造形教室で料理!?評判の高いわくわく創造アトリエを見学してみた!

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「子どもには、なるべくいろんな経験をさせてあげたい!」と思っているママは多いのではないでしょうか。そんな広島ママにおすすめしたいのが、広島市佐伯区にある『わくわく創造アトリエ 五日市プレイルーム』。絵の具などを使った造形はもちろん、身体を使った遊びや料理など、さまざまな活動を行っています。子どもを通わせているママたちからも「いろんな経験ができるし、子どもが自信をつけるきっかけになった」と評判なんです。今回は、料理の活動があると聞き、評判のワケを探るためアトリエ見学に行ってきました。

わくわく創造アトリエってどんなところ?

バラバラのようで、つながりのある活動

わくわく創造アトリエでは毎月ひとつの形をテーマに、さまざまな活動を行います。「□(四角)」がテーマの月は、積み木遊びをしたり、押し寿司を作ったり。

アトリエを訪れたことのないママは「造形と料理なんて、活動にまとまりがないのでは?」と思うかもしれませんが、
先生が言われるには、「創造力とは異なった情報をつなげて考える力。同じテーマでできるだけいろんな活動をする事で創造性が広がっていきます。そして毎回の活動自体が形のテーマでつながっているので、子どもたちは自然と活動に入っていくことができるんです。」という事でした。

実際に子どもを通わせているママたちからも「子どもが毎週キラキラした表情で通っている」と評判です。

ママ目線で!わくわく創造アトリエの料理活動はココがいい

今回、私は料理の活動を見学してみることに。すると、ママたちから高い評判を得ている理由が、とてもよくわかりました。ここからは、私が母親目線で「ココがいい」と思ったポイントを交えながら、活動の様子を見ていきましょう。

今日の活動は“始まるまでお楽しみ!”

私が見学に行ったのは、12月中旬のこと。
サンタの帽子をかぶった子どもたちが、とても楽しそうに準備をしています。
実はこのとき、みんなはまだ「今日は何を作るのか」聞かされていませんでした。わくわく創造アトリエでは、当日まで活動内容を明かさないんだとか。
子どもたちは先入観のない状態で「今日はおやつを作るのかな?それとも、ごはん?」と、ワクワクしながら活動に入っていきます。

絵本の読み聞かせで集中力アップ

準備が整ったところでスタートするのは、なんと絵本の読み聞かせ
テーマに関連した絵本の読み聞かせからはじめることで子どもの想像力と集中力も高まり、その後の活動にもすんなりと入っていけるそう。
アトリエにはじめて来た子のママからも「最初に読み聞かせがあったので、子どもの緊張がほぐれた!」と評判なんだそうです。

絵本が終わったら、いよいよ先生が今日の活動内容を発表!
12月のアトリエテーマは「□(四角)」。クリスマス月でもあるので、この日は“四角”と“クリスマス”両方のテーマを盛り込んだクッキー作りでした。
クッキーと言っても、私がパッと想像したものとは大違い!四角いクッキー生地を型で抜き、そこに飴を流し込んで溶かすそうです。
とても難易度が高そうに見えますが、かわいらしいクッキーに、みんな大興奮!

しかし絵本の読み聞かせで集中モードに入っている子どもたちは、先生が手順を説明する段階になると、しっかりとお話を聞いていましたよ。

リアルな体験で子どもたちの発想を刺激

次はいよいよ、“自分でやってみる”時間!好奇心たっぷりの子どもたちは、ただクッキーを作るだけでは終わりません。塩をなめてみて「しょっぱい!」とか、生地を混ぜながら「だんだん粘土みたいになってきた」など、五感を使いながら楽しんでいました。

アトリエに来るママたちが「いろんな体験ができる」と満足している理由が、とてもよくわかります。

できた!の喜びがたっぷり

そして、ちょっぴり難しい“生地を伸ばす”工程。お家だと、ついママが手を出してしまいがちですよね。しかし先生は、一度コツを教えた後は、まず子どもたちの様子を見守ります。
すると、はじめは苦戦していた子も、何とか自分で頑張ろうとするうちに、だんだんと生地を伸ばせるようになっていくんです。

このように、「自分でできた!」の喜びをたくさん味わえることも、わくわく創造アトリエが高い評判を得ている理由のひとつ。先生が「おぉ~!できたじゃん」といっしょに喜んでくれることで、みんなどんどん自信をつけていくようです。

危険な道具だからこそ、使って理解する

今回の活動で子どもたちが一番ドキドキしていたのは、生地を型抜きした部分に、砕いた飴を入れる工程。

オーブンで焼き上げると、溶けた飴がステンドグラスのようになり、とってもきれい!になるのですが…飴を割るのに使うのは、大きなカナヅチ。なかには「カナヅチを見たことはあるけど、はじめて使う」という子もいました。

親としては「間違えて手を叩いたらケガをしそう!ちょっと危ないんじゃない?」と思うかもしれませんが、わくわく創造アトリエでは「危ないから使ったらダメ」と遠ざけることはしません。
先生がしっかりと注意するポイントを教えてくれることで、子どもたちも“どんな状態になると危ないのか”を知ることができ、気をつけて使うようになっていきます。

豊かな発想で、オリジナリティを発揮する場面も

次の模様つけでは、みんなの個性が光りました。

絵の具の活動で使うタンポ(ポンポンスタンプ)に似た道具を使って、伸ばした生地をカラフルにデコレーションしていきます。デコレーションには野菜の粉やココアパウダーを使っているのですが、子どもたちは「かぼちゃのにおいがする~」と、嗅覚までフル活用して楽しんでいましたよ。

さらに、型抜きした部分に飴を入れていく工程では「2色の飴を混ぜてみたらどうかな?」なんて素敵なアイデアも自然と飛び出していました。
“2色を混ぜる”という絵の具の経験を、こうして料理にも生かしているんですね。

子どもたちが「もっとやりたい!」と夢中になれるワケ

飽きる暇なんてない!ワクワクの連続

思い思いのデコレーションをしたところで、クッキーは、いよいよオーブンへ。焼き上がりを待つ時間、先生と子どもたちはブロックを楽しみました。みんなで協力して、ひとつの街を作り上げているようです。

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そしてブロックに没頭していると、あっという間にオーブンのタイマーの音が!クッキーが焼けたようです。
子どもたちは「もっとやりたかった~」と少し名残惜しそうでしたが、焼けたクッキーも見に行きたくてたまらない様子。
このように、わくわく創造アトリエの活動は、常にワクワクがいっぱいなんです。最初から最後まで、飽きる瞬間なんてありません。

自分の料理で大好きなパパやママを笑顔にできる喜び

オーブンを開けると、アトリエいっぱいに広がるいい匂い!わくわく創造アトリエらしい、アートなクッキーの完成です。

焼き上がったクッキーをチョコペンで仕上げて、さっそく「いただきます」の時間かと思っていると…。テーブルを飾りつけして、少しソワソワしながら何かを待つ子どもたち

みんなが待っていたのは、お迎えに来たパパやママでした!キャンドルを灯して、パパやママをおもてなし。子どもたちは、自分が作ったクッキーでパパやママが喜んでいる姿を見て、大満足の様子でした。

大好きなパパやママからの「○○ちゃんのクッキー、とってもおいしいね!」という言葉は、子どもたちにとってどんな褒め言葉よりも嬉しいのかもしれませんね。

造形教室の枠を超え、豊かな体験ができる場所

わくわく創造アトリエで出会った子どもたちは、「習い事」の意識はなく「遊び」の感覚で、心から楽しんでいる様子でした。そのなかで自然と集中力や自信が身につくのですから、ママたちから高い評判を得ているのも納得です。
子どもにはたくさんの経験をしてほしい!と願っているママは、ぜひ親子で体験に行ってみてくださいね。

わくわく創造アトリエ 広島五日市プレイルーム

住所

〒731-5124広島市佐伯区皆賀2丁目2-31

電話番号

082-533-7571

ホームページ

https://atorie-itsukaichi.jimdofree.com/

駐車場

あり(4台/無料)

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担当ライター

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