子育て中のおもちゃを手作りしてみませんか?意外と簡単にできるDIYおもちゃのススメ

この記事をシェアする

子育てをしている中で、子どもの使うおもちゃは何を基準に選んでいますか?素材?知育のできるもの?私は子どもの使うおもちゃが「子どもが喜ぶ」ものであるのはもちろん、「親の愛情が伝わる」ものであれば最高ではないのかと思うのです。そしてそれを、手作りおもちゃという形で表現してきました。ものづくり大好きママの、DIYおもちゃのススメをご覧下さい。

子どものおもちゃをDIYするということ

私はものを作ることが大好き!自分で作れそうだなと思ったものは作ってみる質です。そんな私は、子育てをする中でもことあるごとに手作りしています。それには子どもの使うおもちゃも含まれているのですが、元々ものづくりが好きとはいえ、子どものおもちゃをDIYするということ自体に、実は特別な思いがあるのです。

私は7歳の誕生日に、ドールハウスを父からプレゼントしてもらいました。それは煙突付きの3階建てで、1階には暖炉までついているもの。実はそれはなんと、私の父手作りのウッドハウスだったのです!

細部まで作られているそれは、お人形遊びが好きだった私の宝物に。そして今現在も我が家で保管されています。あいにく我が家には女の子が生まれなかったので遊ぶ機会はあまりないのですが、見るたびに父の愛情を感じることができる特別なおもちゃです。

私は愛情を伝えるのが下手なタイプですが、手作りおもちゃを通して私が父に感じたように、子どもにも「母から愛情を注がれている」と感じてほしいという思いがありました。

子どもが大好きな「秘密基地」は手作りティピーテントで

子どもって、狭いところが好きじゃありませんか?我が家の息子たちは、段ボールなどを使って自分たちだけの空間を作っては楽しんでいます。いわゆる「秘密基地」のような感覚ですね。息子が小さい頃から段ボールハウスはよく作って遊んでいましたが、段ボールが部屋にひとつあるだけでこんなにも邪魔なものか!と実は毎回思っていました。

そしてあるとき、インテリアショップで見かけたティピーテントを見かけた私は「かわいい!」と大興奮。隠れ家ごっこが好きな息子も喜びそう…しかしお値段はまったくかわいくなかったため、購入は断念(笑)その後、私はいつもの癖で作り方を検索!すると、あら?案外簡単そう!ということで、近くのホームセンターと手芸店に駆け込んだのでした。

必要なのは8本の棒と紐と布だけです。作り方は、棒の上部を紐でまとめて、足先が円形に並ぶように等間隔に並べ、布を掛けるだけ!強度が欲しい場合は、棒の上の方に同じ高さで穴を開け、そこに紐をすべて通してから結ぶとバラバラになりません。私は布を三角形に切り、ティピーの形に合うように縫い合わせましたが、面倒な場合は大判の布を巻くだけでOKです。

段ボールハウスと違い、手作りティピーは骨組みとなる棒をまとめてしまうことができ、その上おしゃれ!きっと素敵な子どもの隠れ家になりますよ♪

子どもの好きなものだけを集めた「あいうえおマグネット」

長男は2歳の頃、誕生日にプラレールを買い与えたのをきっかけに電車オタクと化しました。電車の図鑑を眺め、電車の種類を覚える毎日。そこで閃いたのが、「あいうえおマグネット」でした。低年齢向けに、よくあいうえお表のポスターみたいなものってありますよね。あれを子どもの興味があるものだけで作ったら、50音を楽しく覚えてくれるかなと思ったのです。

そこで電車の名前だけで作ったあいうえおマグネットを作成!なかなか50音すべて集まらず、廃線した路線の電車まで加えました(笑)このマグネットのお陰か、長男はみるみるひらがなを覚えてくれましたよ!

今、次男が当時の長男と同じくらいの年頃なので、今度は次男専用のあいうえおマグネットを作ろうかなと考えているところです。

野球に興味を持った息子に「ストラックアウト」をDIY

3年前に広島に引っ越してきた我が家は、現在ではすっかりカープファンに。長男はカープの影響で、引っ越してしばらくすると野球自体にも興味を持ち始めました。夫とキャッチボールをする長男を見て、「家でも野球を楽しめる道具があればいいな」と思い立ったのが「ストラックアウト」

まず設計図を書いて必要な木材のサイズを書き出し、近所のホームセンターへ。ホームセンターは木材をカットしてくれるサービスがあるので、自分でカットする手間はありません。木材を使ってDIYするときはぜひ活用したいサービスですね。

そして釘と蝶番を使い、木材同士を組み立てます。ボールが当たったときに数字の書かれた板がパタンと倒れるように蝶番を装着。土台となる足はボールの衝撃で倒れないよう、長めにしました。

当たった瞬間パタン!と小気味良い音を立てて倒れるストラックアウトに息子はすっかりハマり、何度も挑戦している姿はとても楽しそうでした。今では野球チームに入り、日々汗を流す立派な野球少年に成長しています!

家にあるものだけで作る「段ボールおもちゃ」

いちいち材料を買うのは面倒くさい!という人には、段ボールを浸かったおもちゃ作りがおすすめです。我が家で作った段ボールおもちゃの一部を紹介します!

お店やさん

段ボールでお店やさんを作り、お買い物ごっこを楽しみました。窓型の作りにしたのですが、中と外でのやり取りが楽しいようで、ひたすらお客さん役をさせられた記憶があります(笑)

新幹線

ストレッチ用のポールを購入した際に梱包に使われていた細長い段ボールは、電車好きな息子のために新幹線にしました。乗って遊んでも段ボールなので壊れることもなく、新幹線ごっこを楽しむことができましたよ♪

折り畳み式の段ボールハウス

ティピーテントを作る前、かさばる段ボールハウスをどうにか改良できないかと考えた末に作ったのが、折り畳める段ボールハウスでした。段ボールの壁をL字にし、部屋の壁とソファを利用して自立するように工夫したので、使わないときは2つ折りにして畳めちゃうんです!100円均一のシートステッカーを貼り付けて、段ボールっぽさも軽減。しばらく愛用していましたが、段ボールなのでそのうちボロボロになってしまいました。ですが今までの段ボールハウスの中でも一番使い込んだ思い出の作品です。

手作りは愛情を伝えるツール

既製品のおもちゃに比べると粗雑で耐久性もない手作りおもちゃですが、手作りならではのぬくもりは既製品には出せません。手間もかかりますが、その分愛情いっぱいの手作りおもちゃは、子育ての中で親の愛情を伝えるツールにもなるのではないでしょうか♡

関連記事はこちら▼

担当ライター

この記事をシェアする