夏の日に子供と楽しもう!造形教室の先生に聞いた工作・遊び5選
子供にさせたい習い事としても人気の造形教室。今回は、広島で造形教室を開講しているお二人の先生に、これからの夏の時期に楽しめる造形遊びを聞きました!牛乳パックや水など身近な素材・材料を使った遊びはどれも楽しそう。どんな遊びがあるのでしょうか?
「わくわく創造アトリエ 五日市プレイルーム」の先生に聞いた!工作遊び3選
「わくわく創造アトリエ 五日市プレイルーム」とは?
積み木や絵の具、粘土など身近な素材を使ったアトリエ活動を通じ、子供が本来持つ創造力や集中力を引き出すことができる造形教室です。教えてくれるのは保育の現場などに20年以上携わってきたプロ・田上先生。子供がわくわくするような遊びや造形を学ぶことができます。
わくわく創造アトリエ 五日市プレイルーム
住所 |
広島市佐伯区皆賀2丁目2-31 |
電話番号 |
082-533-7571 |
ホームページ |
|
駐車場 |
あり(4台/無料) |
こちらの記事でも「わくわく創造アトリエ 五日市プレイルーム」について紹介しています。教室の様子やアトリエのさまざまな情報を知りたい人はぜひチェック!
田上先生おすすめの、夏にぴったりの遊びとは…?!
牛乳パックを使ったミニステンドグラス作り
おうちにある牛乳パックを使って、ミニステンドグラスが簡単に作れます。暗闇で光らせると、とてもキレイなのだとか!
<材料・道具>
・牛乳パック1個
・懐中電灯1個
・黒色のビニールテープ
・油性ペン
・はさみ
<作り方>
1.牛乳パックの注ぎ口を開き、それぞれの角からはさみを入れ、三角形になるようにカットする(写真参照)。
2.牛乳パックの表面(印刷面の紙)をすべて剥がす。
3.牛乳パックの上下をひっくり返し、油性ペンで絵を描く。絵に色を塗ってもOK!注ぎ口のところ(三角形のところ)は黒く塗る。
4.牛乳パックの注ぎ口からスイッチを入れた懐中電灯を差し込み、懐中電灯が動かないようにビニールテープで固定し完成。
牛乳パックの表面を剥がすのが意外に快感なのだそう♪懐中電灯を固定するとき、スイッチの近くだけ開け閉めできるようにするとオンオフが簡単です。
描く絵によってさまざまな光り方になりそうですね!キレイ♪
水風船を使って彩色するフォトフレーム作り
不思議な模様が楽しい!水風船をスタンプとして利用したフォトフレーム作りもおすすめ。遊びながら作品づくりができちゃいます。
<材料・道具>
・木製フォトフレーム(100均でもOK)
・水風船3個
・デコパーツ(どんぐりや貝殻、マステなど、好きなもの)
・アクリル絵の具
・雑巾
・グルーガン(多用途ボンドでもOK)
<作り方>
1.水風船を直径約5センチに膨らませる(水は入れない)。
2.絵の具をパレットに出し、隣の色と隙間なく並べていく。色の種類が多いほどカラフルに仕上がる。
3.水風船に絵の具をつけ、スタンプのようにフォトフレームにポンポン押していく。乾いたら側面にも色を塗る。
(色を変えたい場合は、水で湿らせた雑巾で水風船に付いた絵の具を拭き、新しく色を付ける、または新しい水風船に変える)
4.デコパーツを好きなようにグルーガンで貼りつければ完成。
水風船をポンポンするだけでステキな模様のフォトフレームが簡単に完成します。これから夏に向けて、貝殻などをデコレーションとして使って夏っぽいデザインにするのもいいかもしれませんね!
くぎ打ち迷路作りは脳と体の発達におすすめ!
くぎ打ちは、手と目の協調機能の発達に役立ったり道具の使い方や力の調整の仕方などを学べたり、脳と体の発達に役立つ作業です。「迷路作り」という遊び心をプラスすることで楽しみながら発達を促します。
<材料・道具>
・板(厚さ15センチくらい)
・くぎ90本くらい
・カラー輪ゴム(普通の輪ゴムでもOK)
・ビー玉
・アクリル絵の具
・金づち
<作り方>
1.板にビー玉が通るくらいの幅でマス目を書き、絵の具で塗る。白色が見やすくておすすめ。
2.絵の具が乾いたらマス目にそって釘を打つ。高さはビー玉より少し低いくらいが目安。
3.輪ゴムをくぎに引っ掛け、好きな道順で迷路を作ったら完成。ビー玉を転がして遊ぶ。
「小さい子供にくぎ打ちは難しいんじゃない?」と思うママも多いかもしれません。しかし、“できない”に直面することで、子供は「次はどうしたらいいかな?」と考える力や工夫することを覚え、いずれは成功体験につながっていきます。
ついつい「ママがやってあげるから」と言ってしまいがちですが、干渉しすぎずに「見守ってあげる」ことも大事なんだそう。もちろん子供がヘルプを求めたときは、十分なサポートを!
「ぞうけいあそび るるる」の先生に聞いた!工作遊び2選
「ぞうけいあそび るるる」とは?
“あそぶこと=まなぶこと”をテーマに、造形遊びの教室を開催している「ぞうけいあそび るるる」。講師のるるる先生が得意としているのは、センサリープレイという体の感覚をフルに使った遊び。粘土、紙など身近なものをはじめ、水や木など自然のものもたくさん取り入れた造形遊びに、子供たちはみんな夢中で取り組んでくれるそう!
ぞうけいあそび るるる
教室の場所 |
広島市安芸郡坂町・坂きょうしつ |
電話番号 | 090-4577-7095 |
ホームページ |
過去に紹介した氷遊びもおすすめ!ぜひチェックしてみてください。
るるる先生におすすめの夏の造形遊びをお聞きしました!
アルミホイルを使ったアクアプレイは簡単で今すぐできる
準備物はなんと2つのみ!しかも水を使う遊びなので、ひんやり涼しげ。これからの季節にぴったりの造形遊びです。
<材料>
アルミホイル
水
<作り方>
1.アルミホイルで溝を作り、好きな形の道を作る。
2.スタート位置から水を流せば完成!
作り方はとってもシンプルですが、実は奥深いんです。うまく流れないときなどに「なんで?」を考えるきっかけになりますし、「水を流すためにはどうしたらいいの?」と試行錯誤します。アクアプレイは、そんな成功の道へのプロセスが学べる遊び。アルミホイルは軽くて扱いやすいので、小さい子供でも簡単にできますよ!
ジュース屋さんごっこや実験ごっこに!色水遊び
「ペットボトルに入れた水がたちまちジュースに!?」水に色をつけるだけで、いろいろなごっこ遊びに活用できます。
<材料・道具>
・ペットボトル
・ペットボトルのキャップ(ペットボトルよりたくさんあればGood!)
・水彩絵の具
・透明のコップなど
*じょうご(ろうと)や口の細いソースボトルなどもあれば楽しい!
<作り方>
1.ペットボトルのフタの内側に絵の具を少しだけつけておく。何個作ってもOK。
2.ペットボトルに水を入れ、絵の具のついたフタを締め、ペットボトルを振る。
3.それぞれの色の水ができたら完成。コップに注いだり、色の違う色水を混ぜたりして遊ぶ。
色水を混ぜることで混色の勉強に。子供が好きなように混ぜてもいいですし、「赤色と青色を混ぜたらどんな色になるかな?」とクイズ形式にしてもいいかも!
また、コップに水を注ぐ・移すといった動きも必要になるため、集中力や水の体積などを学ばせたいときにぜひやらせてあげたい遊びです。
夏におすすめの造形遊びはワクワクの宝庫!ぜひやってみて♪
これから暑い時期になりますね。夏の暑い日、おでかけするのが億劫…というときも、おうちでできる造形遊びなら天候や気温を気にせず楽しめます。また、小学生におすすめしたいのが、夏休みの自由研究として造形遊びをすること。毎年「何しよう?」と困っているママは子供と一緒に、二人の先生方が教えてくださった遊びにぜひトライしてくださいね!
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担当ライター