女の子の子育ては初めて！兄たちに指示を出す娘の生意気な態度が悩み

妹の誕生に兄2人も喜んだ！

・え？妹ができるの？

長男が1歳になるころ、我が家は関西から広島に引っ越してきました。その後、広島で次男を出産し、男の子2人の育児に追われます。専業主婦だったので、つきっきりで子どもたちのお世話をしていました。
次男が小学1年生になったころ、我が家の育児は少し落ち着き始めます。4人家族として我が家は完成かな？と思い始めていましたが、3人目を妊娠。このとき、長男小学3年生、次男小学1年生です。長男と妹の年の差は9つ、次男と妹の年の差は7つ。息子たちは妹ができることに驚き、誕生の日を首を長くして待ちます。

・妹がやっと生まれる！

休みの日にゆっくりと目覚めた我が家。突然お腹が痛いことに気づいた私は、腹痛の間隔を計ると10分おき。大変！とすぐに産院に電話をし、急いで向かうことになります。玄関を出て、駐車場に向かうとき、主人は焦っているのか一人でさっさと車に急ぐのですが、長男は私を気遣い、ゆっくりとそばを歩いてくれていました。この違い…(笑)息子の優しさを今もはっきりと覚えています。
そんなこんなであっという間に生まれた娘に、主人も息子たちもメロメロ。退院の日を待ちわびていました。
娘が退院し、5人家族の生活が始まります。兄たちはとにかく妹がかわいく、大切な存在のよう。娘が喜べば兄たちも喜び、娘が転べば兄たちが大げさに心配する。こんなにも家族に愛され、守られる娘は幸せな子だな、としみじみと思っていたのですが…

娘がどんどんしっかり者に育ち、あっという間に兄に指示を出す日々

・7つ下の妹にお世話される次男

娘は兄たちに守られ、すくすくと成長します。ところが…関係が変わり始めたのは娘が2歳のころ。女の子は母親のマネをよくすると言われますが、我が家の娘もまさにそう。
そのころには3年生になっていた次男ですが、日常生活で私から注意されることが多い彼。典型的な男子の彼は、いつも私にいろいろなことを注意されていました。食事をすれば食べこぼし、彼の周りが汚れます。隙あらば歯磨きをせずに寝ようとし、朝は忘れ物はないか、カギを持ったかの確認が必要。
すると、生まれてからその日常を見ていた娘が、次男の食事中にそばに行き、食べこぼしをティシュで掃除し始めたのです。
これには家族全員で驚きました！まだあまり喋ることができない娘でしたが、行動で私のマネをした初めてのできごとです。

・喋れるようになった妹はさらに強かった

そこからも娘はどんどん成長し、喋れるようになるとあれこれ兄たちに指示を出し、注意するようになります。もちろん、次男には私の代わりに歯磨きをしたのか、忘れ物はないか、カギは持ったか、の確認をしてくれます。
特に次男が気になるようで、長男の身の回りのお世話をすることはないのですが、私が次男を注意するとすぐに私に同調し、「お兄ちゃん、いけんよね」と言ってきます。
始めはそんなおませな姿をかわいいと思っていた兄たちですが、日常的に言われるようになるとカチンとくることもある様子。

兄たちに勝ち目なし。兄妹の関係をどうするべきか

・子どもたちの関係性を考える

普段は妹をかわいがり、兄としての威厳をギリギリ保てている彼らですが（次男はすでにちょっとあやしい）、このままではいけないと感じている今日このごろ。
娘が家庭での様子をよく観察していることは褒めてあげられることだと思うし（無関心だと寂しい）、気づいたことを次男に教えてあげるのは悪いことだとは思わないのですが、妹に注意されてばかりだと兄たちは面白くないはず。
娘が生まれたころの私の理想は、小さな妹を思いやり、妹は兄たちを頼る。そんな関係を願っていました。
ところがこの関係を築ける希望は、娘の誕生からわずか2年ほどであやしくなってしまったのです。

・息子たちも娘も、どちらにも適した子育てがある

娘の子育てだけで考えると、兄を慕うかわいい妹として育てたかった。娘には声を荒げることなく叱ります。これで娘が反省するからです。
ですが、我が家にはまだ手のかかる息子が2人もおり、彼らの成長を考えるとあれこれ注意しなければいけないことがたくさんあります。そして、声を荒げて叱らないといけない場面も多々あります。
兄たちを叱る姿を娘に見せないわけにもいかず、娘は私をマネするのです。娘には兄たちに生意気な態度を取らないよう都度注意はしていますが、そもそも私に叱られる兄たちを見て育つのは良いことなのか、兄妹の関係性を長く良好に保つにはどうすれば良いのか、これが私の子育ての悩みです。
まだ悩みは解決していませんが、妹にお世話されながらも妹が一番かわいいという次男を見ていると、平和だな、としみじみ。

年が離れた兄妹の子育て、悩みは解決するのか

広島で歳が離れた3兄妹を育てる我が家の、子育ての悩みでした。この悩みをどうやって解決するかが今の課題です。この悩みが解決できたら、次は解決策をご紹介できたらいいなと思っています。