妊娠中の出産準備。ちょっと待って、これは準備しなくてもいいかも!?【ママの体験談】
ベビー用品店の出産準備リストには、さまざまなベビーグッズが載っていますよね。だから、妊娠中にあれもこれもと用意してしまいがち。でもちょっと待って!実際に育児をはじめてみると、意外に使わないものだってあるんです。そこで今回は、3人の子どもを持つ私が「用意しなくてもいいかも」と感じたものを紹介します。広島のプレママさんたちの参考になれば幸いです♡
新生児期のベビー服は最低限でOK!
小さくてかわいいベビー服は、見ているだけで癒されます♡思わず買いこんでしまいたくなるところですが、ベビー服を着るのは短期間。新生児期ならなおさらです。「結局一度も着なかった」なんてことにならないよう、必要最低限の準備がおすすめですよ!
出産準備リストには、さまざまなアイテムが記載されています。
例えば、
短肌着(50 or 50~60cm)…3~5枚
長肌着・コンビ肌着(50 or 50~60cm)…合わせて3~5枚
2wayオール(50~70)…3~5枚
ドレスオール(50~70)…1枚
といった具合です。
この他にも、セレモニードレスやベスト、カーディガンなどの記載もありますが…
正直、この通りにそろえる必要はありません(笑)。
まずわが家では、長肌着というものをほとんど使ったことがありません。長肌着は、頻繁におむつ替えをする新生児期に活躍してくれそうな感じがしますが…逆に頻繁にめくれ上がってしまうというデメリットが。特に授乳の度にめくれ上がってしまうので、ちょっとしたストレスに。長女のときにお祝いでいただいたものを1~2回使っただけで、その後は出番がありませんでした。
私がよく使った肌着はコンビ肌着!裾がふたつに分かれ、股下にスナップボタンがついているので、めくれてしまうことがありません。おむつ替えのときにはスナップボタンをはずす必要がありますが、ボタンはたった2カ所。面倒に感じることはありません。何なら、足をバタバタ動かさない新生児期は開けっ放しでもいいかも(笑)。
7月生まれの長男のときに活躍したのは短肌着。暑いときは短肌着+オムツという姿で過ごすことも多くありました。冷房が入っているときは、コンビ肌着1枚で過ごすことも。外出時は短肌着+ショートオールという着せ方をしました。
逆に3月生まれの次男のときはまだ寒い日も多く、短肌着+コンビ肌着の上に2wayオールという着せ方が多かったです。暖かくなってくると、肌着を1枚に減らしました。
こんなふうに生まれた月によって着せ方が違うので、用意するベビー服の数も変わってくるんです。
また、ベビー服のサイズも子どもによって大きく変わってきます。2700gで生まれた長女のときは、50~60サイズのベビー服を3~4ヶ月のころまで着ることができましたが、3300gで生まれた長男のときは、2ヶ月ごろまでしか着られませんでした。50サイズのものは、1ヶ月ちょっとで着られなくなった気がします。
そのため、妊娠中に50サイズのベビー服をたくさん用意しておいても、大きめの赤ちゃんが生まれた場合「こんなに必要なかった」なんてこともあるのです。
ベビー服を購入するときは、生まれる季節を考慮しつつ最低限の数を揃えておくと、あとで柔軟に対応できます。ネットショッピングもしやすい時代なので、なかなか家から出られない新生児期でも買い足すことは可能です。
ベビーバスは他のものでも代用できる!
生後1ヶ月くらいまでは、大人と同じお風呂に入らず赤ちゃんだけで沐浴する必要があります。そのため、出産準備リストにはベビーバスが記載されています。
…が、わが家ではこのベビーバスを購入しませんでした!
たった1ヶ月しか使わない、使用後の置き場所に困る、処分も面倒などの理由で、できれば購入せずにすませたいと考えた私。ネットでママたちの口コミをみてみると「他のもので代用した」という人が意外にも多かったんです。そこで、長女のときは里帰り先の実家にあったタライを、長男のときは家の衣装ケースをベビーバスとして使ってみました。
実際に使ってみても、特に不便は感じませんでしたよ。(衣装ケースは、角の部分が腕に当たって少し痛かったですが…)
最近ではフレディレックのウォッシュタブのようなおしゃれタライも出てきているので、1ヶ月間沐浴に使用→その後はおもちゃ入れにする、なんて方法もアリなんじゃないかな?と思います。
実は、次男のときは3人目にして初めて友人に借りたベビーバスを使ったんです。使ってみて「なるほど、確かに便利!」とちょっと感激。沐浴しやすい形状、水抜き栓など、「さすが、沐浴専用に作られているだけある!」と感じる機能性でした。
置き場所に困らない、譲り先があるなどの場合は、ベビーバスを購入してもいいかもしれないですね。
添い寝するならベビー寝具を揃える必要はないかも!
ベビー寝具一式は、揃えるとそれなりに費用がかかりますよね。「赤ちゃんが生まれるなら揃えておかなきゃ!」と思うプレママも多いかもしれませんが、意外に使わないかもしれませんよ。
私の場合、母乳で育てていたということもあり夜は大人の布団で一緒に添い寝していました。一応ベビーベッドはありましたが、使うのは日中寝るときやおむつ替え、ベッドメリーで遊ぶときくらい。大きめの座布団や敷マットがあればその他は特に必要なかったです。
また、ベビー寝具のセットにはまくらやまくらカバーも付いていますが、まくらは使わないかも…。実際わが家ではまくらを使ったことはありません。産院のタオルまくらをマネして、タオルを折りたたんでまくら替わりにしていましたよ。そもそも赤ちゃんはよく動くので、まくらをしてもいつの間にか外れちゃってます(笑)。
赤ちゃんとは添い寝をせずにベビーベッドで寝かせるという場合以外は、ベビー寝具はなくてもいいかもしれません。
出産準備はそれぞれの状況に合わせて柔軟に!
赤ちゃんとの生活を思い描きながら行う妊娠中の出産準備は、プレママにとって幸せな時間♡あとになって「これは必要なかった!」ということのないよう、具体的にイメージしながら準備を進めていくといいでしょう。
担当ライター