広島市安佐北区の「とも・みゅーじっくピアノ教室」♪発達障がいの子も歓迎♡

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広島市安佐北区にある「とも・みゅーじっくピアノ教室」は、小さな子どもからシニアまで幅広い世代が通うピアノ教室。発達障がいや知的障がいを持つ子どもも積極的に受け入れていて、一人ひとりの特性に合わせた丁寧なレッスンが評判なんですよ♪
今回は、pikabu編集部のママライターが教室を訪ね、講師の宮田智美さんにインタビュー!ピアノ教室の特徴や、ユニークなレッスン内容についてお話を伺いました。

広島市安佐北区で30年続く、アットホームな雰囲気のピアノ教室♡

2歳からOK!広島市安佐北区の「とも・みゅーじっくピアノ教室」ってどんなところ?

「とも・みゅーじっくピアノ教室」は、広島市安佐北区の口田エリアで30年以上親しまれてきた、小さな個人ピアノ教室。下は2歳から上は70代まで、さまざまな年代の人が通っています。
pikabu編集部が教室にお邪魔すると、「初めまして、ようこそ!」と、専任講師の宮田智美さんが出迎えてくださいました。ふんわりしたやさしい笑顔がとても魅力的な先生です♡

宮田先生は、エリザベト音楽大学器楽学科ピアノコースを卒業後、大手音楽教室の幼児コースでピアノの指導・研究をしてこられたベテラン!独自に工夫をこらしたレッスンの人気が高く、周囲から“ともせんせい”と呼ばれて親しまれているそうですよ♡

発達障がい・知的障がいの子どもも積極的に受け入れ。みんなの“第2のおうち”に!

とも・みゅーじっくピアノ教室の大きな特徴の一つ、それは、発達障がいや知的障がいのある子どもたちを、積極的に受け入れていることです。
「発達障がい」とは、生まれつき脳機能の発達が通常と異なっていることで起こる、さまざまな特性のこと。具体的な特性には、以下のようなものがあります。

  • 対人コミュニケーションが極端に苦手
  • 特定の行動、習慣などに強くこだわる
  • 体が硬い、指先が不器用、体幹が弱い
  • 読み書きや計算などが極端に苦手
  • 集中力がない、じっとしていられない

こうした特性から、「変わった子」「困った子」「しつけのできていない子」と誤解される場合も多いですが、周囲の理解と適切なサポートがあれば、通常の社会生活が送れるようになることが知られています。
参考サイト:理解する ~発達障害って何だろう?~ | 政府広報オンライン

とも・みゅーじっくピアノ教室では、発達障がいが今ほど知られていない時期から、こうした子どもたちをいち早く受け入れてきました。現在は生徒の約半数を、発達障がいやその傾向がある子どもたちが占めているそうです。
次章からは、“ともせんせい”の工夫が詰まったユニークなレッスン内容をご紹介します!

発達障がいの子ども一人ひとりに合わせた、丁寧でユニークなレッスン内容

初回レッスンは絵本の読み聞かせからスタート!その理由は?

宮田先生は、初めてレッスンを受ける子どもたちに、絵本の読み聞かせを行っているそうです。「ピアノ教室なのに、なぜ絵本?」と不思議に思い伺ったところ、「お話を聞いているときの表情や姿勢で、その子の集中力や注意力が分かるんですよ」と宮田先生。「一人ひとりに合ったレッスンをするためにも、その子の特性をよく知る必要があるんです。例えば読み終わるまでじっとしていられない子だったら、短時間で集中できるようにレッスン方法を工夫します」
レッスンに子どもを合わせるのではなく、子どもを基準に一人ひとりレッスン方法を変えていく…。そんな細やかな配慮が、広島で長年、とも・みゅーじっくピアノ教室が支持されてきた理由なんですね♡

子どもに合わせた補助ツールを活用!“ともせんせい”の手作り教具も

発達障がいを持つ子どもの中には、ピアノの鍵盤を見分けるのが難しかったり、指をうまく動かせなかったりして、ピアノを弾くのが難しい子どもも少なくありません。そんな子どもたちをサポートするため、とも・みゅーじっくピアノ教室ではさまざまな「教具」を取り入れています。

このカラフルなベルや鉄琴は、そんな教具の一つ。「ドの音は赤」のように、音を色で“視覚化”することで、子どもたちが音階を理解するのを助けてくれます

鍵盤に置かれたこちらのカードは、黒鍵と白鍵を見分けるのが難しい子どもをサポートする教具。「二つの山」が「ドレミ」の場所を教えてくれます。

宮田先生が手作りされた、オリジナル教具もたくさんありました!
この階段状のアイテムは、向かって右に行くほど音が高くなることを表現したもの。子どもたちが音階を理解するときの助けになります。

こちらは、積み木に数字のスタンプを押した教具。指がうまく動かせない子どものために、数字に合わせて指を順番に動かす練習をするためのものです。

「発達障がいの子は、いろんなことが“できない”と考えられがちです。でも、こういう教具のような適切なサポートがあれば、“できる”ことはたくさんあるんですよ」と宮田先生。「大切なのは、その子の特性に合ったレッスン方法を探すこと。 “ピアノが弾ける”という成功体験を重ねて、子どもたちの自己肯定感を高めてあげたいと思っています」。
宮田先生は、発達障がいをテーマにしたワークショップ交流会にも積極的に参加。日々レッスン方法を工夫しているそうです。

楽しいイベントも実施♡ママの子育ての悩みにも寄り添うピアノ教室

教室で楽しいイベントを開催!親子交流の場に♡

とも・みゅーじっくピアノ教室では、定期的に教室を開放して、楽しいイベントを開いています。こちらの写真は、クリスマス会の様子。教室に通う生徒や保護者が集まって、料理づくりやゲームを楽しんだそうですよ♪
ほかにも発表会など、さまざまなイベントが盛りだくさん。子どもたちの交流の場、そして、発達障がいの子どもを持つ保護者同士の親睦の場にもなっています。

「一人じゃないよ」。“ともせんせい”はママの子育ての悩みにも積極的に対応!

発達障がいや、その傾向がある子どもを持つママは、子育ての悩みを抱えがち。宮田先生は、教室でそんなママを見かけると、積極的に声を掛けて相談にのっているそうです。
「私自身も発達障がいの娘がいて、子育てに悩んでいた時期がありました」と宮田先生。「だから悩んでいるママに、一人じゃないよ、困っていることがあったら話してみてと声を掛けています。自分の経験をもとにアドバイスすることもありますよ」。
当事者にしか分からない悩みも多い、発達障がいの子どもの子育て。同じ経験を持つ宮田先生だからこそ、ママたちの気持ちに寄り添えるんですね♪

丁寧な指導で人気の「とも・みゅーじっくピアノ教室」。どんな子もピアノや音楽が大好きになる♡

広島市安佐北区で、発達障がい、知的障がいのある子どもたちに寄り添ったレッスンを行っている、とも・みゅーじっくピアノ教室。教室の中は、まるで自宅のリビングにいるかのような、アットホームな雰囲気の空間でした。
「ピアノを通じて子どもたちの得意なことを伸ばしてあげたい。そして、ピアノや音楽を“生涯のお友達”にしてほしい」。そんな“ともせんせい”のやさしい言葉が心に残りました♡

 

体験レッスン受付中!

とも・みゅーじっくピアノ教室では、随時体験レッスン(約40分)を行っています。
申し込み・問い合わせは、電話または公式サイトから。
専用フォームに

  1. 体験レッスンを受ける子どもの名前
  2. 生年月日
  3. 体験を受けたいコース
  4. 子どもの特性・性格

を簡単に記入して送信してください。

とも・みゅーじっくピアノ教室

住所

広島市安佐北区口田4-1-8山本ビル202

電話番号

090-6439-5216

入会金

5,000円

コース/レッスン料

【幼児コース】(月4回、ソルフェージュ期間20分)5,000円、

(年間42回、ピアノ30分)6,500円

【ジュニアコース】(年間42回、ピアノ30分)小学生(1~3年)7,000円、小学生(4~6年)7,500円

【発達障がいコース】(年間42回、1回60分)8,500円(ワンレッスンコース、隔週コースもあり)

公式HP

http://tomomusic.click/hiroshima/

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担当ライター

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