【サービス付き高齢者向け住宅】の住み心地は?広島の入居者とご家族に聞きました♪
「親の介護」のこと、頭の片隅にはあるものの今は子育てが忙しくて向き合えてない…なんて広島ママもきっと多いですよね。そんなとき、経験者に話を聞かせてもらうと、将来を想像しやすくなりますよ。
今回は、広島市にあるサービス付き高齢者向け住宅「Sグラン」の入居者の方と、ご家族にお話を聞かせてもらいました!なんでも、高齢になり、ケガや病気で生活が不自由になっても、安心して過ごせる環境があるのだとか。子育て世代も必読です♪
広島市のサービス付き高齢者向け住宅「Sグラン」を訪問!
サービス付き高齢者向け住宅「Sグラン」はこんな所!
Sグラン高須(広島市西区)
今回ご紹介するのは、広島市をはじめ県内に5カ所ある「サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住)」の「Sグラン」です。
一般的なサ高住は、60歳以上の自立した方や生活支援が必要な方が入居できます。一方Sグランでは、自立した方だけでなく、持病のある方や要介護の方まで、幅広く受け入れているのが特徴。
居室はすべて個室で、プライバシーも万全。生活サポートや見守りサービスなどを受けながら、自分のペースで生活できます。介護施設というよりも、シニア世代向けの住まいとして選ぶ人が多いようです。
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サ高住「Sグラン」は医療サポート体制が充実!
一口に「サービス付き高齢者向け住宅」と言っても、施設によって提供されるサービスは大きく異なります。「Sグラン」では介護職員が24時間365日常駐しており、訪問看護も24時間体制で対応。定期的に医師による訪問診療も行っていて、緊急時にも往診してもらうことが可能…など、医療サポート体制が手厚いのが特徴。
そのため「医療的ケアが必要なのでサービス付き高齢者向け住宅は無理かも…」とあきらめていた方が、Sグランだから入居できた!というケースもあるのだとか。持病など健康に不安がある高齢者の住まいとして、多くの家族をサポートしています。
サ高住の「Sグラン高須」入居者さんとご家族にインタビュー!
今回は、広島市のサービス付き高齢者向け住宅「Sグラン高須」に入居されているHさん(78歳)と、その妹さんにお話を聞かせていただきました!
Hさんとご家族がSグラン高須を選んだ理由は?
Sグラン高須に入居するまで、静岡県で一人暮らしをされていたHさん。77歳のときに進行性の難病と判明し、妹さんの住む広島で介護施設を探すことになったそうです。妹さんがあちこち調べたものの、持病があるため、入居できる高齢者施設にはなかなか出会えなかったというHさん。困っていたとき、親しいヘルパーさんが教えてくれたのがSグラン高須でした。妹さんのご自宅から面会に行きやすい立地も、決め手となったそうです。
「今が一番幸せ!」。実際に入居した後の感想を聞いてみました
居室でリハビリを受けるHさん。隣は理学療法士さん
Hさんが入居したのは、12帖ほどのお部屋。愛用のソファを持ち込むことができ、自宅のようにくつろげる雰囲気になっています。部屋は窓から外光が入るので明るく、夜は夜景も楽しめるそうです!
日々お世話をしてくれるスタッフも、「みなさんとても家族的で、本当に親切なんですよ!」とHさん。スタッフは介護保険制度などにも詳しく、わからないことは何でも教えてくれる頼もしいパートナーです。
主治医の往診
居室にいながら、リハビリを週4回、医師の診察を週1回、歯科医の診察を1ヶ月に1回受けているHさん。部屋にはナースコールが設置してあり、「遠慮せずに声をかけてくださいね!」と言ってくれるスタッフがいてくれるので、安心して過ごせていると教えてくれました。
サービス付き高齢者向け住宅で気になるのが、プライベートが確保されているかどうかという点。Sグラン高須では、洗濯ものを個別に分けて洗ってもらえ、お風呂も一人ずつお湯を入れ替えてもらえるので、気持ち良く過ごせているそうです!
広島市街地の眺望も楽しめる、食堂スペース(Sグラン高須)
Sグラン高須内には入居者が一緒に食事をとれる食堂スペースがありますが、Hさんは手が不自由なため、部屋食を利用しています。こうした一人ひとりの要望に合わせて柔軟に対応してくれるのも、Sグラン高須のいいところなんだとか。食事の内容も、好みに合わせて変えてもらったり、施設までコンビニやパン屋さんが来てくれるので好きなものを購入できたりと、楽しめているそうです。
Hさんの妹さんは、「介護施設って、介護が必要になってから急に探してもなかなか見つからないものです。まだ子供が小さなママさんも、親御さんが元気なうちに探しておくといいですよ!」と教えてくれました。まだまだ先のことと思わず、今のうちから準備を進めておきたいですね!
Sグラン高須に入居するまでは、持病をかかえての一人暮らしで困難なことも多かったというHさん。入居後は、常にスタッフさんがそばにいてくれることで不安が解消され、「自由気ままに過ごせる今の暮らしが一番幸せ!」と教えてくれました!
サ高住の「Sグラン五日市」入居者さんとご家族にインタビュー!
続いては、広島市にあるサービス付き高齢者向け住宅「Sグラン五日市」に入居されているOさん(92歳)と、その息子さんにお話を聞かせていただきました!
Oさんとご家族がSグラン五日市を選んだ理由は?
2018年4月にSグラン五日市に入居されたOさん。入居前は息子さんと同居されていましたが、ケガをきっかけにリハビリテーションセンターに入った後、介護老人保健施設(老健)に入所。そのころには別の病気も発症し、健康に不安がある状態でしたが、介護認定の関係で老健を退所しなければならなくなったそうです。
老健のスタッフから、サービス付き高齢者向け住宅のことを教えてもらったOさんのご家族。自宅近くにあるサ高住をいくつか見学する中で、Sグラン五日市のスタッフの対応のよさが入居の決め手となったそうです。
「突然の見学に行ったのに、『どうぞ!』と温かく丁寧に対応してくださいました。そのときのスタッフさんが、今も母の介護を担当してくれているから安心なんです!」と息子さんは教えてくれました。
Sグランだから助かった!実際に入居した後の感想
Oさんが入居されているのは、3階の角部屋。お部屋からの眺めもよく、夜は月がきれいに見えるそうです。車いすで生活されているOさんですが、建物内にはエレベーターがあり、個室にはトイレもついているので不自由なく過ごされているそうですよ。
居室でリハビリを受けるOさん
週に1~2回、居室でリハビリを受けているOさん。息子さんがスタッフに「もう少し母に歩くよう言ってほしい」と要望を伝えると、「はい、しっかり対応しますね!」とすぐに対応。状況もよく報告してもらえるそうです。
現在は新型コロナウイルス対策で、1回15分の面会と、月1回の通院のときしかOさんに会えなくなっているそう。ただ、短い滞在時間でもスタッフは細かな話を教えてくれ、月1回の通院が親子で話せる貴重な時間となっていることも教えてくれました。
「15分でも、母の喜んでいる顔を見られるのはうれしいです」という言葉に、離れて暮らしていても家族の絆は変わらないことが感じられますね。
歯科医の診察も居室で受けられる
Sグラン五日市に入居後、脳梗塞になったことがあったというOさん。異変に気づいたスタッフからすぐに連絡があり、迅速な対応ができたので、大事に至らずに済んだそうです。医療にすぐアクセスできる環境があると、安心ですね。
食堂スペースで食事をしながら、入居者同士おしゃべりするのが、Oさんの楽しみのひとつ。
お正月明けには七草粥(がゆ)が出たり、夏にはそうめん流しがあったりと、季節を感じられる行事が楽しいそうです。
健康に不安があっても入居しやすい!Sグランはシニア世代の強い味方!
サービス付き高齢者向け住宅には、入居後の自由を確保しながら、高齢者が安心して暮らせる環境があります。広島のサ高住「Sグラン」では、手厚い医療体制も完備。これまでサ高住をあきらめていた方でも、利用できるかもしれません。まだまだ親の介護のことは考えたくない!という方でも、知っておいて損はないはず!この機会に、ぜひ親御さんと将来のことについて話してみてくださいね♪
取材協力:
【株式会社L.S.I】
所在地 |
広島市西区高須4丁目12-22(Sグラン高須内) |
電話番号 |
082-942-5955 |
公式サイト |
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【株式会社Shine】
所在地 |
広島市安佐南区西原4丁目35-21-102 |
電話番号 |
訪問看護・リハビリのご相談082-875-6752 介護についてのご相談082-209-6641 |
公式サイト |
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担当ライター