古民家暮らしは物件選びが大切!街暮らしの広島ファミリーが移住を決意できた理由
日々、時間やタスクに追われる子育て世代。自然豊かな環境の中、昔ながらの古民家で暮らせたら、今よりも心に余裕を持って子供たちと関わることができそうですよね。
今回お話を聞かせていただいたのは、田舎暮らしに憧れて広島市内から郊外にある古民家に移住したWさんご家族。もともと古民家オーナーではなかったため、古民家選びには苦労されたのだとか。Wさんがどのようにして移住を成し遂げたのか、教えてもらいました!
「古民家」ってどうやって探すの?物件探しからスタート!
自然の中で子育てがしたい!薪ストーブがほしい!移住を決意
今回ご紹介するのは、広島市内から郊外にあるこちらの古民家に移住したWさん一家。ご夫婦と子供2人の4人家族です。昔から田舎暮らしに憧れていたというWさんは、「自然の中で子育てをしながら、薪ストーブを家族で囲みたい!」という思いが高じて、移住を決意されたそう。
とは言え、もともと古民家を所有していたわけではなかったため、まずは広島県内にある理想の古民家を探すところからスタートしたそうです。物件探しに利用したのは、“空き家バンク”と呼ばれるサービス。空き家の多い地方自治体などが、空き家に住みたい人と空き家を提供したい人をマッチングする仕組みです。広島でも空き家バンクを導入している自治体があるので、気になる方は見てみてくださいね。
この古民家、本当に購入しても大丈夫??頼れるパートナーに相談
リフォーム前のWさん邸
空き家バンクを活用して、ここに住みたい!と思える古民家を見つけ出したWさんでしたが、購入の判断は自分たちだけでは難しかったと言います。
本当に家族と長く安心して住めるような造り?木の構造が腐食したりシロアリがついたりしていない?憧れの薪ストーブは設置できそう?自分たちの理想的な家にリフォームするには、どれぐらいの費用が必要なの?…など、たくさんの疑問や不安があったそうです。
出典:道建設Instagram
そこで頼ったのが、広島市西区に本社を置く「道(タオ)建設」。広島で数多くの古民家再生の実績がある建設業兼設計事務所です。Wさんは、購入を検討している古民家の調査を道建設に依頼。現地に同行してもらい、隅々までチェックしてもらった結果、とても状態がよく、快適な空間に再生できることがわかりました。
古民家リフォームのプロの太鼓判をもらって、ついに古民家の購入に至ったWさん。道建設の確かな目利きがあったからこそ、安心して購入することができたと語ってくれました。
こちらの記事もチェック▼
古民家リノベーションに着手!味を残して快適さをプラス
古民家リノベーションってどんな風に進めていくの?
「昔ながらの暮らしをしたい」という思いで、当初は薪ストーブだけでなく、五右衛門風呂(ごえもんぶろ)や囲炉裏(いろり)など、たくさんの要望があったというWさん。古民家リノベーションのプロである道建設に相談した結果、メンテナンスやコストのほか、将来的なことも考慮して、薪ストーブのみに絞っていったそうです。
古民家リノベーションでは何度も打ち合わせを重ねることとなりますが、そのたびに道建設から提案されるプランの素晴らしさに感動したというWさん。豊富な知識と経験に裏付けされた確かな提案の数々に、安心して家づくりを進めることができたと教えてくれました。
「残すところ」と「改善するところ」を決めていく
古民家リノベーションで重要になるのが、家本来の雰囲気や良さを残しながら、現代の生活様式に合わせて改善すべきところに手を加えていくこと。Wさんは道建設と相談しながら、何を残し、何を改善していくかを決めていきました。
リビングに残した欄間
無垢の木が使われている建具はそのまま残したり、他の場所に転用したりすることに。古民家特有の柱や梁(はり)などもそのまま活かし、この古民家がもともと持っていた趣を残すことにしました。
反対に、タイル張りで寒々しい空間だった浴室は、機能性の高いユニットバスに交換。古民家特有の暑さ・寒さ対策として、断熱性を上げる工夫も随所に施すことにしました。
建設当初の土間を再生!間取りも自分たちらしく
古民家リノベーションでは、家の設備だけでなく、間取りも自分たちらしく変えていくことができます。
Wさん邸のリフォーム前後の間取りを比較すると、間取りが大きく変更されていることが分かります。詳しくご紹介しましょう!
【リフォーム前】洋間として使われていた玄関ホール
まずは玄関ホールから。
ここは建設当初、土間だった場所なのですが、Wさんが購入した時点ではリフォームされて、洋間になっていました(画像)。
道建設から提案されたリノベーションプランの中に、この土間空間を“再建”するプランがあり、Wさんは一目で気に入ったそうです。
【リフォーム後】玄関土間
こちらがリフォーム後に生まれ変わった土間。一時は失われてしまっていた古民家本来の造りを取り戻しました!
大小別々だったトイレは、1つの空間にまとめて手洗いカウンターを設置。古い柱や天井板が、新しい素材以上の輝きでよみがえりました!
キッチンは子供の様子がわかるように、対面式のものを採用。
床の間と仏間があった和室は、居間にレイアウト変更。庭を眺められる日当たりのいい空間になりました。
こうして大胆に間取りを変更することで、古民家の良さを残しつつ、Wさん一家のライフスタイルに合わせた、快適な空間が実現しています。
夢を実現!薪ストーブのある古民家での田舎暮らしを大公開♪
家族で炎を眺める幸せ…薪ストーブを囲む家
ここからは、リノベーションが完成した古民家での住み心地についてWさんに教えてもらいます!
念願だった薪ストーブのある生活に大満足だと語ってくれたWさん。薪の準備さえしておけば手間はそんなにかからず、冬はとても暖かく過ごせるそうです。ロッキングチェアに座って薪ストーブの炎を眺めながらお酒を飲んだり、子供たちとくつろいだり……。想像するだけで心が満たされる風景ですね!
リノベーションでは、床に杉材、壁には漆喰を使用。自然素材ならではのぬくもりを感じられる空間も気に入っていると教えてくれました。もともとあった鴨居(かもい※ふすまの上枠)や透かし彫りが美しい欄間(らんま※天井と鴨居の間にある開口部のこと)も、薪ストーブがある風景にマッチ♪本当に好きなものだけで作られた、とっておきの空間が完成しています!
古民家の雰囲気にマッチするインテリアは道建設オリジナルの造作家具!
年月を重ねた古民家はとても素敵ですが、古民家リノベーションならではの悩みもあります。それは、インテリア探し。市販の家具を置くと、デザインが古民家の落ち着いた雰囲気にマッチしないことがしばしば起こります。
そんな時、Wさんが選んだのが「造作家具」、つまりオーダーメイドです。
例えば、玄関の土間に置かれている下駄箱(画像右端)は、道建設にオリジナルで作ってもらったそう!柱や天井の色味ともマッチして、空間に統一感が生まれていますよね。杉板のカウンターには、季節の花などを飾って楽しんでいるそうです。
このように、古民家再生のプロである道建設は、その家の雰囲気に合わせた造作家具の提案も得意!まるで最初からそこにあったかのような、古民家になじむ家具を手作りしてくれますよ。
子供の成長も実感!田舎暮らしの良さを家族みんなで満喫中♪
移住後、Wさんのお子さんたちは、自然いっぱいの環境に慣れて、虫を怖がらなくなったのだとか!また家が広くなったことで、元気に走り回ったり、友達をたくさん呼びやすくなったりと、まさにいいこと尽くし。
「子供はすぐ環境に順応するけど、大人はそうはいかないんじゃない…?」なんて不安を持たれるかもしれませんが、意外と大丈夫!田舎暮らしの経験がなくても、わからないことはご近所さんが親切に教えてくれているそうです。Wさんは移住してから畑仕事も始めたそうで、田舎暮らしを満喫されています♪
最後に、古民家リノベーションや田舎暮らしをしたいと思っている広島のファミリーにアドバイスをお願いすると、「夫婦でしっかり話し合って、納得いく家や場所を探すことが大切!」と教えてくれたWさん。
素敵な古民家暮らしが実現したのも、物件選びから信頼できるパートナーに出会えたからこそ!夫婦とプロの目線を総合して、納得できる決断を重ねていくことが大切ですね。ご主人の長年の夢だった薪ストーブのある古民家で、家族の思い出は今日も増えていきます。
古民家の物件選びは信頼できるパートナーが不可欠!
今回ご紹介したWさんのように、自分たちで古民家を探して移住するファミリーは広島でも今後増えていきそうな予感!最近は、リモートワークをしている人の間でも、新たな生活拠点として古民家が注目を集めています。本当にいい物件なのか見極めが難しい古民家探しも、頼れるパートナーがいれば安心です。古民家のことを知り尽くした道建設なら、圧倒的な経験値と提案力で、想像以上の古民家ライフを実現してくれるはずです。
道建設では、公式サイトで「古民家売買情報」も公開中!気になる古民家が見つかるかもしれません♪詳しくはこちら!
【有限会社 道(タオ)建設】
本社所在地 |
広島市西区南観音三丁目1番10号 |
電話番号 |
082-232-6483 |
定休日 |
日曜・祝日、隔週水曜 |
公式サイト |
http://taoken.co.jp/ |
公式インスタグラム |
|
公式フェイスブック |
関連記事はこちら▼
担当ライター