立ち会い出産って実際どう?広島パパに中川産科婦人科でインタビュー!
あなたは出産するとき、夫や家族に立ち会ってほしいですか?今回は、中川産科婦人科(広島市中区)にて、11月に立ち会い出産を体験した広島パパにインタビュー!今では珍しくない立ち会い出産ですが、いざとなるとどうするべきか迷ってしまう方も多い模様。特に、男性側は「立ち会い出産ってどんな感じなんだろう」とイメージが湧きにくいのだとか。そこでpikabu編集部では、実際に立ち会ったパパに出産当日の詳しい様子や経験して感じたことなどを取材してきました!今後立ち会い出産を検討しているプレママ、プレパパの方必見です。
中川産科婦人科(広島)はパパの立ち会い出産OK!
「立ち会い出産」ってどう?「出産に立ち会って良かった」「感動した」の声も
出典:中川産科婦人科公式サイト
陣痛の始まりから赤ちゃん誕生まで、家族が妊婦さんのそばに寄り添って見守る「立ち会い出産」。お産がなかなか進まない、陣痛が長い、など妊婦さんにとって辛い局面では、家族が近くでサポートしてくれるだけで安心できるもの。近年では、夫が分娩に立ち会うケースも増えています。
ときには、「立ち会いの場で夫が頼りにならなかった」「痛すぎてずっと叫んでいたらびっくりされた…」なんてママの声も。
しかし、「夫がそばで見守ってくれて、心強かった」というママの意見や「我が子が生まれる瞬間を目の前にして感動した!」というパパの声も多いそう。
立ち会い出産は、命が誕生した喜びを夫婦や家族で分かち合える、貴重な機会なんです。
中川産科婦人科・中川仁志院長に聞きました!「立ち会い出産」のメリットは?
中川産科婦人科 中川仁志院長
出産に立ち会うことのメリットは、ひとつの命が誕生するときの「産みの苦しみ」に、夫婦でともに向き合って一体感が生まれることです。ご主人が出産を一緒に見届けることで、父親としての自覚を持つこともできます。
ご主人やご家族が側にいて手を握るだけでも支えになりますが、どのように立ち会ってほしいのか、事前によく話し合うことも大切。出産時にどんなことをして欲しいのか、どんなことをして欲しくないのか、奥様の気持ちに寄り添って、できることをしてあげましょう。
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こちらは、2022年11月に中川産科婦人科にて第一子が生まれた、土居弘幸さんと裕美さんご夫婦。
今回は、分娩にも立ち会った弘幸さんにインタビューしました!
中川産科婦人科を選んだ理由は?
出典:中川産科婦人科公式サイト
「妻のお姉さんが中川産科婦人科で出産していて、とても印象が良かったようです。ずっと『私も産むなら中川産科婦人科にする!』と妻が言っていたので、迷いませんでしたね」
奥様の出産に立ち会うことは、いつごろ決めましたか?また、その理由は?
「妻から『ぜひ立ち会ってほしい!』と言われていたので、妊娠初期から決めていました。私自身も奥さんの出産に立ち会った経験のある友人から話を聞いたこともあり、いつか立ち会ってみたいなと思っていたんです。」
出産に立ち会う前、事前に準備したことはありますか?
「出産時はコロナ禍ということもあり、中川産科婦人科でも立ち会い出産はできないかもしれないと言われていました。実は、立ち会い許可が出たのが出産予定日の2週間前!立ち会いには発熱や風邪症状がないことが前提条件なので、出産まで毎日検温し、体調管理にはかなり気を遣いました」
立ち会い出産で印象に残ったこと、大変だったこと、感動したことは?
中川産科婦人科の分娩室
出典:中川産科婦人科公式サイト
「外出先で『破水した』と妻から連絡を受け、病院へ行きました。予定日より10日ほど早くて、ドキドキしました。陣痛室・分娩室は、スマホやカメラの持ち込みがOKだったので、家族にもグループLINEで状況を報告していました。
私がしたことは、妻の手を握ったり、腰をさすったり、タオルで汗をふいたり、ストローを挿したペットボトルで水分補給を手伝ったり…。
陣痛室では、テニスボールで妻の腰やおしりのあたりを押してあげました。助産師さんから「こうすると陣痛が和らいで、いきみ逃しにもなりますよ」と教えていただきました。妻からは、『押す力が足りない!全力で押して!』と怒られましたけれど(笑)。
13時に病院に駆けつけて、出産したのはその日の夜の21時くらい。妻が分娩室に入って1時間くらいは、外で座って待っていたんです。そのときはもう、祈るだけ。『入ってください』と言われたときはすでに頭が出かかっていました…。
最初に我が子が出てきたときは、羊水を飲んでいたらしくて、声が聞こえなかったんです。大丈夫かな?と不安になりましたが、スタッフさんに処置をしていただいて、ようやく元気な産声が!!その瞬間、『とうとう生まれた!』と実感が沸きました」
出産に立ち会ったことについて、奥様のご感想はいかがでしたか?
「本人は、『とにかく痛すぎて大変だった』と言っていましたね。
分娩室で妻が痛みに耐えていたときに、中川産科婦人科のスタッフさんが『もうちょっとでかわいい子に会えますからね』とやさしく声をかけてくださったんです。あのときは、妻も私もそのひと言に本当に感動しました!出産時の嬉しかった思い出を夫婦で共有できたのも、立ち会えたからこそだと思っています」
誕生した赤ちゃん(土居さん撮影)
「スマホの持ち込みも撮影も快く許可してもらっていたので、貴重な瞬間をたくさん撮影できました!生まれたばかりのへその緒がついた我が子の写真は宝物です。
ただ、自分のスマホで撮影するのが精一杯で、頼まれていたのに妻のスマホでの撮影まで手が回らず…。スタッフさんが気を利かせて代わりに撮影してくださったことがとてもありがたかったです」
これから「立ち会い出産」を検討中のパパやママに、メッセージをお願いします!
出産直後の家族写真
「我が子の誕生に立ち会えて本当に良かったと思っています。子供の人生の始まりに立ち会える、親になる瞬間を自分で見届けられるというのは、他では得られない経験です。
それに実際に立ち会ってみると、出産ってこんなに大変なものなのかと改めて驚きました。もし女性がひとりで臨むとなると、相当不安だろうし寂しいだろうなと…。家族がそばで見守ることで、ひとりで抱え込まず一緒に出産を乗り越えられるのではと思います。
立ち会いに迷っている人には、全力でおすすめしたいですね!」
中川産科婦人科に立ち会い出産の注意点を聞きました!
立ち会い出産の注意点①コロナ感染拡大状況によっては制限あり
新型コロナの感染拡大以降、妊婦さんの安全のため長く「立ち会い出産」を制限していた中川産科婦人科。広島市の感染状況がいったん落ち着いたことにより、2022年年9月20日から立ち会い出産が再開されました。2022年12月現在は、家族のうち大人ひとりと子供ひとりまで立ち会いが可能です。
しかし、今後の感染状況によっては再び制限される可能性も。立ち会い出産を希望する方は、その点も含めて家族でよく話し合っておきましょう。
また、分娩状況により、医療上の理由で立ち会いが中止されたり中断されたりする場合もあります。その際は、スタッフの指示に従いましょう。
※入館制限については、公式ホームページをご確認ください。
http://www.nakagawa.or.jp/
立ち会い出産の注意点②陣痛室に持ち込んでいいものをチェック
中川産科婦人科では、立ち会い出産時に、陣痛室・分娩室どちらでもスマホやカメラ、ビデオカメラの持参および撮影が認められています。お産の記録や誕生したばかりの赤ちゃんの撮影ができるのは、とても嬉しいことですよね!
中川産科婦人科の立ち会い出産では、以下のグッズを持参する人が多いのだとか。
・水分補給のための飲みもの(ストロー付がおすすめ)
・硬式テニスボール(陣痛緩和、いきみ逃し用) など
持ち込むものについては、事前に病院側へ問い合わせをしましょう。
陣痛室・分娩室内では、スタッフの妨げにならないように指示に従い、入室の際には、マスクの着用と手指の消毒をお忘れなく!
また、撮影した写真は、プライベートな情報となるので、SNSへの投稿などについては十分注意・配慮しましょう。
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立ち会い出産にパパも感動!妊婦さんに寄り添いながら、家族の絆を深められる貴重な体験に
いざ出産となると、女性は不安がたくさん。「無事に生まれるかな?」「どのくらい痛いの!?」そんな思いを一番身近な夫や家族と共有できたら心強いですよね。今回の取材では、立ち会い出産を経験された広島パパが、「立ち会えて本当に良かった」と言っていたのが印象的でした。中川産科婦人科では、立ち会い出産を希望する妊婦さんや家族の方をきめ細やかにサポートしています。今後コロナの感染状況により制限される可能性はありますが、立ち会いを希望される方は、ぜひご参考にしてください。
【中川産科婦人科】
所在地 |
広島市中区本川町2-1-16 |
電話番号 |
082-231-2832 |
診療時間 |
【午前】9:00~12:30【午後】15:00~17:30 ※土曜午後は14:30~17:00 ※急患は随時受け付け |
休診日 |
木曜、日曜、祝日 |
公式サイト |
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担当ライター