【広島南部エリア別】秋のお出かけでおすすめの紅葉スポット15選

広島市エリアで紅葉がキレイなスポット5選

【東区】1000本ものモミジが織りなす光景！ひろしま遊学の森 広島市森林公園

出典：広島市森林公園

「ひろしま遊学の森 広島市森林公園」は広大な敷地内に、中四国唯一の”こんちゅう館”をはじめ、芝生広場、全長36メートルのわんぱく橋、モノレール、複合遊具、グラウンドゴルフ、デイキャンプなど、年中いろいろな楽しみ方ができる場所です。広い敷地内は標高差もあるので、散策すると、いろいろな木々から季節が移り変る様子を感じられます。美しく紅葉する樹木がたくさん植えられており、紅葉スポットとして足を運ぶ人も多いそう。紅葉の見頃は例年11月上旬から中旬頃です。特に、夏には水遊びもできるモミジ谷のジャブジャブ川付近は、約1,000本ものモミジの木が植えられており、見頃の時期には赤やオレンジと鮮やかに色づいたモミジが一面に広がります。

【中区】ライトアップされた幻想的な光景は見もの！縮景園

出典：縮景園

「縮景園」は広島市内中心部にある、2020年には築庭400年を迎える歴史ある大名庭園。県内外、また海外からの観光客も多く訪れる憩いの場となっています。園内には約370本もの松をはじめ、たくさんの木々や草花が植えられており、それぞれが美しく見えるよう配置されているのが特徴です。四季によって、また見る方向によっても、それぞれ違った景色を楽しめます。園内にある池は淡水と海水が混じる汽水となっており、鯉と共に海水魚のチヌ、ボラ、スズキが同居。池に映る景色も縮景園の見どころのひとつです。
落葉樹が色付く季節（例年11月下旬から12月上旬頃）には紅葉の夜間ライトアップがあり、昼間とは一味違った幻想的で優美な雰囲気を感じることができます。

【西区】3つの滝と紅葉のコラボレーション！三瀧寺

出典：＠clarencealabama911さん

JR三滝駅から車で数分登った場所にある「三瀧寺（みたきでら）」。境内には”駒ヶ滝”と”梵音（ぼんおん）の滝”、そして”幽明（ゆうみょう）の滝”という3つの滝があり、これが地名の由来となっているのだそう。流れる滝の音に、心穏やかな気持ちになれるかもしれません。アスレチック広場や自然散策、歴史探訪、バードウオッチング、名水スポットや展望台からの眺めなど、見どころがたくさん。散策コースが複数整備されていて、体力や気候に合わせて無理なくコースを選んで歩くことができます。
春は桜、夏は新緑、秋は滝をバックに輝く紅葉、赤や黒の艶やかな木の実など年中、色彩豊かな景色を楽しめます。

【佐伯区】渓谷ならではの秋景色を楽しむ石ヶ谷峡

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広島市佐伯区湯来町にある「石ヶ谷峡」は、長さ7kmもの渓谷です。1937年に広島県の名勝地として指定された場所で、清流と豊かな木々の景色を楽しむため、多くの人が訪れるハイキングスポットになっています。小さな滝や珍しい形の岩を探して歩くのも、石ヶ谷峡ならではの楽しみ方のひとつ。清流と紅葉のどちらも楽しめる秋の景色は特に美しく、ドライブに訪れる人も多いよう。石ヶ谷峡の帰りには、近くにある湯来温泉に立ち寄るのもいいかもしれません。

【南区】市内にあるアートスポットで季節の移り変わりを実感！比治山公園

出典：＠imzak2019さん

広島市南区に位置する「比治山公園」は、小高い山の上から広島市内を一望できる場所。公園内には遊具のある広場や貝塚のほかにも、「広島市現代美術館」や「広島市まんが図書館」などが。昼にはたくさんの自然に囲まれたアート体験、夜には市内のビルやホテルなどのネオンが光る街の景色を眺めることができます。11月上旬から下旬にかけての時期には美術館から図書館につながる道沿いに紅葉の景色が広がるため、季節の移り変わりを実感することができるはず。駐車場は午前9時から午後7時までとなっているので、車で行く際は時間も確認しておきましょう。

廿日市市・大竹市で子供にもおすすめの紅葉スポット3選

続いて、廿日市市と大竹市にある紅葉スポットをご紹介します。

【廿日市市】言わずと知れた紅葉の名所！紅葉谷公園

出典：＠mayu_picture_bookさん

観光地宮島の弥山麓（みせんろく）にある紅葉谷川に沿うように広がる「紅葉谷公園」は、その名の通り紅葉の名所として知られるスポット。園内にはおよそ700本もの紅葉が植えられています。春には桜、春から夏にかけての時期は新緑、11月中旬から下旬にかけては紅葉と、季節の移り変わりを肌で感じることができる場所。中でも紅葉が一斉に色づく様は圧巻で、紅葉を目的に多くの観光客で賑わいを見せます。

出典：@mayu_picture_bookさん

宮島にはおしゃれなカフェもたくさんあるので、紅葉を眺めつつお茶を楽しむ贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。

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【廿日市】登山と紅葉を楽しむならココ！瀬戸内海国立公園　極楽寺山

出典：＠hipchopさん

廿日市市の北部、標高693mの場所にあるのが「瀬戸内海国立公園　極楽寺山」です。全国でも有数のモミの原生林に覆われた場所で、瀬戸内海国立公園に指定されています。山頂付近にある「極楽寺」の境内にある展望台から見られるのは、宮島や瀬戸内海の島々。晴れた日には四国山脈を眺めることもできるそうです。山内にはキャンプ場が整備されており、常設テントの貸し出しも。子供とのキャンプに使うのもいいでしょう。キャンプ場内にある蛇の池はスサノオノミコトに退治されたという大蛇の伝説が残る場所で、6月～8月に咲くスイレンが有名です。紅葉が見頃を迎えるのは、毎年11月上旬。紅葉を目的に山登りを楽しむ人も多いようです。

【大竹】山の景色に溶け込む紅葉！三倉岳県立自然公園

大竹市にある三倉岳（みくらだけ）は標高702m、朝日岳、中岳、夕日岳の3つの峰が名前の由来です。登山客が多く訪れるほか、山頂付近の険しい岩壁、岩峰は、ロッククライミングの訓練の場としても有名です。山頂からは北に中国山地、南に瀬戸内海が望めます。「三倉岳県立自然公園」にあるキャンプ場は無料で利用することができ大自然の中、家族でキャンプ、デイキャンプを楽しめます。紅葉の時期には、黄色や緑、真っ赤など彩り豊かな山の景色が広がり、どんぐり、松ぼっくり、落ち葉拾いなど季節を感じながら子供と散策ができおすすめです。

東広島・呉市にある紅葉の穴場スポット3選

次にご紹介するのは、東広島と呉にある穴場スポットです。

【呉市】夜景だけでなく紅葉も見もの！灰ヶ峰

「灰ヶ峰」は呉市では野呂山に次ぐ高い山（標高737m）で、美しい夜景スポットとして有名です。呉の街を一望できる展望台からは、秋には色とりどりの美しい紅葉も見ることができます。また原作、映画で注目される「この世界の片隅に」の主人公、すずさんが地元広島からお嫁にやってきた北条家は、灰ヶ峰のふもとにありました。美しい紅葉を見たあとは、映画ゆかりの地を歩いて巡るのもおすすめです。

【東広島市】渓谷美に映える秋景色！深山峡

出典：東広島市

東広島市の深山川の清流にある「深山峡」は、安芸の耶馬渓（やばけい）と称されたこともある渓谷美が特徴です。大小8つもの滝が短い区間に連なっており、年間を通じて多くの人が訪れます。夫婦岩や猿岩をはじめとする奇岩が連なるのも、深山峡の特徴のひとつ。絶壁が赤や黄色に染まる紅葉の時期には、静かな川面とのコントラストによる絶景を楽しむことができます。

【東広島市】池と紅葉の組み合わせ鏡山公園

出典：東広島市

広島大学のすぐそばにあり、桜の名所のひとつとしても知られる「鏡山公園」ですが、秋の紅葉の時期も見ごたえのある景色が広がります。園内にはいくつかの池があり、普通に見る紅葉はもちろんのこと、池に写る紅葉もまた趣のある景色です。ウォーキングコースも整備されているため、季節ごとの景色を楽しみながら親子で散策するのもいいでしょう。広い駐車場は無料で利用することができるため、ドライブついでに訪れるのもおすすめです。

少し遠出して行きたい広島県郊外にある紅葉の名所4選

最後にご紹介するのは、広島県郊外にあるスポットです。

【尾道市】銀龍閣周辺の紅葉を写真に残そう！耕三寺

「耕三寺」がある生口島（いくちじま）は、全国有数の柑橘類の生産地。本土からはフェリーまたは、しまなみ海道を渡り車で行くこともできます。耕三寺の歴史ある建造物と紅葉の織りなす景色に、魅了されること請け合いです。中でも銀龍閣周辺は特に色彩豊かに染まる写真スポットだそう。また、耕三寺は重要文化財を含む美術品も収蔵される博物館が併設。”未来心の丘”という白い大理石のモニュメントが立ち並ぶ庭園エリアでは、芸術に実際に触れて楽しむことができ、子供たちも探検気分で散策することができます。

【府中市】色鮮やかな紅葉の中でアウトドアを！矢野温泉公園 四季の里

“矢野温泉”（休業中）と、巨大な岩々が重なりあう国指定の天然記念物”矢野岩海”とを結んだ総面積15ヘクタールの「矢野温泉公園 四季の里 」。四季の里の中にある、”もみじ谷園”では森林浴やオートキャンプ、アスレチックなど大自然の中、アウトドアを満喫することができます。紅葉シーズンにはブナ、モミジ、カエデが色づきます。中でも燃えるように真っ赤に染まるモミジは、色鮮やかで圧巻の風景です。また敷地内にある”四季彩工房”では、前日前までの予約で木工体験を家族で楽しむことができます。

【府中市】紅葉秋まつりも大人気！三郎の滝

府中市にある、長さ30mの天然ウォータースライダー”すべり滝”で有名な「三郎の滝」。空気が澄んだ滝の周辺には、約800本ものモミジがあり、例年10月下旬から11月中旬に色づき見頃を迎えます。滝とモミジの自然が魅せるコラボレーションは絶景です。毎年、紅葉シーズンには”三郎の滝紅葉まつり”が行われ、多くの家族連れで賑わいます。三郎の滝・龍王荘では、3日前までに予約しておけば、炭火焼きバーベキューを季節問わず楽しむことができるので、紅葉を楽しみながらバーベキューするのもいいかもしれません。

【三原市】ライトアップした紅葉が美しい三景園

出典：三景園

三原市にある三景園は、広島空港の開港を記念して作られた公園です。およそ6ヘクタールという広さの園内には、広島県の山渓谷や瀬戸内海の風景を庭園化しており、山・里・海の3つのゾーンがあります。3つの景色を楽しむことができるのが、三景園という名前の由来だそう。里ゾーンには山里をイメージしてもみじ谷が配置されており、秋には庭園を赤く色づきます。11月にはもみじまつりが開催され、期間中は紅葉が美しくライトアップ。多くの人が訪れる人気のイベントとなっています。

広島県南部の秋景色を探しに行こう

豊かな自然が多い広島県南部には、一度は訪れておきたい絶景紅葉スポットがたくさんあります。紅葉の見ごろは短いので、どこを狙うか前もって決めておきたいところ。広島県南部にある美しい自然の風景を探しに、ぜひお出かけしてみませんか♪
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