株式会社peekaboo(ピーカブー)小村佳子代表インタビュー!会社設立の想いや周囲が語る人物像もご紹介
2016年、広島市内に、子どもを預けてそのすぐ横でママが働けるオフィス「株式会社peekaboo(ピーカブー)」は誕生しました。設立したのは、自身も子育て中のママである小村佳子代表。ピーカブー設立後もさまざまな事業を展開し、2022年には内閣府男女共同参画局実施「⼥性のチャレンジ賞特別部門賞」も受賞した、とてもパワフルな女性です。
これだけ聞くと「私とは別次元の人…」と感じるかもしれませんが、実際には仕事と育児の両立に悩んだ経験も持つ一人のママ。今回は、そんな小村代表の素顔から今後のビジョンまで、とことん掘り下げてみました!
peekaboo(ピーカブー)小村佳子代表ってどんな人?
株式会社peekaboo(ピーカブー)はスタッフの9割以上がママの会社!
広島県内に4つの拠点を構える、株式会社peekaboo(ピーカブー)。WEBライティング事業・アウトソーシング事業などを展開しています。現在は170名以上のスタッフが在籍しており、なんとその9割は子育て中の女性!
オフィス併設・利用料無料の企業内保育園があり、授乳室も完備なので、「産後すぐに働きたい!」という0歳児ママでも安心して仕事を始められます。
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peekaboo(ピーカブー)小村佳子代表が起業に至った想いとは?
その後、結婚・出産を機に2016年に株式会社CREATIVE LABへ転職。子育て女性のキャリア支援を目的としたピーカブー事業をスタートする。起業後まもなく黒字へ導き、半年後には分社化。一方で、幼児教育専門家の資格を取得し、2020年、ニュージーランドをはじめとした幼児教育先進国のカリキュラムを採用する日本初の保育園「peekaboo幼稚舎」を開園。
現在 、ピーカブーのオフィス4拠点、保育園3園(うち1園は幼稚舎) を運営する。
現在、3児の母でもある小村代表。
結婚した当時、在籍していたリクルートライフスタイルで責任ある役職を任されており、「出産後も、子育てしながらキャリアアップしたい!」と意気込んでいたそう。
小村代表 「ところが長男出産後にいざ仕事復帰してみると、仕事も育児も周囲に助けてもらってなんとかこなす状況で、将来への不安を感じました。そこで世の中のママに目を向けてみると、周囲に頼れる人がいないなどの理由から転職・退職を選ぶ女性も多く…女性が『子育てしながら自分の人生を歩むこと』の難しさに気付いたんです」
そんな折、小村代表の脳に浮かんだんのが、“無料保育園に子どもを預け、ママは隣のオフィスで働ける”という、ピーカブーの原型となる会社像だったと言います。
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ママも子どもも“一緒に成長できる環境”を
小村代表「ピーカブーを立ち上げるにあたり、ママに働きやすい環境を提供するだけでなく、ママたちが仕事を通して自分に誇りを持ち、さらには『未来の選択肢』を増やせる職場にしたい、そう考えました」
そのためピーカブーの職種は、WEBライターやテレフォンアポインターなど、どれも知識やスキルが身につくものばかり!子育てが落ち着いた後も、培ったスキルを活かしたさまざまな仕事の選択肢が考えられるのです。
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「働くママたちにとっては、子どもを預ける環境もとても重要 」と語る小村代表。保育園の在り方にもこだわり、保育料無料と言えど保育の質は決して落とさず、子どもたちが安心してのびのびと過ごせる環境を用意しています。
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小村代表のこうした取り組みは社会的にも認められ、最初にも触れた通り、2022年には内閣府男女共同参画局実施「⼥性のチャレンジ賞特別部門賞」を受賞。これは、デジタル社会への取り組みが評価されての受賞でした。
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peekaboo(ピーカブー)ではフランチャイズ事業も!「ママが成長できる場所」を全国に
小村代表「ピーカブーの実績を、ママのための職場づくりのロールモデルとして、広島から全国に広げたいと考えています」
その取り組みはすでにスタートしており、ピーカブーでは現在、WEBライティング事業を中心に「peekabooモデル」をフランチャイズ事業として展開中!現在、山梨や静岡でオフィスがオープンしています。
さらに2023年4月には、鹿児島県出水市にもpeekaboo鹿児島がオープン予定です。
peekaboo(ピーカブー)スタッフが語る!小村佳子代表ってこんな人♪
今回は、小村代表のすぐそばで働く人にもインタビュー!ピーカブー取締役の松田美保さん、小村代表が手掛ける「peekaboo(ピーカブー)幼稚舎」の園長・田上恵先生にも、小村代表について話を伺いました。
ピーカブーの取締役の松田美保さん
松田さん「小村代表は、穏やかで、他の人が気づかないところにも気づける人。たくさん事業を手がけているけど、どれもきちんと把握していて『今ここ大丈夫?』と、絶妙なタイミングで気にかけてくれます」
その様子に、社内では「小村代表って実は何人かいるんじゃ…?」という声もあるとか!
また松田さんには、小村代表の言葉で特に印象にのこっているものがあるそう。
松田さん「小村代表がよく口にするのが、『ママだからといって、子どもを言い訳に仕事の質を落として良いわけではない』という言葉。こうした社長の姿勢が、今のピーカブーの社風にもつながっていると感じます」
小村代表は、話すとパワーをもらえる人♪peekaboo (ピーカブー)幼稚舎園長・田上恵さん
ピーカブー幼稚舎園長の田上恵先生
「一緒に働く仲間や子どもたちに対してとても愛情深く、常に相手ファーストで考えて的確なアドバイスができる方だと思います」
小村代表は、保育の夢を語り合える貴重な存在だと語る田上先生。そんな田上先生がいつも驚かされているのは、小村代表の抜群の行動力なんだとか。
「自分がいいと思ったら実行に移す、有言実行の人。幼稚舎開設の際には、幼児教育先進国であるニュージーランドに自ら足を運び、私たちスタッフも現地研修に送り出してくれました」
一方で、意外な一面もあるそうで…。
「子どもの前だとついママの顔に戻り、デレデレに。クリスマスやハロウィンでは気合の入った仮装で登場するサービス精神旺盛な一面もあり、とても面白く、可愛いらしくも感じます」
peekaboo(ピーカブー)小村佳子代表の今後挑戦したいこととは?
最後に小村代表に、今後のビジョンについても伺いました。
今後は、これまでの経験を元に”人に伝える”仕事も
最近は講師として登壇する機会も増えたという小村代表。
小村代表 「今後は、こうした伝える仕事も大切にしていきたいと思っています」
2023年2月頭にゆめタウン広島で開催された、それぞれの“私らしい働き方”を応援するイベント「わたしごとフェスタ広島」でも、講師として登壇。「ママが子育てしながら、未来の選択肢を増やす方法」というテーマのもと、子育てしながら働くメリットや大切なポイントなどを伝えました。
さらに2月末にオンラインで開催されたJICA中国青年研修事業「ヨルダン・トルコ職業訓練コース」では、研修講師として、ピーカブーの取り組みを海外の行政官の方に向けて紹介。
国内外問わず、自身の経験や考えを発信している小村代表の、今後の活動にも注目です!
自身も決して歩みを止めない!ずっと考えていた美容分野にも挑戦
2022年4月には「一般社団法人YAYOI MEDICAL」を設立。2023年夏には美容クリニック「YAYOI CLINIC」がオープン予定です。
小村代表「『大好きな美容に関わる仕事がしたい』というのがかねてからの夢で、オープンまで1年以上かけて準備をしてきました」
2023年は小村代表にとって新分野の開拓という、大きな飛躍の年になりそう☆
広島ママたちのキャリア実現だけでなく、自分自身の成長のためにも挑戦し続ける小村代表。そんな姿勢が多くのママたちに勇気を与え、会社を動かす原動力となっていることが分かります。
ピーカブー小村佳子代表の想いがママの働き方を変える原動力に!
ピーカブーの職場づくりをモデル化し、広島から全国へと発信し続ける小村代表。その取り組みが実を結んでいるのは、小村代表自身のママとしての実体験にもとづく、強い信念があったからこそでしょう。
ピーカブーが気になった広島ママは、お仕事説明会・園開放にお申込みを。小村代表とともに成長し続けるピーカブーで、あなたも夢への第一歩を踏み出しませんか?
お仕事説明会・園開放の情報は株式会社ピーカブーの公式HP ・公式インスタグラム をチェック!
【株式会社peekaboo】
所在 |
【本社&八木オフィス】 広島県広島市安佐南区八木1-20-12セセラガーデン1F 【袋町オフィス】 広島県広島市中区中町1-29 ラ・テール袋町公園前2F |
電話 |
082-873-3400 |
公式サイト |
公式サイト:子育てママの働くオフィス「peekaboo(ピーカブー) 」 公式Instagram:@peekaboo.hiroshima peekaboo代表 小村佳子Instagram:@peekaboo.keiko_komura |
担当ライター