楽しく 涼しく家族でおでかけ!夏の「マリホ水族館」で海の魅力を体感
2017年のオープン以来、話題を集め続けている「マリホ水族館」。瀬戸内の海を体感できる水族館として、子連れファミリーにも人気の施設です♪オールシーズン営業している「マリホ水族館」ですが、夏の季節は特におすすめ!今回は、ママもパパも子どもたちも楽しめる「マリホ水族館」の魅力に迫ります。
都市型水族館としてオープンした「マリホ水族館」
出典元:マリホ水族館
商業施設内にオープンする水族館として、オープン前から話題を集めていた「マリホ水族館」。海辺に面した「マリーナホップ」内にあることから、リゾート感漂う水族館となっています。
「マリーナホップ」のフードコート跡地を利用して建てられた「マリホ水族館」は、買い物ついでに観てまわるのにもちょうどいい広さです。瀬戸内海に生息している魚やサンゴを展示し、身近な地域の海を再現。渓流を再現した展示スペースでは広島ならではの川魚である「ゴギ」を展示するなど、広島色を前面に押し出した展示方法が特徴となっています。
人気プロデューサーが手がけた水族館
広島の海を再現している「マリホ水族館」。都市型水族館ということで、一般的な水族館よりも小規模ながら、子どもたちも真剣に見てしまうほどリアルな海の世界が表現されています。
そんな「マリホ水族館」をプロデュースしたのは、水族館プロデューサーとしてその名を広めている中村元さん。
出典元:Web水族館 全国水族館ガイド
お若い頃の写真しか見つけることができなかったのですが、“水族館といえば中村さん”と言っても過言ではないほど有名な方なのです!東京池袋の「サンシャイン水族館」や「江の島水族館」を手がけたことでも知られている中村さん。
「マリホ水族館」でも中村さんにしかできない演出方法を多数生み出し、”理想の水族館づくり”のため、オープン日直前まで妥協なく指示を出し続けたのだそう。そして弱点を強みに変える手法を得意とする中村さんは、「マリホ水族館」を小規模ながら独自の世界観を持ち、生き物のリアルな姿を身近に感じられる場所に作り上げたのです♪
そんな中村さんが手がけた「マリホ水族館」の全体図は下記のとおりです。
出典元:マリホ水族館
全体図のイメージが付きましたでしょうか?続いて、各コーナーがどのような展示となっているのか、順番にご紹介します!
子どもの背丈でも海の世界を体感できる
<海の向こうへ>
こちらは昨年9月頃、4歳の誕生日を目前に控えた娘と訪れたときの写真です☆
入口から建物の中に入ると、目の前にすぐ大きな水槽が。「波の向こうへ」という名のゾーンでは、サンゴ礁と魚たちが波の動きに合わせて揺れている姿を見ることができます。大きな水槽の前で、我が娘もじっと海の世界を眺めていました♡
<水塊水槽>
施設の中央にそびえ立つ「水塊水槽」は、世界で初めて導入された大きな水槽です。施設の核となるような作りで水塊水槽が設置されているので、まるで海に潜っているかのような感覚で魚たちを眺めることができます。波の動きによって作り出される白い泡が、海中のリアルな様子を再現!暑さを忘れるような海の光景が、来館者たちをお出迎えしてくれます。
その後、順序通りに進んで行くと、次に現れるのは瀬戸内の海を再現したエリアです。瀬戸内海に生息している魚たちを中心に、水の中の世界が作られています。
水槽内には広島名物の穴子なども生息しているのですが、水槽の横にあなご丼の写真があったときは思わず笑ってしまいました(笑)。海中の世界を見せてくれるだけでなく、瀬戸内海に生息する生き物たちを展示して広島らしさを出しているのが、「マリホ水族館」の特徴です。
「涼」を感じられる渓流水槽
「マリホ水族館」には、夏の暑さを癒してくれるような水槽があるのを知っていますか?「渓流水槽」と呼ばれるこの水槽は、広島の渓流をそのまま再現したような勢いのある水流が特徴です。勢いよく流れ込む水流がたくさんの水しぶきを生み出し、まるで川遊びに出かけたような錯覚を起こすほどです!
バシャバシャと水の音が聞こえる渓流水槽は子どもたちからも人気のエリア♪波の音へ引き寄せられるように子どもたちが集まって、“エアー川遊び”を楽しんでいました(笑)。自然光がたくさん取り込まれており、水槽の中もすみずみまで見渡すことができます。太陽の光に照らされてキラキラと輝く水の泡と渓流の音が、夏らしさとさわやかさを演出♡思わず足を止めてしまう水槽のひとつです♪
リフレッシュしたあとに見られる広島らしさ
出典元:マリホ水族館
これこそ本当の「広島カープ」です(笑)
真夏の空の下で火照った体も、館内を一周した頃にはすっきりクールダウン!ちょうどそのタイミングで現れるのが、地元のお客さんからも人気の高い鯉の池です。「カープ鯉の池」と名付けられおり、”THE広島!感”が漂うエリアとなっています。「マリホ水族館」は広島市内唯一の水族館ということもあり、「カープ鯉の池」周辺にはいつも人だかりが。広島愛・カープ愛の強さが、水族館の展示方法にも表れていますね。
すぐに触れられそうな開放感あふれる展示方法も、この池の魅力。もちろん直接触れてはいけないのですが、鯉が泳ぐ様子を小さな子どもでもじっくり観察できる作りになっています。生き物好きの子どもたちからはもちろん、カープ好きの大人たちからも人気を集めるエリアです。
ここまで、マリホ水族館の見どころスポットを紹介してきました。迫力満点な海の世界。わたしたち大人も夢中になってしまいそうです。続いて、マリホ水族館で開催されているイベントについてもご紹介しましょう!
「マリホ水族館」の大人向けイベント
数あるイベントの中から、まずはパパやママにおすすめしたいイベントを2つピックアップしてみました♡
パパママのデートにもおすすめの「ナイトアクアリウム」
出典元:マリホ水族館
普段の雰囲気とはまた違ったマリホ水族館を楽しめるのが、4月から10月の期間限定で開催される「ナイトアクアリウム」です。営業時間が20時までに延長され、お昼とは少し違う、幻想的な雰囲気の「マリホ水族館」を楽しむことができます。
今年のナイトアクアリウムでは、クラゲの水槽を4つ増設!広島県内に初登場となる「パシフィックシーネットル」と呼ばれるクラゲが展示されています。他にも、ナイトアクアリウムならではの生き物が盛りだくさん。
子連れ入場ももちろんOKですが、個人的におすすめなのはパパとママのデートです♡いつも子育てを頑張っているごほうびに、夫婦水いらずで夜の水族館でデートなんて素敵ですよね!限られた時間のデートにもちょうどいい広さなので、子どもたちがおじいちゃんやおばあちゃんとマリーナホップの遊園地で遊んでいる間がチャンス!2人の時間を楽しんでみてくださいね♡
ママとパパにおすすめしたい「ほろ酔いアクアリウム」
マリホ水族館で人気のイベント「ほろ酔いアクアリウム」が、昨年に続き今年も開催されることとなりました。夏の夜に水槽を眺めながらお酒が飲めるマリホならではのイベントです。毎週土曜日の17時から閉館まで開催されるこのイベントでは、幻想的な水族館の中でお酒を楽しむことができます。人気のカフェや居酒屋が出店する日もあり、昨年は大好評のうちに幕を閉じたこのイベント。お酒だけでなくソフトドリンクの提供もあるので、子連れでも安心♡涼しさを感じられる夕方から楽しめるので、一日の締めくくりに家族で楽しんでみてはいかがでしょうか♡
「マリホ水族館」の子ども向けイベント
「マリホ水族館」で開催されている、子ども向けイベントも見逃せません!
「ラグーンダイブ」で海の世界を体感しよう
出典元:マリホ水族館
「ラグーンダイブ」は、「マリホ水族館」を代表する人気のイベント。ダイバーが水槽のなかでえさやりをする姿に、大人も子どももクギヅケとなっています。魚たちがえさを食べる姿やダイバーと魚が触れ合う姿を、ぜひ家族みんなで見に行きましょう!
出典元:マリホ水族館
マリンシュタイン博士”が水中にもぐって、魚たちや水の浮力を使った実験を行う「潜水ショー」も、人気を集めています。二本立てで楽しむことができる、「ラグーンダイブ」。海の世界を一層近く感じることができるので、夏休みの思い出作りにぴったりです♪
グ ッズショップでご当地グッズをゲット
出典元:マリホ水族館
迫力満点な展示やイベントを楽しんだあとは、涼しい店内でゆっくりおみやげを選びましょう☆
オリジナルグッズがたくさん並ぶ、「マリホ水族館」のグッズショップ「空海館」。雑貨系からお菓子系まで、幅広いジャンルのアイテムが販売されています。もみじ饅頭の名店として知られる「やまだ屋」が運営していることから、店内ではもみじ饅頭などの広島みやげも販売!県外から訪れる方も満足できる商品ラインナップとなっています。グッズだけでなく季節限定ソフトクリームなども販売されており、食べ歩きにもおすすめです。
年間パスポート購入でお得に利用
出典元:マリホ水族館
大人(18歳以上) |
小中高生(6~17歳) |
幼児(3歳以上) |
シニア(65歳以上) |
1800円 |
1000円 |
600円 |
1600円 |
3歳以上から入場料金が必要となる、「マリホ水族館」。マリホ水族館には年間パスポートが用意されているのですが、料金はなんと2回分の入館料と同額!つまり、2回「マリホ水族館」を訪れれば元が取れる計算になります。
暑い時期に涼みながら楽しめるスポットとして人気の「マリホ水族館」。ナイトアクアリウムなどもあり、夏のシーズンに2回以上訪れる方も少なくありません。年間パスポートを使って、夏の「マリホ水族館」をお得に利用しましょう!
この夏はぜひマリホ水族館へ
開館から閉館まで、快適に楽しむことのできるマリホ水族館。夏の時期限定のイベントなどもあり、季節ごとに違う一面が見られるのも魅力のひとつです。まだ行ったことがないという方は、ぜひ夏のマリホ水族館に足を運んでみてください。
住所 |
〒733-0036広島県広島市西区観音新町4丁目14-35 |
電話番号 |
082-942-0001(受付時間 10:00~17:00) |
休館日 |
マリーナホップの休館日と同じ |
営業時間 |
4月~10月:10:00~20:00 11月~3月:10:00~17:00 |
入館料 |
大人(18歳以上)900円、小中高生(6~17歳)500円、 |
駐車場 |
無料(マリーナホップ駐車場) |
授乳室 |
有り(マリーナホップ内)、ミルク用のお湯も有り |
おむつ替えスペース |
有り(マリーナホップ内) |
飲食物持ち込み |
蓋のついた飲食物のみ持ち込み可。館内での飲食は不可。 |
ベビーカー貸出 |
有り(マリーナホップインフォメーションセンター) |
公式HP | http://mariho-aquarium.com/ |
担当ライター