子育て中でも誕生日ディナーを楽しみたかった!けど息子には通用しなかった…
広島で子育て中の私が、自分の誕生日にディナーに出かけたい!となりました。大阪の実家を頼ることはできないので、息子もいっしょに行くことに。これが、大失敗の結果となるエピソードをご紹介します。
私の誕生日!ディナーに出かけたい!
まだ子どもが一人だったころは、広島市内で専業主婦をしながらの子育てだったため、大阪にある実家を頼ることもなく、息子中心の生活をしていました。食事はすべて自宅で用意していましたが、あまり困ることもありませんでした。
ただ、息子が2歳前のころ、ちょうどイヤイヤ期が始まり私はちょっと疲れ気味になっていました。
そんな時、もうすぐ来る私の誕生日は「気分を変えて美味しいものを食べに行こう!」と、ディナーを予約することに。正直、家での食事に飽き気味だったこともあり、当日をとても楽しみにしていたのを覚えています。また、この頃の息子はというと、、とにかくたくさん遊びたい!じっとしてなんかいられない!という時期にさしかかっていたものの、食事に関してはきっちりとできていたため、ディナーに出かけることに問題は感じていませんでした。
ただ、あとから振り返ると、この頃が息子の興味対象の変わり目だったようです。
息子、食べることに興味なし。じっと座っていられない…
・今日に限ってじっとしていられないのか
ディナー当日。主人も休みの日だったので、1日をゆっくり過ごしてディナーに出かけます。
お店に入り席につくなり、息子は動きたい様子。食事が運ばれて来るまではどうにかおもちゃでごまかしながら席についていますが、いよいよじっとしていられなくなります。
運ばれてきた食事を息子に食べさせようとするも、まったく興味なし!少しでも食べてくれれば私たちも食べられるのに、一口も食べようとしません。
あげくには椅子から降りるんだと騒ぎだす始末。こうなっては周りの方に迷惑なので、主人と息子が少し外に出ることに。私は店内で少し待ってはみたものの、席に戻れそうにないと主人から連絡が入ります…。戻ろうとすると息子が騒ぐと。
・それぞれ一人ずつの食事、ディナーに出かけた意味がない
テーブルの上にそろった食事を私は一人でもくもくと食べ、外にいる主人と交代。次は主人が一人で食べ、お互い食事中に会話をする相手もいないままディナー終了。なんだこれ、の結果となりモヤモヤ。
気分転換のつもりで出かけたのに、なんともストレスの溜まるディナーとなり、思い出しても“私かわいそう”、な記憶となりました。
こういう経験のある方、多いんじゃないかな、と思っています。
息子、お兄さんになるまでお留守番ということに
・食事への興味が激減!遊びへの興味が増幅!
ちょうど誕生日ディナーの頃から、息子は食べることよりもとにかく遊ぶことに興味が傾いていきます。朝起きたらすぐに遊びだし、お昼寝もせずに遊んでいたい!
やっとお昼寝をさせても、起きたらすぐに遊びたい!食事もせずに遊びたい!そんな様子でした。食事には全く興味がなくなってしまったのです。
こうなってしまってはとても外食なんてできないと悟り、そこからしばらくの間、我が家は外食をせずに過ごすことになりました。
・主人の実家を頼るしかない!
広島には主人の実家がありますが、両親はまだ二人とも仕事をしているので、普段は頼ることができませんが困ったときには助けてもらっていました。
ただ、誕生日に食事に出かけたいから、遊びに行きたいから、という理由で預けるのははばかられます。
それまでは息子が小さかったこともあり、常に私と行動し、預ける理由もあまりなかったのです。ですが、徐々に息子の自我が目立つようになり、どこでも連れていくということが難しくなってきました。少しの時間、息子と離れてリフレッシュしたいと思うようになったのもこの時期です。
買い物に行くのも一苦労、食事をするのも一苦労。我慢しなければいけないことが多かった時期でもあります。
このままでは私自身が楽しくない!となり、記念日や誕生日に外食をしたいときは両親と予定をすり合わせ、息子はお留守番してもらうことにしました。
誕生日は、年に一度しかありません。頻繁に預けるわけではないので、両親も喜んで預かってくれます。
自分の誕生日を楽しく過ごしたい気持ちは子育て中でもあるもの。家族そろって楽しく過ごせるのが理想ですが、なかなかそうはいかないこともあります。気分転換をしながら楽しんで子育てができるよう、両親に助けてもらっています。
義実家に助けてもらいながら、子育て中でも誕生日ディナーを楽しむ
息子が成長するにつれ、義実家に助けてもらうことも増えました。残念な誕生日ディナーの経験を活かし、広島のじいちゃんばあちゃんの力を借りながら誕生日や記念日を楽しませてもらっています。
担当ライター