【ひろしま美術館】子供と一緒にワクワク♡「こぐまちゃんとしろくまちゃん」に会いに行こう♪

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「こぐまちゃんえほん」シリーズは、50年以上愛され続けてきたベストセラー絵本。読んだことがあるママも多いのではないでしょうか?そんなこぐまちゃんえほんの作者・わかやまけんさんの回顧展が「ひろしま美術館」で開催中です!これは親子そろってのお出かけにぴったりの予感♡すでに広島ママたちの間で話題になっている特別展の様子を、pikabu編集部がレポートします♪

※文中の表示価格は税込みです。

【5/15まで】広島に「こぐまちゃんとしろくまちゃん」がやってきた♪【ひろしま美術館】

親子で行きたい♡「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」展開催中!

現在「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」展が開催されているのは「ひろしま美術館」(広島市中区)。広電紙屋町東電停から歩いて約5分、緑豊かな中央公園内にあります。

この特別展は「こぐまちゃんえほん」シリーズで知られる絵本作家・若山憲(わかやまけん)さん(1930-2015)の創作活動を振り返る、初めての回顧展。こぐまちゃんはもちろん、若山さんの絵本の魅力を楽しむことができるんです♪

【入館料】

一般

1,300円(1,100円)

高校・大学生

1,000円(800円)

小・中学生

500円(300円)

※上記料金でコレクション展も観覧できます 
※(  )内は団体料金(20人以上)
※65歳以上は1,100円(要年齢確認)

キャラクターの撮影パネルも♪「こぐまちゃん」たちと写真を撮ろう♡

ひろしま美術館の入り口に向かって歩いていくと、若山さんの絵本に出てくるキャラクターのパネルがお出迎え♪これは、入館前からワクワクが止まりませんね♡

美術館の中庭にも、こぐまちゃんたちのかわいらしいパネルを発見♡記念撮影している親子連れもたくさんいましたよ。

ロングセラー「こぐまちゃんえほん」の人気のひみつを探しに行こう♪

早速展示室へ!今回は、「ひろしま美術館」学芸員の森静花さんに、特別に案内していただきました♪

絵本作家「わかやまけん」の世界へようこそ♪

展示室に入ってみると、小さな子供連れのお客さんがチラホラ。

森さん
赤ちゃん連れの方、お子さん連れの方も多いですよ。中には3世代で来館されるご家族もいらっしゃいます

展示ルートは、若山さんの初期の絵本作品が並ぶゾーンからスタート!

『りぼんをつけたおたまじゃくし』(1967年・野村トーイ)より 原画/個人蔵

身近な自然や生き物たちを生き生きと描いた、やわらかいタッチの作品が並んでいました!

森さん
初期の絵本は淡い色彩の作品も多く、こぐまちゃんの絵と全然違う!と驚く方も多いんですよ

あのきれいな色には秘密が!?「こぐまちゃんえほん」シリーズの創作エピソード

次の展示は、子供から大人まで皆に親しまれているロングセラー「こぐまちゃんえほん」シリーズです♪

『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社)より©わかやまけん

「こぐまちゃんえほん」シリーズの特徴は、何といっても鮮やかな色!実はこの色には、秘密があるのだとか。

森さん
一般的なカラー印刷ではなく、リトグラフと呼ばれる版画の手法で作られています。特注のインク6色を使うことで、くすみのないきれいな発色になっているんですよ

あえて手間もコストもかかる手法を採用したのは、「子供たちに美しい色を見せたい」という若山さんの願いがあったからなのだとか。

こちらの展示は、上下に同じ絵が並んでいるように見えますが…

森さん
よく見ると、冷蔵庫のデザインが違います。昔の冷蔵庫は上部にダイヤルがついていたんですが、若山さんが時代の流れに合わせて絵を修正されたんですよ

子供たちが混乱しないように、こんな細やかな心配りがされているのですね!

展示室の一角に、こんな楽しいコーナーを発見♪
『しろくまちゃんのほっとけーき』で人気のあの場面が、大きなパネルになっていました。マグネット式のホットケーキを貼ったりはがしたりして遊べます。こういう子供たちが飽きない工夫があるのは嬉しいですね♪

子供たちに絵で物語を伝える♪「純絵本」の世界

続く展示エリアは1970~1980年代にかけて制作された、「純絵本」と呼ばれる絵本作品を紹介するゾーンです。

『おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ』(1981年・ポプラ社)より 原画/個人蔵

森さん
純絵本は、文字ではなく絵を主体にした作品です。文字が読めない子供たちに、絵だけで物語を伝えられるよう工夫されています

色合いの美しさや、登場人物たちのユニークな表情に思わず引き込まれますね♪

雑誌表紙など、若山さんのグラフィックデザインも紹介!

最後の展示ゾーンには、若山さんが10年にわたって担当した、雑誌『保育の友』の表紙の下絵や原画が展示されています。

雑誌『保育の友』1991年4月号表紙 個人蔵

まるで物語のワンシーンを切り取ったかのよう♡ほんわかして温かな気持ちになる絵が並んでいました♪

森さん
若山さんの絵本の世界は、作品ごとの多彩な表情が魅力です。下絵などなかなか見られない貴重な展示も多いので、ぜひご家族で楽しんでください

ひろしま美術館カフェで「ほっとけーき」を食べよう♡こぐまちゃんグッズも販売中♪

限定メニュー「しろくまちゃんほっとけーき」&「カプチーノ」がかわいい♡

美術館内の「café Jardin(カフェジャルダン)」には、会期中限定で特別メニューが登場♡
こぐまちゃんデザインのカプチーノ(506円)やホットケーキ(880円)でちょっとしたおやつタイムを。お子さんには、オリジナルプラコップ付きのドリンクセット(660円)もおすすめです!

中庭に面したカフェなので、景色を楽しみながら、かわいらしいメニューをゆっくり堪能できちゃいますよ♪
※特別展の会期中、カフェのみの利用はできません。

ひろしま美術館ミュージアムショップには、オリジナルグッズがいっぱい♪

展覧会を楽しんでカフェでひと息ついたら、最後はミュージアムショップでお買い物♡会場限定のオリジナルグッズが充実しています!

「神戸風月堂ミニゴーフル2缶セット」(1,080円)、「トートバッグ」(1,650円)、「マスキングテープ各種」(各550円)

こぐまちゃんグッズもたくさんそろっていますよ♪お土産や大切な人へのプレゼントとしても喜ばれそう。
※数量限定のため売り切れる場合もあります。

ひろしま美術館は子連れにやさしい♡授乳室・おむつ替えシート完備

ひろしま美術館には、子連れファミリーにやさしい設備やサービスが充実しています♡

館内はスロープやエレベーターがあるので、ベビーカーでの移動もラクラク!貸し出し用のベビーカー(3台)もありますよ。

また、おむつ替え授乳ができる個室(ブース)も用意されています。

子供連れだと美術館に行きにくい…というママやパパも、これなら行きやすいですよね!ぜひ親子で一緒に出かけてみてはいかがでしょうか?

こぐまちゃん好きも絵本好きも見逃せない!ひろしま美術館で絵本の世界に出かけよう

「こぐまちゃんたちのかわいさに癒されたい!」と思っていたら、いつの間にか若山ワールドに引き込まれていた今回の特別展。かわいらしいだけじゃない、奥深い絵本の世界にすっかり引き込まれました♡
記念撮影をしたり、カフェで特別メニューを楽しんだりと、お子さんとのお出かけにもぴったり♪この機会に、ぜひひろしま美術館の「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」展に訪れてみてくださいね。

【ひろしま美術館】

所在地

広島市中区基町3-2

電話番号

082-223-2530

開館時間

9:00~17:00 ※入館は16:30まで

休館日

特別展会期中は無休

月曜(祝日の場合は翌平日休)、年末年始

駐車場

近隣駐車場(有料)をご利用ください

公式サイト

https://www.hiroshima-museum.jp/

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担当ライター

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