広島市植物公園へ行ってみよう!親子でお出かけしたくなる魅力をご紹介♡

この記事をシェアする

広島市佐伯区にある『広島市植物公園』は、季節の植物や巨大な温室など見どころ満載のスポット。エリアごとの特徴や子どもの年齢別おすすめコースなど、植物公園の魅力をご紹介します♡

広島市植物公園のエリアごとの特徴をチェック

植物公園の中でも特におすすめのエリアをピックアップ!エリアごとの特徴を見ていきましょう。

カスケード&大花壇

植物公園に入って一番に目に入るのが、左右に振り分けられた大小の花壇です。草花の植えつけは年5~6回行われ、春はベゴニア、冬はパンジーなど、季節の草花が来園者を出迎えます♡正面入口から大温室までのエリアに、立体花壇やハンギングバスケットなどの見どころがいっぱい!記念撮影にもおすすめのスポットです。

こちらのエリアにはコイの池があります。見ているだけでも美しいコイたちですが、エサやりも楽しめるので子どもたちに大人気♪エサは売店で販売されていますが、季節によってはエサやりを実施していないことも。また、時間帯によってはエサが売り切れていることもあるので、入園のタイミングで確認しておきましょう!

大温室

平成30年3月3日にリニューアルオープンした大温室は、熱帯・亜熱帯の種類豊富な植物が展示されているスポット。約650品種、5000本の植物を鑑賞できる、中四国最大級の規模を誇る温室です。
植物のより自然な生態を見られるようにと、温室内は現地の状況を再現したつくりになっています。分類・形態・利用の面で分けたコーナー別展示方式で、コーナーごとの特徴を実感♪入口からすぐの水辺のコーナーを進むと、大温室のメインともいえるバオバブが見えてきます。

リニューアルオープン後の夏に訪れたときにはほとんどなかった葉っぱも、秋ごろには青々とした葉っぱがたくさんついていました!訪れるタイミングによっては、コウモリや鳥のモニュメントが吊るされていることも。
バオバブを通り過ぎると、ジャングルコーナーやフラワーコーナー、くだものと暮らしのコーナーがあります。中でもおすすめの注目ポイントは、くだものと暮らしのコーナー。バナナやマンゴーなど知名度の高いくだものをはじめ、お菓子や調味料として使われる植物も見られるコーナーです。くだものが色づいている時期に訪れると、子どもが見ても「あそこにバナナがある!」とすぐにわかって冒険感覚で散策を楽しめます。子どもにとってはあまりなじみのない植物でも、大人が「実はこれ、バニラアイスに入ってるんだよ」と教えてあげると、興味深く話を聞いてくれるでしょう♡くだものと暮らしのコーナーの入口には植物の写真を載せた看板が設置されているので、親子で写真と同じ植物を探しながら散策するのもおすすめ!

サボテン温室

乾燥地に適応した植物が、約320品種、500株も展示されているサボテン温室。大きさや形の異なるサボテンたちを目にすれば、大人も子どもも夢中になること間違いナシ!
温室に入ると、大きな球状のサボテン「キンシャチ」がお出迎え♪植物公園のキンシャチは推定60年以上の長寿植物。丸いシルエットと大きさがめずらしいのか、多くの子どもたちが見入っていました。
奥のほうに進んでいくと、高さ約4メートルのウチワサボテンや多肉植物を見られます。多肉植物は間近で見られる位置に展示されているので、子どもの目線でも見やすいところが嬉しい♡多肉植物好きの大人にも人気のあるコーナーです。

サボテンのホネ展示も。こちらは実際に触ることができるので、見つけたらぜひチェックしてみてください!ぱっと見た感じは枯れ木のよう。独特の質感や穴の開き方など、じっくり観察できますよ。

花の迷路

花の迷路は、季節の草花を使って道を作ったエリア。イルミネーションイベント中は光の迷路になるなど、季節ごとに形状が変わります。

迷路横にある森のレストランからは、迷路全体を見渡すことができます。水やりの時間帯になると、ホースから水が噴出されてちょっとした水遊び状態に(笑)水しぶきに手をかざしながら迷路を進む子どもたちの姿を見られますよ。

芝生広場

芝生広場には子ども向けの遊具があります。中でも特に人気があるのはザイルクライミング!小学生向けの大きなものと、小学生以下の小さな子どもでも挑戦できるものの2種類があります。
秋にはイチョウが見頃を迎えます。ヤマナシやカリンなど、木の実拾いも楽しめる芝生広場。季節ごとに変わる風景も見どころですよ!

 

子どもの年齢別おすすめコース

出典:広島市植物公園

広島市植物公園の敷地面積は、マツダスタジアムの約5倍!広々とした敷地内に見どころ満載のスポットですが、子どもの年齢によってはすべてを見て回るのは難しいもの。そんなときに参考になる、年齢別のおすすめコースをご紹介します♪

歩ける距離が短い1~3歳児におすすめのコース

1~3歳くらいのまだまだ歩ける距離が短い子どもを連れて行くなら、約1時間で回れる短めコースがおすすめ!距離は短くても、植物公園の見どころスポットをおさえた内容です♪

大温室→サボテン温室・フクシア温室・展示温室→花の進化園→ベゴニア温室→ログガーデン→展示資料館

途中で子どもの体力を見ながら、芝生広場で遊んだり、ログハウスでカフェ休憩したりするのもアリ。温室がメインのコースなので、寒い時期でもひと休みしながら進めます。

しっかり歩ける4歳以上児におすすめのコース

しっかり歩ける年齢の子どもとなら、園内の魅力的なエリアをしっかり見て回りましょう!約2時間で回れるコース内容です。

大温室→熱帯スイレン温室→サボテン温室・フクシア温室・展示温室→バラ園→ロックガーデン→ベゴニア温室→ログガーデン→展示資料館

1時間のコースに、バラ園とロックガーデンをプラスしたこちらのコース。大きな池の周りをぐるりと回って進むコースなので、より広い範囲を見て回ることができます。わんぱくキッズには芝生広場への立ち寄りもおすすめです♡

小学生やベビーカーの赤ちゃんにおすすめ!敷地の端まで見て回れるコース

正面入口から一番遠い位置にある日本庭園をはじめ、樹林観察園やツバキ園、休憩展望塔など敷地内の端にあるエリアも見て回れるコース。

大温室→熱帯スイレン温室→サボテン温室・フクシア温室・展示温室→バラ園→ロックガーデン→日本庭園→樹林観察園→ツバキ園→休憩展望塔→ベゴニア温室→ログガーデン→展示資料館

植物公園のほぼすべてを見て回ることになるので、約3時間かかります。小学生以上の子どもやベビーカーを使う赤ちゃんとの散策におすすめ!時間をかけて多くの植物を観察できますよ。

広島市植物公園をもっと楽しむ方法

植物公園をもっと楽しむなら、年間パスポートとガイドボランティアさんに注目してみましょう。

年間パスポートでお得に利用!

出典:広島市植物公園

広島市植物公園の年間パスポートは、植物公園以外に「広島市森林公園昆虫館」と「広島市安佐動物公園」にも入園できる3園共通タイプ。つまり、3園を何度でも利用できるお得なパスポートです!有効期限内に何度も訪れる予定があれば、ぜひ購入を検討してみてください。

購入方法

各施設の窓口にて、申し込み用紙記入と料金支払い

料金

大人(18歳以上64歳以下)1,560円

65歳以上(要公的証明書)510円

小人(高校生及び18歳未満、小・中学生を除く)510円 

有効期限

発行日から1年間、3園を何度でも利用可

ちなみに年間パスポートを持っていると、売店の一部商品を1割引で購入できます。おみやげをお得にゲットできるのも嬉しい特典ですね♡

ガイドボランティアさんを探そう

植物公園内には、植物の知識が豊富なガイドボランティアさんがいます。場所や人数は日によって異なりますが、見かけたら話を聞いてみましょう!植物に関する豆知識や見頃の時期など、豊富な知識を生かした情報を教えてもらえます。大人も子どもも「なるほど!」と思える情報をゲットするべく、園内を探してみてくださいね。

広島市植物公園で充実したひとときを

親子でのお出かけ先に迷ったときは、ご紹介した情報を参考に植物公園へ行ってみてはいかがでしょうか♡園内にある数々の植物たちが充実したひとときを演出してくれますよ!

住所

広島市佐伯区倉重三丁目495番地

電話番号

082-922-3600

開園時間

午前9時から午後4時30分(入園は午後4時まで)

休園日

毎週金曜日(祝日の場合は開園)、12月29日~翌年1月3日

入園料

大人(18歳以上64歳以下)510円

65歳以上(要公的証明書)170円 

小人(高校生及び18歳未満、小・中学生を除く)170円

駐車場 

あり(普通自動車450円、中・大型自動車1,400円)

公式HP

http://www.hiroshima-bot.jp/index.htm

担当ライター

この記事をシェアする