【広島市安佐北区】てらやまプレーパークは子どもの五感を刺激する遊びがいっぱい♪
「いつもの公園もいいけれど、なんだか公園遊びも飽きてきたな…」そんな悩みを持つママやパパにおすすめしたいのが、広島市安佐北区可部にある『寺山公園』!ここでは土日に『てらやまプレーパーク』という遊び場が開放され、手作りの遊具や、工具や廃材を使った工作づくりなど、普段の公園遊びではできないような新鮮な体験ができちゃいます。今回はこのてらやまプレーパークの魅力について詳しくお届けしましょう♪
そもそもプレーパークとはどういう意味?
出典:子どもネットワーク可部
プレーパークとは、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーとした遊び場のことで、別名“冒険遊び場”とも呼ばれています。地域の人々の自主運営のもと開催されているのが特徴で、1937年にスウェーデンにおいて、子どもたちがのびのびと遊べるようにと設置されたのが始まりとされています。デンマークやイギリスへとその動きは盛んとなっていき、やがてアメリカや日本へも普及。現在では日本でも全国各地で展開されていますが、そのうちのひとつが今回紹介する安佐北区可部東の「てらやまプレーパーク」なのです!そんな世界レベルで普及されている遊び場が、安佐北区の身近な場所にあったなんでびっくりですよね。ちなみに広島市にはてらやまプレーパーク以外にも、中区の中央公園に「もとまち自遊ひろば」というプレーパークもあるようですよ♪
プレーパークは一般的な公園とココが違う!
出典:広島市
プレーパークが普通の公園とは少し異なっていることがあります。それは、“子どもたちがのびのびと遊べるように”ということを最優先にしていること。そのため、プレーパーク内では、禁止事項があまり設定されていません。
普段の生活の中では、「汚れるからダメ!」、「危険だからダメ!」と、ついつい子どもの安全を考えて遊びに制限をかけてしまいがち。しかし、プレーパーク内では、すべて自分たちの責任となり、思い思いに自分流の遊びを見つけることができるのです。
たとえば、火や水、木などの自然素材を使った遊びや、段ボールや木材などの廃材を使った遊びなどがありますが、大人から見ると少し危なっかしく感じるかもしれません。しかし、このような遊びを通して、自ら危険を避ける方法や生きる力を身につけていくことができる。プレーパークではそのように考えられています。
また、プレーパーク内には、子どもたちとともに遊ぶ存在として、プレーワーカーやプレーリーダーなどと呼ばれる大人のスタッフも常駐。子どもたちと対等な立場で付き合いながら、仲間たちをつなげたり、子どもの声を大人に届けたりと、プレーパークに訪れた子どもたちがのびのび遊べるようにサポートしてくれます。
てらやまプレーパークに実際に行ってみた!
今回、我が家の2歳やんちゃ息子を連れて、寺山公園に実際に行ってみました!その潜入レポをお届けしましょう!
出典:子どもネットワーク可部
寺山公園は、安佐北区可部東にあり「可部高校」に隣接しています。初めて行く場合は、可部高校を目指して行くと分かりやすいかもしれません。
公園内にある無料の駐車場は、結構たくさんの車が停められるようになっているので、駐車場の心配はなさそうです。ちなみに我が家が訪れたのも土曜日の13時ぐらいでしたが、駐車場には余裕がありましたよ♪
寺山公園は、このようにとっても広大な敷地があります。少し山を登った小高いところにあるので、可部のまちなみも見下ろすことができますよ。
野球をしている家族や自転車の補助輪外しの特訓をしているちびっ子など、この日もたくさんの人が訪れていました。
そしてこの敷地内の一角にてらやまプレーパークがあります。
まずは利用する前に、緑のテントがあるところで、受付を行います。受付と言っても料金などは不要です。利用する家族全員の名前と、居住地域(番地は不要)、子どもの年齢などを記入し、子どもの下の名前を書いたガムテープを胸や腕など洋服の見えやすい位置に貼りつければ準備完了!
まず息子が興味を持ったのが、シャボン玉コーナー。大きなたらいの中に、プレーリーダーさんたちがこまめに液体を注いでくれて、いつでも遊べるようになっています。
普通のシャボン玉液よりトロッとしていて、2歳の息子でも簡単に大きなシャボン玉が作ることができました。息子もこれには大興奮♪頭や洋服にシャボン玉液をつけてしまいましたが、今日は気にせずに遊んでOK!みなさんもプレーパークに行くなら、汚れてもいい服装を選んであげてくださいね。
シャボン玉に満足したら、次は砂場遊びへ移動。
砂場の中には、大きなショベルやスコップ、そのほかフライパンやお鍋なんかもたくさん置いてありました。息子は見たことも触ったこともない大きなショベルに目がキラキラ。おにいちゃんやおねえちゃんたちの使う様子をじっと観察しながら、見よう見まねでショベルで土を掘ってフライパンに移していました。あまりに熱中しすぎて、汗もびっちょり(笑)
砂場の横にはこんな工作コーナーも発見。
大小さまざまな廃材やのこぎりや釘などが置かれていて、子どもたちが自由に作品を作っていました。なかなかのこぎりを使うというのは普段の生活の中ではできない体験。そんな貴重な体験が公園内の一角で気軽にできるというのはありがたいところ。夏の自由工作の作品づくりをここでしてみるのもいいかもしれませんね。
そして女の子たちに人気のあった遊びがこちらです。
この一角では、べっこうあめ作りを体験することができます。お砂糖は自宅から持ってこないといけないようですが、割りばしや七輪の貸出があるため、お砂糖さえあればその場でべっこうあめを作って食べることが可能です。たくさん遊んで小腹が空いたら、べっこうあめでおやつタイムなんてのもいいですね♪
そのほかにも魅力的な手作り遊具があちこちに設置されていました。
こちらは、手作りのブランコです。
座る部分が丸太となっているので、バランス感覚が必要!いつものブランコとはまた違った楽しさがありますね♪
息子は竹で作られたこのボール転がしも楽しそうに遊んでいました。
大小サイズの異なるボールが用意されていて、大きさや形によって転がるスピードもさまざま。勢いがつきすぎると、ケースからはねて飛び出してしまうことも。「どのボールならケースにうまく着地するかな?」と話したりして、ワクワクしながら息子も夢中になっていましたよ。
息子は怖がってまだ挑戦できませんでしたが、子どもたちに人気のターザンロープもありました。
この写真の奥の方にちょっぴり写っていますが、まわりにはベンチもいくつか設置されているので、ママやパパたちも腰かけながら子どもたちの遊ぶ様子を眺めることができますよ♪
また、寺山公園内にはこんな立派な遊具もあります。
直線の滑り台やカーブの付いた滑り台、屋根付きの滑り台など3つの滑り台が楽しめるので、息子も飽きずにひたすら何回も登っては滑ってを繰り返していました。
結局我が家はこの公園でたっぷり3時間強遊び倒しました。普段は飽きてくると自分から「もう、おうち帰る」と言う息子ですが、この日は珍しく帰りたくないと泣いたほど。これで無料だなんて、本当にありがたい!とってもよい遊び場を見つけました♪
公園内には芝生エリアもあるので、あたたかくなってきたらお弁当を持って訪れたいと思います♡
週末の遊び場に困ったらてらやまプレーパークへ!
子どもたちにとって、体験することは成長の糧。普段の生活ではできないような体験が、てらやまプレーパークなら叶えることができますよ♪好奇心旺盛な子どもたちにはたまらない遊びがいっぱい詰まったてらやまプレーパーク。ぜひ、週末の遊び場に困ったら足を運んでみてくださいね♡
住所 |
広島市安佐北区可部東4丁目28番 |
開催日程 |
てらやまプレーパーク ・木曜日(11時~16時半まで) ・土・日・祝日(10時~16時まで) |
駐車場 |
無料駐車場あり |
公式HP |
てらやまプレーパーク |
担当ライター