我が家のパパはどのタイプ?世にはびこる「長男パパ」にもっと育児参加してもらう方法
突然ですが、皆さんのご家庭では、パパはどれだけ育児に参加されていますか?「まったくやってくれない」と言うママから「よくやってくれる」というママまで、答えはさまざま。そこで今回、pikabuでは「パパの育児参加」について、広島ママにアンケートを実施。すると、ある興味深い事実が浮かび上がったのです!さて、それはいったい…?…?
広島ママアンケートから見る、広島パパの育児参加事情!
さて、まずは皆さんが最も気になるであろう「パパの育児参加率」と「パパの担当育児」について見ていきましょう。
広島ママに聞く!あなたのおうちのパパの育児参加率は?
「パパの育児参加率は3割にも満たない…」と思っているママが、なんと過半数という結果に!
あなたのおうちのパパが担当してくれる育児は??
続いて、パパの育児、具体的にどんなことを担当しているのか…?をご紹介。一番多かったのは「子どもの遊び相手」。続いて多かったのが「子どものお風呂入れ」ちなみに、「まったくしない」が3%でした…。
パパが育児できる時間は、平日の夜と休日のみ、と時間が限られているので、パパができる育児が限られるのかもしれません。
ママの本音!「パパにしてもらえたらうれしい育児」
パパにしてもらいたい育児の上位3つはこちら。
- 遊び相手
- 寝かしつけ
- お風呂入れ
むむむ、どれも平日仕事から帰宅後もしくは休日にできることばかり。もしかして、大半のママは「パパが無理のない範囲で育児参加してもらえたら、それでいい」と思っているのかも…。世のパパたち、これはママたちの懐が深いからですよ♪
え?「あまり期待してもガッカリするだけだから、そもそもハードルが低い育児しか期待していない」ですって?
…聞かなかったことにしておきましょう。
広島ママ激白!パパの育児、イライラエピソード!
さて今回、ママたちに「旦那の育児でイライラすることは?」と質問したところ、ものすごい量のエピソードが集まりました(笑)。
一部を抜粋して紹介すると…
- 子どもと遊ぶときもスマホを手放さない
- 子どもにはテレビを見せて、自分は横になってスマホを見ている
- 子どものお世話より、自分の趣味を優先する
- 自分が構いたいときだけ子どもの相手をしている
- イラついて怒ると、言葉が乱暴になる
- 怒りのピークに達するのが早すぎる
- 長女が反抗したとき、その後始末ができない。おっさんが小娘にムキになってどないすんねん!
聞けば聞くほど「これだからパパは!」と思うママが多いかもしれません。
でも、これでも、パパたち自身は育児をやっているつもり、参加しているつもりなんです…多分。ただ、ママから見ると、まったくできていない…。下手したら、むしろちょっと邪魔になっているかも…。もしかしたら「一番手がかかるのは旦那だわ」、これがママの本音なのではないでしょうか。
やってるつもりでできてない…ママを困らせる「長男パパ」とは?
さて、さまざまなイライラエピソードを聞いてみて、あることに気づいた私。
ママの気落ちを逆なでするパパたちって、何かを思い起こさせるんです。
- 手伝っているつもりで全く手伝えていない
- こちらからお願いするまで動かない
- ママが子どもばかり構っていたらすぐにふてくされる
- 気まぐれ
- 子どもと本気でケンカする
そう、これってまるっきり「子ども」…。
そこでpikabu編集部は、そんなパパのことをずばり!
「長男パパ」と名付けました。その心は、「一番手がかかる存在」。そう、「家族の中で一番大きな子ども」です。
あなたの「長男パパ」はどの昆虫タイプ?その生態と、効果的な言葉がけを紹介
pikabu編集部にて研究を重ねたところ、興味深いことに長男パパはいくつかの種類に分類されることがわかりました。
そこで、我々の調査結果をもとに、長男パパの種類とその生態、および上手な育て方―「パパをやる気にさせる言葉がけ」―をご紹介します!
カマキリ系長男パパ
自分の意志をしっかり持っているパパ。あれこれアイデアを出してどんどん話をすすめてくれるとっても頼もしいタイプ。一見、自信たっぷりに見えがち。
一方で、人に指示されるのが苦手なので、スイッチが入らないと手伝ってくれないことも。ただし、褒められると張り切って手伝ってくれるタイプ。
やる気にさせる言葉がけ例
「子どもたちがね、『ママと遊ぶよりもパパと遊ぶほうが楽しい!』っていうのよ。パパが一番なんだね!パパにはかなわないなぁ。やっぱりパパはすごい♡」
キリギリス系長男パパ
社交性があり、ママの友達とも積極的にお付き合いするタイプ。話し上手。トレンドをマーケティングするのが大好きなので、新しい役立つ情報をどんどん取り入れてくれる。周りのママに「いいパパね♡」と言われると張り切るけれど、自分の興味が向かないことには、まったくやる気を見せない一面も。
やる気にさせる言葉がけ例
「最近は『子どもと一緒に遊ぶパパ』がトレンドなんだって。言われてみれば、公園でパパと子どもが一緒に遊んでいるインスタって、めちゃくちゃ『いいね』がついてるなぁ」
テントウムシ系長男パパ
のんびり、平和な雰囲気がただよっているので癒されるタイプ。「優しそう」とよく言われるし、実際に優しい。気配り上手。言われたことはきっちりするけれど、下手に動いて波風を立てたくないので、自分からは動かないことが多い。とにかく争いごとが苦手なので、ママがイライラしていると気配を殺してどこかへ逃げてしまうことも。
やる気にさせる言葉がけ例
「今日は公園に行って、1時間くらい遊んできてくれないかな?砂遊びして、飽きてきたら滑り台とブランコでお願い。帰りに買い物してきてくれたら、もっとうれしいな♡」
カタツムリ系長男パパ
何事もじっくり考えて慎重に動くタイプ。寡黙で論理的なので、「なんだか男らしい♡」と、意外とモテてきた過去があるかも…。一方で、理屈に合わないことをなかなか受け入れられず、感情的になった女性がとにかく苦手。でも、一度納得すれば、しっかり取り組んでくれる。女性がなかなか理解しづらいタイプかも?
やる気にさせる言葉がけ例
「このカードゲームをすると、子どもの脳が発達するんだって!しかも、大人が一緒にやるとさらに効果的らしいよ。ホラホラ、ここにデータもあるよ!」
ちなみに、我が家のパパはカマキリタイプ。頼りになるけど、全然私の話を聞いてくれない…。次からは、「もしパパがお皿洗いもしてくれたら、これ以上ないくらい完璧なパパになっちゃうね!」と、褒めつつお願いをしてみようと思います(ちょっと面倒だけど…平和のために、我慢我慢!)。
パパは「方法がわからない」だけ。言葉がけひとつできっと変わる!
夫婦ふたりの子どもなのに、なんでママばっかり苦労しなきゃいけないの!という気持ち…痛いほどわかります(涙)。でも、パパはママが期待するような育児のやり方がわかっていないだけなんです。
今回、pikabu編集部が考えた長男パパの分類をヒントに、ぜひパパに積極的に言葉がけをしてみてください。少しずつパパの育児参加が増えて、少しずつママに自由な時間が増えれば、家族みんなの心と時間に余裕が出るはず(そしてひょっとして経済的余裕も♪)。
この記事をきっかけに、広島ママの育児負担が少しでも減ることを祈っています!
担当ライター