学資保険は必要?妊娠中に今後の保険を見直してみた

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妊娠をきっかけに、生まれてくる子どものための学資保険に新たに加入するかしないかを、夫婦で話し合いました。その結果、子どもの保険には加入せず、夫と私の保険を入り直すことに。妊娠中だからこそ、ゆっくりと保険を見直すことができました。

 

妊娠を機に、子どものための保険に加入するか話し合ってみた

32歳で結婚して、33歳のときに初めての妊娠。それまで夫婦共働きで、保険のことについて考える暇もありませんでした。妊娠を機に私に時間ができたため、重い腰を上げ、夫婦の保険や、産まれてくる子どものための保険について考えてみることになりました。子どもの保険を考える前に、まずは、夫婦で独身時代から加入していた保険を見直してみることに。夫婦で自分たちの入っている保険について話し合ってみたものの、これからの将来にどんな保険が必要なのかが分からず、当時住んでいた、東広島市西条のショッピングモール内にあった保険の無料相談のお店に行ってみることにしました。

保険の無料相談に行ってみた!

担当してくれた女性のアドバイザーさんが、すごく感じが良く、保険の種類について丁寧に分かりやすく説明してくれました。気を良くした夫は、今後のライフプランも含めて相談することを決めてしまったほどです。それまで、ぼんやりと今後の将来について考えていたものの、私たちが望むライフプランを実現するには、実際にどのくらいのお金が必要になるのかは検討もつかなかったので、その場でシミュレーションをしてもらうことに。
その際、お互い秘密にしていた貯金額をオープンにすることになりました。結婚する前にも、「貯金はどのくらいあるの?」と聞きたい気持ちはあったのですが、なかなか面と向かっては聞けないものですよね…。自然な流れで、担当の方が、「差し支えなければ、ご主人の方から貯金額をお聞きしてもよろしいですか?」と、聞いてくれたので、先に夫が答え、次は私が答える番に。夫は正直に話してくれたようですが、私は思わずちょっと少な目に言ってしまいました。昔から母に、夫婦の中でも知らなくていいお金はあっていいのよ。と教えられてきたものですから…。(笑)その他、
・子どもは何人欲しいですか?
・将来家を買いたいですか?
・毎月のお小遣いはいくら欲しいですか?
・車は何台持ちたいですか?
など、夫婦だけで話すと喧嘩になってしまいそうだったり、なかなか聞きにくかったりすることも、第三者をはさむと、案外スルっと話せてお互いの気持ちを知るのにいい機会になりました。

子どもにかかる費用ってこんなに高いの!?

保険の無料相談で、私たちが将来的に欲しい子どもの人数を2人に設定し、実際に子どもにかかる費用を教えてもらいました。子どもが大学まで進学する設定にすると、私たちの場合は、諸費用抜きで、なんと教育資金累計が大学費用も含めて、1人1387万円!思わず、夫が「もう晩酌のビールは飲めなくなるわ…」と、一言。「発泡酒も無理じゃない?」と私(笑)。そこで登場するのが学資保険です。
【学資保険とは?】
子どもの教育資金の準備を目的とした保険です。毎月定額の保険料を払い続けると、小学校~大学に進学する際、入学時の祝い金として一時金が受け取れたり、契約満期時に満期学資金が受け取れたりと、子どもの成長に合わせた給付金を受け取れる仕組みになっています。その他、突然の事故などで親が亡くなった場合に、それ以降の保険料の払込が免除になったり、免除されても保障はそのまま継続されて、学資金を受け取ったりすることができるのも大きな特徴です。
私たち夫婦にとって学資保険の一番の魅力は、親に何かあったときでも、子どもに不自由なく勉強を続けさせてあげられることでした。ですが、まだ子どもがお腹の中にいる状態。学資保険に関しては、生まれてきてからでもいいんじゃないかと、先に夫婦の保険を見直すことになりました。

話し合いの結果、子どものために養老保険に加入

当時、夫は会社が加入している団体保険に入っていました。医療保険と死亡保険は、個人で入るよりも安い保険料で、保障内容も充実していると言われたので、そのまま継続することに。妻の私は、社会人になるまで、実母が払っていてくれていた保険を引き継ぎ、医療保険と個人年金保険に加入していました。私の場合は、これまで加入していた保険よりも良い条件の保障内容で、安い保険料の保険に加入し直し、夫は新たに個人年金に加入しました。そして最後に、お互いの貯金を出し合って(私はかなり少ない金額)、養老保険に入ることに。養老と聞くと、おじいちゃんやおばあちゃんになったときに使う保険のような感じがしますが、貯蓄が目的の保険です。メリットは、銀行に預けておくよりも利子が高いこと。そして、おまけに生命保険もついてくること。ただし、デメリットもあります。私たちが加入した養老保険は、3年以内に解約すると元本割れすることです。夫と、3年間は何があっても解約しないと誓い、この養老保険を将来生まれてくるはずの子どもの教育費に使うことにしました。計画としては、子どもが高校を卒業したときにこの養老保険を解約して、ちょっと利子が上乗せされたお金を高々と見せて、「これで好きな進路に進みなさい!」と、渡してあげたいなと思っています。(笑)

出産後はバタバタ!妊娠中に話し合っておいてよかった

結局、学資保険には加入せず、養老保険を学費に充てることにした私たちですが、妊娠中の時間に余裕があるときに、保険の見直しができて本当に良かったです。出産後はバタバタで、保険をゆっくり考える時間はなかったように思います。加入するしないは、別として将来のためにどんな保険があるのかを出産前に知っておくのはおすすめですよ。

 

担当ライター

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