保育園のおやつは何があるの?市販品や手作りレシピをご紹介

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保育園に通う子供たちも大好きなおやつの時間。ただの嗜好品だけでなく、食事の一環として献立もきちんと考えられて出されています。そんな保育園で提供されているおやつに何があるか知っていますか? 今回は、子供に食べさせたい市販品と簡単にできる手作りレシピを5つずつご紹介します!

栄養面もばっちりの保育園で出されているおやつ

保育園児のおやつの意味とは?

保育園に通う子供たちにとっておやつは、大事な役割を担っています。子供の胃は大人と比べると1/3程度の大きさのため、1回の食事で摂ることのできる栄養が少ないです。そのため、1日3回の食事では補いきれない栄養素やエネルギーを補給する目的があります。また、おやつを通じてのコミュニケーションの場としたり季節感を感じたりなど、心の成長にもつながるよう工夫されています。

保育園のおやつで出されているものには何がある?

おやつと言えば、クッキーやスナック菓子などが思いつきませんか?しかし、保育園で出されるおやつは、主におにぎりや野菜、フルーツなどが提供されています。また、季節が感じられる行事にちなんだおやつも提供されているんだとか。

栄養面はどのくらい考えられている?

保育園では、園の方針毎に市販品や手作りのおやつなどさまざまです。しかし、手作りだからいいわけでなく内容が大事になってきます。体を動かすエネルギーのもとになるおにぎりやイモなどの炭水化物を中心に果物や野菜、乳製品などの食事だけでは補えない栄養素も取れるようにと考えられていますよ。

おやつを与えるときの注意点

おやつを与えるときの注意点は、次の食事に響かない程度の量を提供することです。おやつの量が多すぎて3食のご飯が食べられないなんてことになったらおやつの意味がありません。そのため、提供する時間に合わせておやつを選びましょう。

市販のおやつも保育園で活躍☆家でも食べたいおやつ5選

保育園では、手作りだけでなく市販品のおやつも出されていますよ。そこで、美味しく食べれて栄養もたっぷりのおすすめおやつをご紹介します。

1.ボリュームがほしいときには!おやつパン

出典:@p_toooppiさん

パンと野菜の組み合わせは、おやつにピッタリです。こちらのおやつパンには、国産のにんじんとかぼちゃが約40%も使用されていますよ。添加物を使っていないのも嬉しいポイントですね。

2.カルシウムが気になるときには!スティックウエハウス

出典:@p_toooppiさん

甘くて美味しいウエハースは保育園の子供たちも大好き!こちらのウエハースには、カルシウム、鉄分、ビタミンDなど子供の成長に欠かせない栄養素がプラスされています。美味しく不足しがちな栄養素がとれるのは嬉しいですね。

3.乳酸菌で身体を整えよう!ミルククリームサンド

出典:@p_toooppiさん

お菓子メーカーの亀田製菓から出ている「白い風船」。米粉でできたおせんべいにミルククリームがサンドされているソフトおせんべいです。昔からあるので、食べたことがある人も多いのではないでしょうか?そんな白い風船には、お米由来の乳酸菌とカルシウムがプラスされていますよ。

4.しょっぱいものなら星の形のおせんべい

出典:@p_toooppiさん

かわいい星の形で保育園の子供たちからも人気のある「星たべよ」に野菜が練り込まれたこちらのおやつ。玉ねぎやほうれん草をはじめ計6種類の野菜が入っています。7大アレルギー不使用なので安心して食べさせることができます。

5.野菜がたくさん入ったかりんとう

出典:@p_toooppiさん

かぼちゃやごぼう、おやつにしては珍しいニラなど計5種類の野菜が入った「野菜カリント」。甘くてポリポリした食感は、野菜が入っていることに言われないと気付きません。国産の小麦粉が100パーセント使用されています。

保育園のおやつを自宅で再現!簡単にできるレシピ5つ

1.ほんのり甘くて食べやすい!お芋をつかったいももち

出典:@p_toooppiさん

さつまいもは、腹持ちがよく食物繊維やビタミンが含まれているとっても体にいい食材です。そのさつまいもを使ったいももちは、ほんのりとした甘さで保育園に通う子供たちから人気のおやつだそう。今回は、基本のレシピを紹介します。完成後に、バターやはちみつ、みたらし風などにしても美味しくいただけます。
(材料)作りやすい分量

・さつまいも:1本(200~300グラム)

・片栗粉:大さじ3

・砂糖:大さじ1

・牛乳:大さじ2~3

・バター(マーガリン):10グラム

・サラダ油:適量

(作り方)
①さつまいもを洗ったらピーラーで皮を剥き小さめにカットして、水に浸たす
②鍋にさつまいもと水を入れて湯がく(竹串がスッと通ればOKです)
③ざるに揚げボールに入れたら、マッシャーでつぶす
④つぶれたら、片栗粉、砂糖、牛乳を入れしっかりとこねる
⑤まとまったら、丸く平らにして形を整えていく
⑥フライパンにサラダ油を多めに入れ、中火~弱火で両面に焼き色がつくまで焼く(およそ7~8分)
⑦焼き色が両面つけば完成

2.野菜嫌いでも食べれちゃう!?野菜スティッククッキー

出典:@p_toooppiさん

甘いクッキーに野菜を練り込んで作る野菜クッキーは、野菜嫌いの子供でも食べれちゃうかも!写真のクッキーには、人参とほうれん草が練り込まれています。それを、食べやすいようスティック状にカットして作りました。お子さんと一緒に型抜きして楽しむこともできますよ。今回ご紹介するのは、ほうれん草クッキーの作り方です。にんじんも同じ手順で作ることができますよ。
(材料)作りやすい分量にしています

・薄力粉:200グラム

・砂糖:60グラム

・バター60グラム

・卵黄:1個

・ほうれん草:50グラム

(作り方)
①バターは室内に出して常温に戻し、ほうれん草は湯がいて細かくきざむ(気になる場合は、裏ごししても)
②薄力粉をビニール袋いれ、空気も入る様に閉じてからしっかりふる(こうすることでふるいにかけなくても大丈夫です)
③ボールにバターと砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜ、卵黄を加えてさらに混ぜ合わせる
④きざんだほうれん草を加え、よく混ぜ合わせ、そこに薄力粉を加え混ぜる
⑤ある程度まとまったら残りは手でまとめ、ラップでしっかりとくるんで30分ほど冷蔵庫で寝かせる
⑥オーブンを170℃に予熱する。その間に、生地をスティック状にカットする
⑦170℃のオーブンで18~25分焼く
⑧周りに焼き色がついていれば完成

3.ホットケーキミックスで簡単さくふわドーナツ

出典:@p_toooppiさん

ホットケーキミックスは、ホットケーキだけでなくドーナツや蒸しパンなどアレンジがたくさん。今回は、外がサックリ中はふわふわの一口ドーナツをご紹介します。トッピングに溶かしたチョコレートやアイシングしてデコレーションしても◎
(材料)

・ホットケーキミックス:200グラム

・卵:1個

・牛乳:大さじ1

・砂糖:大さじ2

・塩:少量

・サラダ油:大さじ2

・揚げ油:適量

(材料)
①ボウルに卵と牛乳を入れ、泡立て器でよく混ぜる
②①に砂糖、塩、サラダ油を加えさらに混ぜ合わせる
③混ざったらホットケーキミックスを入れ、ヘラでサックリ混ぜ合わせる
④全体が混ざり、粉っぽさがなくなったら生地をまとめる
⑤一口大の大きさに生地をまとめる(ドーナツは揚げたら膨らむので気持ち小さめに作ります)
⑥160℃に熱した揚げ油で5分程揚げてよく油を切ったら完成

4.製氷皿で作るフルーツを使ったかわいい寒天ゼリー

出典:@p_toooppiさん

寒天ゼリーは、冷たいので暑い時期の保育園のおやつにぴったりです。寒天を使ったレシピは、中に入れる具材を選べばアレルギーを気にせず楽しめます。こちらのレシピは、一口で食べれるよう製氷皿で作ってあります。フルーツがはいっていて見た目もかわいいですね。そのままカップに入れたり、ジュースで作ったりしても美味しそうです。
(材料)製氷皿1つ分のレシピです

・粉寒天:2グラム

・水:300ミリリットル

・砂糖:大さじ1

・フルーツ:お好みで

・レモン汁(あれば):小さじ1/2

(作り方)
①お好みのフルーツを製氷皿より小さめにカットします
②水に粉寒天を入れて混ぜてから火にかけ、ときどき混ぜながら煮溶かす
③沸騰したら火を弱めてさらに2分ほど火にかける
④火を止め、砂糖とレモン汁を加えて混ぜる
⑤製氷皿にカットしたフルーツを入れ、粗熱が取れた④をそそぐ
⑥冷蔵庫で3時間ほど冷やし固まっていたら完成
※取り出しにくい場合は、40~50℃のお湯に一度つけてから取り出してみてください。

5.簡単に作れて腹持ちばっちり!おかかおにぎり

出典:@p_toooppiさん

保育園のおやつでは、甘いものだけでなくしょっぱいおやつも登場します!その中でも、おにぎりは子供たちから人気メニューです。こちらのレシピには、かつお節とのりが使われているのでカルシウムとミネラルを補うこともできます。簡単に作れて腹持ちもいいので、小腹が空いたときにもおすすめのメニューですよ。
(材料)

・ご飯:200グラム

・かつお節:2グラム

・しょうゆ:小さじ1/2~1

・のり

(作り方)
①炊いてあるご飯をボウルに取りかつお節、醤油を混ぜる
②ラップなどでおにぎりにして海苔をつける

保育園のおやつは栄養満点!

今回は、保育園で提供されている市販のおやつやレシピを紹介しました。どのおやつも美味しいだけでなく栄養も補えるので子供たちにぴったりです。保育園で出されているおやつをまとめたサイトや本なども参考にしてもよさそうですね。

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担当ライター

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