遊びながら学べる!子どもも大人も楽しい♪『5-Daysこども文化科学館』

この記事をシェアする

広島市中区、旧市民球場の近くにある「5-Daysこども文化科学館」。ここでは子どもたちが楽しい遊びやイベントを通して科学について学び、触れることができます。あっと驚く科学の不思議がたくさん詰まったこの場所では、ママやパパも童心に帰って遊べること間違いなし!親子で充実した時間を過ごせますよ。この記事では、こども文化科学館の魅力をたっぷりとご紹介します!

ワクワクドキドキ!5-Daysこども文化科学館って?

5-Daysこども文化科学館は、子どもたちが科学に親しむことを目的として、昭和55年5月に開館した施設です。以来、多くの子どもたちやファミリーが訪れ、楽しみながら科学について学んでいます。「子どもの頃、よく遊びに来ていたな」というパパやママも多いかもしれませんね。

この施設は地下1階プラス地上4階建て。1階、2階は展示ホール、3階は創作室、そして4階にはプラネタリウムがあります。入館料自体は無料ですが、プラネタリウムの観覧は有料となっているので注意しましょう。
楽しく遊べる展示物の他に、ハラハラドキドキのサイエンスショーや、幼児から小学校低学年の親子を対象にした工作教室など、イベントも盛りだくさん。
さらに、このこども文化科学館ではなんと、小学生から中学生を対象とした、クラブ活動も行っているのですから驚きです!気になる内容は3つ。

アマチュア無線クラブ

アマチュア無線技士の免許取得を目指して行われる勉強会やコンテストへの参加、電子工作などさまざまな活動を行うクラブです。毎年、小学4年生から中学3年生までの子どもたちが集まり、活動を楽しんでいます。

プラネタリウムクラブ

なんとこちらは、子どもたちだけでオリジナルのプラネタリウム番組を作っているクラブです。小中学生を中心に、秋の発表会に向けて活動。主に週末や夏休みに集まってシナリオ制作、演出、絵コンテ制作を行っています。

広島少年少女発明クラブ

課題工作や発明工夫作品の制作を通し、知識・技術・発想など、ものづくりに必要とされる力の育成を目的としたクラブ。小学4~6年生の、初めて参加する人を対象とした「基礎コース」と基礎コースを修了した人が参加できる「完成コース」の2つのコースにわかれています。

この他にもじっくり学べる科学教室や大人のための科学講座なども定期的に開催されており、まさに小さな子どもからお年寄りまで、年齢を問わず楽しめるスポットです。
ワクワクとドキドキがいっぱいの5-Daysこども文化科学館、今回は小さな子どもも楽しめる、1階と2階にスポットをあててご紹介していきましょう。

1階は「天空の夢の国」

まず入り口を入ると、カラフルな虹の橋が目に入ります。そう、ここは不思議と面白い!がたくさん詰まった「天空の夢の国」。さぁ、雲のアーチをくぐって、科学の世界を冒険してみましょう!

ピョン太とかけっこ

子どもたちに大人気!いつも長蛇の列ができているのがこちら「ピョン太とかけっこ」です。子ども科学館のマスコットキャラクター、ピョン太とどちらが走るのが速いか、かけっこで競争できる展示となっています。さぁ、どれくらい速く走れるかな?ピョン太も結構速いんだぞ!

ボールの旅

こちらの展示物は、その名も「ボールの旅」。子どもたちが機械のハンドルを回すと、ボールが上へ上へと持ちあがっていき、ボールが上まで上がるとレールに沿って転がっていきます。ボールの転がるコースは全部で8種類。それぞれのコースにはいろいろな仕掛けが待っており、ボールはそれら1つひとつを巧みに実行しながら転がり下りていくのです。手に汗握るボールのアドベンチャー。きっと子どもたちもくぎ付けになってしまいますよ☆

見える音

つまみをスライドさせてボリュームを調節すると、ガラス管の中にある発泡スチロールが立ち上がったり元に戻ったり。この発泡スチロールの動きから、音の周波数や音の共鳴を観察することができる展示です。「なるほど!音はこうして伝わるのか!」と納得するのは大人たち。小さな子どもたちは、つまみを調節することで、発泡スチロールがまるでダンスしているみたいに見えるのが面白い様子でした♡今は原理がわからなくても、大きくなったときに「あぁ、あれはこういうことだったんだ」と思えるかもしれませんね。

くるくるステージ

人の動きをセンサーがとらえて、その動きに合わせて映像が変化する展示。いろいろな映像が次から次へと現れて、子どもたちは大はしゃぎ!まるで不思議の世界に迷い込んだかのような幻想的な気分になりますよ。

ボールキャッチャー

発電機のハンドルをクルクル回して発電、クレーンを上手に動作してボールをつかみ、バスケットゴールへとシュートさせる展示です。ハンドルの回転数を変化させることで、クレーンの動きを速めたり遅めたりと、コントロールすることができますよ。とにかく子どもって、ハンドル回すのが大好きですよね。無我夢中でハンドルを回す子どもたちの愛らしい姿が見られます。

たんけんとりで

そして、何と言っても子どもたちに大人気なのがこちら、「たんけんとりで」です。1階から2階への吹き抜けを利用して設置されている展示。あちこちに出入り口があるキューブ型の迷路や空中を歩いているような廊下、幻想的なすべり台など、さまざまな仕掛けが設置されていて、子どもたちの冒険心を満たしてくれます。6歳以下の小さな子どもは、パパやママと一緒に楽しみましょうね。

2階は「サイテック博士のおもしろ研究室」

さて、場所を移動して今度は2階へ。ここは、科学者サイテック博士が不思議で面白い発明をしている研究室です。さて、どんな発明品があるのかな?ちょっとのぞいてみましょう。

機械の耳

青色ランプがついたら、マイクに向かって「赤あげて!」「白さげて!」と声をかけてみて。なんと、ピョン太がその通りに動くから驚き!さぁ、ピョン太をうまく動かすことができるかな?

機械の目

人の目では決して見ることができない熱の世界。それを、サーモグラフィーカメラを利用して、“見える化”してくれる展示です。カメラを通してパパやママ、お友だちを見てみるとあら不思議!赤や黄色、青色に見えるんです☆

PNR-2号発進せよ!

コンピュータグラフィックスを用いた、コンピュータのシミュレーションを楽しめる展示です。君は宇宙船のパイロット。さっそく宇宙船に乗りこんで操作してみよう!スイッチとジョイスティックで操作すれば、気分はすっかり宇宙飛行士です。

ふしぎテレビ

一見何にも写っていないテレビ。でも偏光板でのぞいてみるとあら不思議!カメラに映し出された自分の姿が見えるではありませんか!とってもびっくりな仕掛けのこちらは、カラーテレビの仕組みを知ることができる展示です。いまや当たり前となっているカラーテレビ。改めて考えると、すごい発明なんですよね…。

光パワーでダッシュ 光センサーで稼働

続いて男の子たちに大人気なのがこちら。スポットライトをうまくミニカーに当てればミニカーがスピードを上げて走りだします。うまく光を当てないと、車は止まってしまうので気を付けて。車が走り出すと歓声をあげる子どもたち。何とも微笑ましい光景が繰り広げられています。

ガリバーランド

こちらも男の子たちの心をがっちり掴んで離さない展示です。その名も「ガリバーランド」。レバーを操作して、新幹線や特急列車を走らせることができます。操作レバーを回す力加減によって、電車のスピードに変化をつけることができるのでとっても楽しい様子。こちらのガリバーランドはジオラマを使用しており、なんと毎週日曜には自分の持っている鉄道模型を走らせることも可能!鉄道が大好きな男の子にとっては、まさに見逃せない展示と言えるでしょう!

科学ってこんなに楽しい!

館内でくまなく遊び終わるころには、科学の楽しさのトリコになること間違いなし!の5-Daysこども文化科学館。学生時代、なんとなく物理や化学を敬遠していたパパやママも、ここでなら楽しく学べること間違いありません。我が家の娘も遊びに来ると、毎回帰り際には「まだ帰りたくな~い」と泣き叫ぶほど、5-Daysこども文化科学館が大好き。ここでは子どもたちがみんな「小さなサイエンティスト」になれるのです♡

施設名

5-Daysこども文化科学館

所在地

〒730-0011 広島市中区基町5番83号

電話

082-222-5346

開館時間

9時から17時

休館日

毎週月曜日・祝日の翌平日・12月29日~1月3日

(12月29日から1月3日までを除く土曜日、日曜日、祝日は開館)

臨時休館あり

詳細はカレンダーを確認ください

料金

無料(プラネタリウムの観覧は有料)

公式HP

http://www.pyonta.city.hiroshima.jp/index.html

 

担当ライター

この記事をシェアする