のりをご紹介します。
超生理不順からの妊活スタート
生理痛がひどかった私は、数年間低用量ピルを使用していました。しかし、27歳になり、まわりの友だちからの妊娠報告も増え、そろそろ自分も子どもが欲しい!そう思うようになりました。
そこでピルの服用を中止してみたのですが、2ヶ月経っても3ヶ月経っても生理が来ない…。「え?もしかしてもう妊娠している?」なんて思い、ここで初めての妊娠検査薬を購入しました。ドキドキしながら使ってみましたが、結果は真っ白で撃沈。
「そうだよね、そんな簡単にはできないよね。」と思い直し、広島駅近くにある行きつけの産婦人科で診てもらうことに。何か原因が分かればと思いましたが、検査をしても異常はなし。「年齢もまだ若いし、排卵のタイミングを病院でみながら頑張ってみよう」と先生に言われ、自然妊娠を目標に妊活をスタートしました。
ところが、生理周期はずっと2~3ヶ月のまま。産婦人科の先生でさえも排卵期が読めない状況で、3,4日ごとに病院に通う日々が続きました。
長引く妊活に検査薬フライングの日々
3、4日ペースで産婦人科に通うことを1年近く続けていましたが、精神的にもしんどくなり徐々に通うペースは落ちていきました。しかし、その間もネットで“妊娠”や“初期症状”というワードで検索している自分がいて、少しでも自分に当てはまることがあれば「生理が来ないのは妊娠しているから!?」なんて淡い期待をしてしまっていました。
頭のどこかではそうではないと理解しているのですが、ついつい妊娠検査薬で確認したい気持ちを抑えられず使用しては落胆する日々。おそらく、1年ほどで合計10本近く購入したのではないでしょうか。いま思うと、意固地になって感覚もマヒしてしまっていたのだと思います。
でも妊娠検査薬って2本で1,000円近くとか結構するんですよね。使うたびに罪悪感にかられ、「もっと気軽に使えて妊娠の有無を確認できたら、淡い期待を打ち消すことができて気持ちも楽になれるのに…」当時はそう思っていました。
金銭面から海外製の排卵検査薬+妊娠検査薬をまとめ買い
そんな長引く妊活のなか、ネットでみんなの妊活エピソードを見ていたのですが、そこで海外製の妊娠検査薬を使用したという人の投稿が目に留まりました。
実際に海外製の妊娠検査薬について調べてみると、ネットで気軽に購入することができ、しかも値段は日本製よりかなり安い!10本入って2,000円台というものや、排卵検査薬50本+妊娠検査薬10本で4,000円いかないぐらいのものもありました。なかには1本40円ほどなんてものも。確かに品質で言えば日本製の方が安心できるのですが、気軽に使えるという面ではコストの低い海外製の方がいい。
そんな思いから、排卵検査薬30本と妊娠検査薬20本がセットになったものを購入してみることにしたのです。
届いてみると日本製と違ってペラペラの紙。それでも「これだけあればいつでも使える、一ヶ月2、3本使っても数百円。」そう思うと何だか罪悪感も紛れ、気持ちも少し楽になれました。
妊娠検査薬にうっすら反応!余りの検査薬で濃くなっていく反応を見比べ確信に
その後もしばらくの間、妊娠検査薬が反応することはありませんでした。しかし、いっしょに購入した排卵検査薬はタイミングの参考にもでき、反応のない検査薬を見て「今月も無理だった!」と潔く諦めて、気持ちを切り替えることができました。
そんな日々を続けていた半年後、いつもように遅れる生理のなかで使用した妊娠検査薬。「どうせ今月もまたダメなんだろうな~」と軽い気持ちで見てみると、なんとうっすらとラインが浮き出ている…!待ちわびた陽性反応に驚きましたが、これまで何度も淡い期待を打ち消されてきた私は、「これは間違いかもしれない」とうれしい気持ちに対して無意識にセーブをかけていました。そのためここでは主人にも報告できませんでした。
そして次の日の朝、また検査薬を使用してみると昨日よりも濃いライン。夕方にはさらにラインが濃くなり、不安だった気持ちが確信に変わりました。そしてより確実さを確認したかった私は、ドラッグストアに走り日本製の検査薬も購入。結局1日で海外製と日本製合わせて3本も使用してしまいました。さすがにこれはやりすぎですね(笑)
でもこんな感じで、私は待ちわびた妊娠までたどり着くことができました。赤ちゃんは授かりものとも言いますし、何が妊娠へ結びついた決定打かは分かりませんが、海外製検査薬を使用することで気持ちを楽にすることができたのも大きかったのかな?と今では思います。
長かった妊活も今ではいい思い出に
当時は先の見えない妊活にいろいろなことを試しては撃沈し、つらいという気持ちが大きかったのが正直なところ。しかし、今では我が子を見るたびに「あのつらい日々を乗り越えて会いに来てくれたのがこの子だ!」と愛しい気持ちが溢れてくる毎日です。妊活中で妊娠検査薬へかかるコストに対して、罪悪感を持ってしまうみなさん。ストレス軽減のためにも、海外製の検査薬も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
担当ライター