妊娠中だけ実家に帰ろう!里帰り出産をしないという私の選択

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関西出身の私。県外ママの多くは地元に帰って出産する中、あえて里帰りを選びませんでしたその理由は何なのか、妊娠中はどのような過ごし方をしていたのかを紹介します。これから出産するという県外ママさんはぜひ参考にしてくださいね!

里帰りをしない理由とは

結婚してから広島に移住して4年が経過したころ、第1子を妊娠していることがわかりました。当時市内で仕事をしていた私は産休、育休を取得して再び職場に戻ることを選択。休暇中もお金がもらえることは大きかったですし、広島が地元ではない私にとって自分のコミュニティは職場しかなかったからです。

次に問題なのはどこで産むのかということ。6つ離れた姉は子ども2人を里帰りで産んでいたので母はもちろん私もそうするのだろうと思っていたよう。「いつ帰ってくるの?」「あんまり後期にならないうちに帰ったほうがいいよ」と連絡をしてきていました。

ところが当の私は地元に帰る気はさらさらありませんでした。その理由は以下の通りです。

・里帰りしてしまうと陣痛から出産まで夫が立ち会えない可能性がある

・出産後すぐに夫は広島に戻らなければならない

・産後はなかなか広島に戻れない

・夫が子どもを見られるのは多くても休日である週に1

・産後の大変さを夫は知らないままになる

・夫に父親としての自覚が芽生えにくいのではないかという不安

数えたらきりがありません。もちろん里帰り出産のメリットもたくさんあります。

・いつ陣痛がきても大丈夫という安心感

・床上げが終わってもしっかりと母にも赤ちゃんの面倒を見てもらえる

・食事の用意や家事をせずにすむ

・赤ちゃんのお世話にだけ集中できる

・気兼ねなく話せる母とずっといっしょにいられる

・夜泣きする赤ちゃんといっしょにいない分、夫は夜しっかり眠れる

ただ私は夫に出産や育児の大変さを理解してほしい、共有してほしいという思いが強く、最初から最後まで気持ちが揺らぐことはありませんでした。 最初母は「そうはいっても帰ってきなよ」と食い下がりましたが、私の固い決心に諦めたよう。最終的には出産予定日1週間前から広島に来てくれることになりました。産後も1ヶ月検診まで滞在してくれるというのだから私にとって好都合。母のありがたみをひしひしと感じました。

出産する前に実家に帰ろう

有休がたくさん残っていたので、産休よりもだいぶ早い時期から仕事を休ませてもらいました。フルタイム勤務だったので普段できない出産準備やウォーキング、ヨガなどの運動をしたかったからです。

そしてもうひとつの大きな理由は、今のうちに地元に帰っておこうと思ったから。出産後は赤ちゃんの首がすわるまでなかなか外出しづらいですし、新幹線に新生児と乗ることに抵抗があったのです。それに祖母は80歳を超えて高齢。おばあちゃん孝行をするためにも地元でしばらくのんびりしようと思いました。

関西に帰省したのは妊娠後期の8ヶ月のころ。まだお腹が大きくなりすぎず、正産期でもないので大丈夫だろうという判断でした。ただ母子手帳や病院の資料だけは持参。何かあったときのために準備だけはしておきました。

地元での過ごし方

関西に帰省すると1番喜んでくれたのは祖母です。祖母にとって私は1番歳が下の孫。その孫が子どもを産むということが感慨深いらしく、「よう帰ってきたねー!」と大きいお腹を見て微笑んでいました。

仕事も休んで家事の必要もない地元での生活。1日中フリーだったので普段できないこと、今しかできないことをたくさんすることにしました。

・出産後はなかなか会えないかもしれないので地元の友だちとお茶やランチ

・赤ちゃん用品の買い出し

・インターネットや図書館の本で出産情報のチェック

・運動のために夕方近所を散歩

・とにかくおばあちゃん孝行のために祖母の自宅を訪ねる

・母とウィンドウショッピングを楽しむ

・普段は離れていてなかなかゆっくり話ができない母とおしゃべり

毎日が新鮮で楽しいことばかりでした。久しぶりに家事から解放されたので心も体も存分に休息をとることができました。夕方の散歩には母も毎日同行。おしゃべりをしながら歩くので時間があっという間にたち、夏だったにもかかわらずそれほど辛くはありませんでした。今振り返っても当時の母に感謝です!

広島で出産するということ

関西に2週間ほど帰省したあとは広島に戻りました。運動や家事のおかげで体重もそれほど増えることなく、出産は4時間という超安産で幕を閉じました。

私は広島で産むという選択をしましたが、本当にそうしてよかったと思います。陣痛から夫に立ち会ってもらうことができたし、育児で大変な姿を見せつける(笑)ことができたのも大きかったです。

そして広島は産婦人科がたくさん!セレブ系や総合病院など、自分の基準で選べるほど数は多いので特に出産において困ることはありませんでした。

里帰り出産する?しない?

県外ママの場合、里帰り出産をするかどうかは妊娠中に考えたい問題。家庭や夫の都合によって選択肢は限られることもあるかもしれませんが、なるべく自分の意見を取り入れられるといいですね

担当ライター

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