子供部屋って本当に必要?人気設計士に聞く、上手なマイホームの作り方

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「子供部屋って、本当は必要ないかもしれませんよ」
ニコニコしながらそう話すのは、トータテハウジングの人気設計士・平谷直樹さん
一体どういうこと??と気になったpikabu編集部。どうやら子供部屋がないお家は、親にとっても子供にとってもメリットが多いらしいんです!さっそく平谷さんを直撃インタビュー!広島市中区にあるトータテハウジングのデザインスタジオ「toum(トウム)」で、家族が本当に暮らしやすい家づくりのヒントを伺ってきました♪

トータテ設計士さんの自宅に「子供部屋」がない理由

トータテの人気設計士さんって、どんなお家に住んでいるの?

今回私たちがお話を伺ったのは、株式会社トータテハウジング設計部設計課に所属する、一級建築士の平谷直樹さん。20年以上、「住まいの設計」に携わってこられたベテランです。

ソリッドモダン住宅「LATTICE(ラティス)」
画像出典元:トータテハウジング公式サイト

平谷さんは、トータテの数々のモデルハウスを手がけた人気設計士!広島市安佐南区にある「こころ住宅展示場」「ラティス」や、広島市中区にある「住宅宣言吉島」の都市型二世帯住宅「グランデ」も、平谷さんの設計なんですよ♪

3階建て二世帯住宅「GRANDE(グランデ)」(右)
画像出典:トータテハウジング公式サイト

平谷さんは現在、奥様と高校3年生の娘さん、高校1年生の息子さんの4人家族。ご自宅は、もちろんご自身で設計されたそうです。
一体、どんなお家にお住まいなんだろう?と興味を持ったpikabu編集部。「こだわった点は?」とお伺いすると、「子供部屋がないことですかね~」という驚きの返答が!

自宅からあえて「子供部屋」をなくしてみたら…

「僕自身、個室のない家で育ったんですよ。『自分の部屋がほしいな』と思ったこともありますが、特に問題なく過ごしてきました(笑)。ですから妻とも話し合って、子供部屋は最初から作らず、代わりに壁や扉のないオープンなプレイスペースを作りました」と平谷さん。

子供部屋がない家。はたして平谷さんのお子さんはどう思っているのか気になるところですが…。

「うちの子は物心つく前から子供部屋がなかったので、『絶対、自分の部屋が必要だ』とは思っていないみたいですね」とあっさり。「いつ『自分の部屋がほしい』って言い出すかな?と思っていましたが、言わないですね」。

子供部屋がないことに、デメリットはなかったのでしょうか?

「うちの子にも反抗期がありましたが、子供部屋がないと、どんなに不機嫌でも家族と顔を合わせなければいけないでしょ?そうなると『なんか元気ないな』と子供のちょっとした変化に気が付きやすいし、『今はそっとしておいたほうがいいな』と距離を取るタイミングもわかりやすいんです。常にお互いの様子や気配が伝わるから、あれこれ干渉する必要がないんですよね

むしろ子供部屋がないことで、“家族間のちょうどいい距離感”が自然とキープできるようになったと、平谷さんは話します。

どんなワガママもおまかせ♪思い込みにとらわれないトータテの注文住宅!

子供部屋は必要ないかも?思い込みを疑ってみよう

平谷さんはそんな自身の経験をもとに、時々お客様にも「子供部屋はどのように考えていますか?」と尋ねることがあるそうです。
「特に、小さな子供を持つ親御さんは『子供部屋は必要』と思い込んでいる方も多いですね。『子供部屋をなくして、そのぶんリビングを広くしませんか?』とご提案しても、『そうは言っても…』と迷う方も少なくありません」。

自分の子供には、最高の環境を用意してあげたい!そんな思いから、親はつい生まれたてのわが子のために、子供部屋をかわいらしく子供らしく作り込んでしまいがち。
しかし平谷さんは、子供の「今の年齢」に特化した部屋づくりはあまりおすすめできない、と話します。

「かわいい子供部屋を用意したい…というお気持ちはよくわかります。でもお子さんはやがて大きくなり、かわいい壁紙やカーテンに飽きてしまうかもしれません。大きな学習机を買ったけれど、リビングで勉強するので必要なかった、という話もよく聞きませんか?子供部屋を設けることが、必ずしも『正解』ではないんですよ。家づくりをするときは、『そういうものだから』という思いを一度リセットして、柔軟に考えてみてください」 

最初に、理想の“住まい方”を家族で共有しよう

家づくりには、柔軟な発想が必要…。頭では理解できても、専門家ではない私たちが「自分らしい家」を考えるのって、結構難しそうです。上手な考え方の「コツ」ってあるのでしょうか?

平谷さんは「間取りやインテリアなどのハード面よりも、先に『どんな暮らし、子育てをしたいか?』というソフト面から考えるといいですよ」とアドバイスしてくれました。

「ハード面は必ず古くなります。壁だって傷むし、インテリアにも流行があります。でも、ソフト面は家族の根幹部分なので、決して古くなりません。家づくりとは理想の暮らしのために、限られたスペース(土地)をどう使うか?を家族で共有することだと思うんです」

家族の数だけ、理想のマイホームがあるはず♪

「こんな風に暮らしたい」という家族の理想を、そのまま家づくりに反映できるのが、注文住宅のいいところですよね。

「だから、わが家って他の人に売れないよね、と妻とよく話します。子供部屋がないですしね(笑)」と語る平谷さん。
「家って、10人中9人が『暮らしにくそう』と思ったとしても、当人が住みやすいのなら、それでいいんだと思います。家づくりの正解は一つではありませんからね」

「いい感じにして」もOK!ざっくりオーダーでもちゃんと形にしてくれる♡

お客様の理想を具体的なカタチに。難しいけれど、やりがいも 

「理想の暮らし」を考えることが、暮らしやすい家づくりの第一歩。とはいえ、「こんな暮らしがしたい!」という理想は見つかっても、専門家ではない私たちにとって、「だから間取りはこうして、素材はこれで…」と家づくりに具体的に反映させるのは難しいですよね。
そんな漠然としたイメージを具体的なデザインに落とし込んでくれるのが、平谷さんのような設計士です。

「お客様の中には『とにかくいい感じにして』とおっしゃる方もいますよ(笑)。そういうときは何度も打ち合わせして、そのお客様にとっての『いい感じ』を探っていきます。難しいけれど、期待されているんだな、とやる気が出ますね。家が完成して『いい家ができた!』と喜んでもらえるとやりがいを感じます

モデルハウスを見学してマイホームのイメージをふくらませよう

画像出典:トータテハウジング公式サイト

どうしてもイメージがわかないときには、住宅展示場を見学するのもおすすめ、と平谷さん。
「トータテでは、こころ展示場の『ラティス』や、住宅宣言吉島の『グランデ』など、いろいろなライフスタイルを想定して設計したモデルハウスを用意しています。『どのモデルハウスが一番、自分たちの理想の暮らしに近いかな?』と考えながら見学してもらえるとうれしいですね」

家族それぞれの“住まい方”を叶えてくれるトータテの注文住宅づくり

せっかく自由に設計できる注文住宅。「家とはこうあるべき!」に縛られるのはもったいないですよね。せっかくならとことんわがままに、こだわり抜いた「世界に一つだけの家」を建てたいと思いませんか?知識がなくても、イメージが漠然としていても大丈夫!トータテハウジングなら、そんなあなたの理想やイメージをサポートしてくれますよ。きっとあなたの「こんな暮らしがしたい」が叶う家を提案してくれるはずです♪

トータテハウジング本社・多機能デザインスタジオtoum(トウム)

住所

広島市中区千田町2-5-44

電話番号

082-247-3655

受付時間

10:00 – 18:00

定休日

日曜(展示場定休:水曜日、木曜日)

公式サイト

https://housing.totate.co.jp/

※toum(トウム)の見学はインターネットまたはお電話にて承ります。ご見学希望の3日前までにご予約ください。

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担当ライター

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