みんな違ってみんなすごい!出産時のおもしろエピソード5選

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女性にとって、人生の一大事である妊娠・出産。体も心も大きく変化していく妊娠期間を経て、無事出産のときを迎えることとなるわけですが、その痛みは想像をはるかに超えるもので…。
その痛みのせいで、出産時にとんでもないことをしてしまったというママも少なくありません。今回は、みんなが驚く“出産時のおもしろエピソード”をご紹介!思わず「うそでしょ!?」と言ってしまうような、おもしろエピソードを集めてみました。

何回いきんでも出てこないことに絶望し「助けて~!」と叫んだ

陣痛は時間を追うごとにどんどん痛みが増し、ママにとっては長い長いトンネルの中にいるような気分になります。そんな絶望の時間帯に光をもたらすのが、助産師さんたちからの「全開になったよー!もういきんでいいよー!」という言葉ですよね。
しかし、赤ちゃんの体や頭が大きかったりする場合、実は“全開”という言葉がかけられたあとにも、もうひと踏ん張りしなければいけないのが出産のリアル。子宮口が全開になるまでも十分頑張ったのに、まだそこからさらにパワーを発揮しないといけないのです。いきんでもいきんでも、赤ちゃんが出てこないことに絶望したママの体験談をご紹介します。

長女を出産するとき、陣痛がとても長引き子宮口が全開になったときにはもうほぼ気力も体力も残っていなかったような状態でした。それでも“全開”の言葉から2、3回いきむと、長女はスルンと出てきてくれたのです。
その日から4年経ち、第二子となる長男の出産を迎えた私。長女のときにはあれだけ開かなかった子宮口が、あれよあれよという間に全開になり、頭の中では“よし、この感じならあともうちょっとで生まれるぞ!”とタカをくくっていたのですが…。
いきんでもいきんでも、出てくる気配のない息子。助産師さんたちからは何度も“もう頭見えてるよー!”という言葉が聞こえるのですが、そこからがなかなか進みません。私のイメージしていた図とは全く異なっているその状況に絶望した私は、助産師さんに向けて大声で“助けて~!”と何度も発狂していました。
今になって思えば“誰に助け求めてるんだ?”とおかしく思えるんですが、当時はもう誰でもいいから私を助けてくださいという気持ちでいっぱいでした。結局誰にも助けてもらえないまま(←当たり前)、長男は無事に誕生。3700g近いビッグベイビーで、なかなか出てこないのも納得できる頭の形でした(笑)(34歳/2児のママ)

4人産んで4回とも陣痛にも気づかない!

人によって、b“痛い”と感じるレベルには違いがあるもの。感度の違いなのかなんなのか、まれにすごく痛みに強い人っていますよね。次にご紹介するエピソードの持ち主も、痛みに強い…というか鈍感なタイプの人。実は彼女、4人お子さんがいるのですが、まさかの4回とも陣痛に気づかずあやうく自宅でキャッチになってしまう目前だったそうなんです。

1人目を出産したのは、20代前半のころ。まだまわりの友だちで出産経験のある子も少なく、お腹は大きくなっていくものの、出産についてのリアルなイメージがわかないままでいました。テレビでよく見るのは、妊婦さんが突然お腹を押さえて痛がるような様子。そんなイメージしかなかったので、“陣痛ってどんな感じで始まるんだろう?”という疑問を持ちながら出産の日を待っていました。
1人目を出産することになった日、いつものように自宅で家事をしていた私。予定日を超過していたものの、体にも特に変わりがなかったので、予約を入れていた検診へ向かうことに。名前を呼ばれNSTをつけてしばらくしたところで、なにやらバタバタと動き出す看護師さん・助産師さんたち。それもそのはず、実はそのときすでに陣痛が始まっていたらしく、子宮口をチェックしてもらったところもうほぼ全開。“なんで気づかなかったの?”と聞かれたのですが、特に痛みも感じなかったのでわからなかったのが正直な感想でした。
実は、そのあと3回出産しているのですが、3回とも陣痛に気づかず。運よく4人とも病院で生むことができましたが、毎回病院の先生に“またか!”と言われる私なのでした(35歳/4児のママ)

マンガの本を開きながら白目になって「寝ていないフリ」をしていた旦那

立ち合い出産をするときは、旦那さんの協力が必要不可欠。痛みと必死に戦っている中でも、旦那さんの行動ってチェックしてしまうものですよね。“なんとか戦力にならないと!”と奮闘しながらも、寝落ちしてしまう子どものような旦那さんのエピソードをご紹介します。

里帰り出産をすることになっていた私。実家と自宅は新幹線に乗って3時間近くかかるほど離れていたので、立ち合いできるかどうか不安に思っていました。
長女が陣痛を起こしてくれたのが土曜日で、たまたま主人が私の実家に来てくれていたこともあり、無事立ち会えることに。しかし陣痛が20時間を超える長期戦になったこともあり、夫婦ともに疲労のピークに達していました。寝たくても陣痛の波が来るのが怖くて、眠れない私。そんな私を見て、寝てはいけないと思ったのか、主人がマンガの本を出して読み始めたのです。
しばらくすると、ページをめくる動作が止まった主人。定期的にうめく私に起こされるように立ち上がっていたのですが、ついに力つきたようで…。本で顔を隠してはいたものの、その下の表情は完全に白目。“陣痛の最中に笑わせるのやめて!”と思った瞬間でした(29歳/1児ママ)

陣痛中、私よりも汗だくになっていた主人

立ち合い出産では、出産に挑むママだけでなく一生懸命見守っているパパにもおもしろエピソードが生まれがち。実際自分の身にはなんの変化も起きていないはずのご主人が、誰よりも奮闘している姿を見て笑ってしまったという、ママのエピソードをご紹介します。

うちの主人は、長男が生まれるとき、誰よりも気合いが入っていました。陣痛対策グッズを完璧に準備し、立ち合い出産の極意も予習するほど。
いざ陣痛が来て、今まで蓄えた知識を披露するときが来たのですが、出産する本人である私よりも明らかに主人の方が気合いが入っていたんです。病院に着いてから、淡々と準備をしてくれる看護師さんや助産師さんたちを横目に、ハチマキを巻き出した主人。“ちょっと、やめてよ!”と思いましたが、こうなるともうカレを止めることはできません。汗が噴き出る私に、うちわを使って一生懸命風を送ってくれていたのですが、そのうちわをよく見ると“ガンバレ〇〇!”の文字が。ジャニーズのコンサートばりにしっかりうちわに名前が刻まれていて、助産師さんたちも普通に笑っていました。
カレなりに一生懸命サポートしてくれて、長男が生まれたあとは私よりも汗だくだった主人。おもしろさと恥ずかしさが入り混じるお産になりました(28歳/2児のママ)

赤ちゃんの頭が黒いと騒ぎだした長女

病院によっては、きょうだい児の立ち合いを認めているところもありますよね。次にご紹介するのは、出産に立ち会ったきょうだいのおもしろエピソードです。

長男を出産するとき、当時4歳だった長女に立ち会ってもらいました。彼女も将来子どもを産む可能性が高いわけだし、赤ちゃんがどうやって生まれてくるのかを知っておいてもらいたかったからです。
陣痛が強くなり苦しむ私を一生懸命励ましてくれた娘。立ち会わせてよかったなと思ったのも束の間、赤ちゃんの頭が見え始めたときに、長女が思いもよらぬ言葉を発したのです。赤ちゃんの頭が出たタイミングで、その光景を自分の目で確認した娘。彼女の口から出たのは、“赤ちゃんの頭が黒い!どうしよう!”でした。
どうやら彼女は、お人形の赤ちゃんをイメージしていたらしく、生まれたての赤ちゃんにも黒い髪の毛があるということを知らなかったよう。意外なところで困惑している娘に、出産で苦しみながらも笑ってしまいました(32歳/2児のママ)

出産は神秘だけどおもしろエピソードもつきもの

出産は、女性が命を懸けて行うもの。母子ともに健康なのは、奇跡以外のなにものでもありません。

その新しい命が誕生する場所で自然に起きてしまう“おもしろエピソード”は、その後もずっと家族の中で語り継がれていくでしょう。
ご家族の記念すべき幸せなおもしろエピソード、今後もピックアップしてご紹介してくので、楽しみにしていてください☆

担当ライター

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